共通テストの現代社会で効率よく8割を取る方法と10割を目指す方法を解説
センター現代社会で8割取るためには重要用語の暗記と意味の理解が大切
センター現代社会のグラフの問題は絶対に取りこぼさないように!
センター現代社会で9割~10割を狙っていく勉強法と受験についての注意点
まとめ
共通テストの現代社会で効率よく8割を取る方法と10割を目指す方法を解説
今回は、共通テストの現代社会対策についてご紹介します。
現代社会は、政治経済と倫理の内容を合わせて易しくしたような内容のため、日ごろから社会に関する情報に興味を持っている人であれば勉強しなくても7割近くの点数が取れる科目です。また、ポイントを抑えれば少ない勉強量で8割が目指せます。さらに、時事問題などを仕上げれば9割や10割を目指すことも可能です。
そこで今回は、共通テストの現代社会の直前対策について解説していきます。
センター現代社会で8割取るためには重要用語の暗記と意味の理解が大切
まず、現代社会の内容に関して、重要用語を暗記することが大切です。この時、語句を言葉として覚えるだけでなく、その用語の意味や関連する知識についても理解しておくようにしましょう。
センター現代社会では、問題文を読み取って答えさせるような問題が多いです。そのため、知識を丸暗記しているだけだと、問題文で聞かれていることが何なのかが分からず答えに詰まってしまう可能性があります。そうならないように、意味とセットで重要語句を理解していきましょう。
なお、この時おすすめの参考書は『完全マスター共通テスト現社問題集』または『現代社会集中講義』です。どちらも、共通テストで押さえておきたい基本的な語句について一通りまとまっています。さらに、現代社会の直前対策としては、これらの問題集を使いながらいかに早く過去問演習に取り組むかが重要です。
問題集の勉強を始めると同時に共通テストの過去問の演習もスタートしてください。共通テストの実際の問題としてどのような形式で出題されるのかを理解した上で問題集に戻ったり、問題集を理解したうえで過去問にまた取り組むといった反復が有効になります。
センター現代社会のグラフの問題は絶対に取りこぼさないように!
共通テストの現代社会で出題されるグラフの読み取り問題は、知識がなくても問題文をヒントにして解けるようなものばかりです。そのため、グラフの問題で失点してしまうと手痛いミスとなってしまいます。過去問演習を徹底的に繰り返してグラフ問題に慣れておくようにしましょう。
また、グラフの問題以外にも、共通テストの現代社会では選択肢に書かれている情報をヒントにして答えを導き出せるようなものが多いです。基礎の問題集をしっかり仕上げて基本用語を抑える段階で、周辺の関連知識も理解しておくようにすれば、選択肢に書かれている内容をヒントにして解く力がアップします。
センターの現代社会の得点を直前に少しでもアップさせておきたい人は、グラフの問題の練習と、基礎用語の徹底的な反復に注力しましょう。
センター現代社会で9割~10割を狙っていく勉強法と受験についての注意点
現代社会の問題では、しっかりと対策をすれば9割や10割といった高得点も狙えます。基礎用語をしっかり仕上げて8割程度の点数が安定してとれるようになったら、過去問演習を繰り返しつつ、同時に時事問題対策を行っていきましょう。
現代社会では毎年、時事問題をテーマにした問題が出題されます。その年度の入試で扱われる可能性の高い重大ニュースをまとめた教材が書店などに毎年並びますので、時事問題対策はそれらの問題集を使って仕上げていってください。
なお、このほかの共通テストの現代社会の注意点としては、入試科目として使える大学が限られていることが挙げられます。せっかく勉強しても、入試の時に使えなければ意味がなくなってしまうので、改めて入試要項を確認してみてください。併願で受験する大学で政治経済が使えないようであれば、他の社会科目を選択するのがおすすめです。
そして、もう1つの注意点が、現代社会で9割や10割を目指す場合には、それ相応の勉強時間が必要になってくるということです。7割や8割の点数であれば短期間でとれるようになる科目ですが、高得点を取るためにはそれなりに勉強時間が増えるので、勉強効率に十分注意してください。
まとめ
今回は、共通テストの現代社会の直前対策についてご紹介しました。
共通テストの現代社会は、勉強しなくても7割程度取れてしまう科目です。そのため、志望している大学で共通テストの現代社会が利用できるのであれば、勉強時間を抑えながら高得点が狙えます。ただし、現代社会を選択できる大学は限られていますので、その点には注意しましょう。
8割程度の得点までであれば、基本用語を扱った問題集をやりこんで重要語句を暗記することで到達できます。この時、語句を丸暗記するだけでなく、その語句の意味や背景知識も押さえておくようにしましょう。それから、グラフの問題は問題文を読めば解けるようなものが多いので、失点しないように要注意です。
9割から10割といった高得点を取りたい人は、時事問題対策と過去問演習を繰り返すことで現代社会を仕上げていってください。ただし、9割以上の得点を狙っていく場合にはそれ相応の時間と労力がかかりますので、直前期の対策として現代社会の勉強が本当に最重要かどうかをよく考えた上で勉強していきましょう。
今回お伝えした情報を参考に、共通テストの直前対策を迷いなく進めていってください。