共通テスト直前対策【国語】|国語で8割・10割を取る方法

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共通テストの国語で8割、そして10割を目指すための直前対策のポイント
共通テストの国語で8割取るためには2択からの絞り込みテクニックが大切
8割取るためには小説であれば前後の文脈、評論は全体の構造を俯瞰して解くことが大事
10割を目指すためには時間配分や設問の読み解き方が重要
まとめ

共通テストの国語で8割、そして10割を目指すための直前対策のポイント

共通テストの国語で8割を目指すためには、選択肢を正確に選ぶためのテクニックが大切です。そして、10割を目指すには時間配分や設問から正解を導く判断力が試されます。そこで今回は、それぞれの点数を目指していく人が直前期の今、どんな勉強をすればよいのかというポイントについてまとめました。

共通テストの国語はどのように対策すればいいかわからないという人でも、今回ご紹介するポイントに注目して勉強をすれば点数アップが見込めます。読解力アップなどの身に付きにくい地力の部分ではなく、共通テストの解き方のテクニックで点がアップできる部分がありますので、ぜひ参考にしてください。

それでは、共通テストで8割、そして10割の得点を取るための勉強のポイントについて、具体的に見ていきましょう。

共通テストの国語で8割取るためには2択からの絞り込みテクニックが大切

共通テストの国語で8割を取るための最初のポイントとして、2択まで絞り込んだ選択肢を最後にどう見極めるかのテクニックがあります。共通テストの国語の問題では、一見すると両方とも正解と思えるようなややこしい選択肢が2つ残る場合が多いです。この時、きちんと正解を導き出すために有効なテクニックが傍線部の見直しです。

問題で扱われている傍線部について、本文に戻って言い換えや主語、指示語をしっかり確認しましょう。特に、共通テストの現代文の問題では、傍線部分であえて省略されている内容があったり、指示語が具体的に何のことを言っているのかわかりにくかったりする場合があります。そのため、紛らわしい選択肢が残った場合は傍線部の読み返しを徹底しましょう。

また、最後に残る2択としては、片方が抽象的、もう一方が具体的で一見すると本文の内容がきれいにまとまっているようなものというパターンが多いです。この時、きれいにまとまっているような選択肢の中には、本文の内容と決定的に矛盾するような情報が含まれていたりします。そのため、選択肢と本文の情報をしっかり整理して、間違ったことを言っていないかどうか、間違っているとしたらその部分はどこなのかをはっきりさせることが大切です。

このような形で、選択肢を正確に吟味することを意識して対策を進めていってください。

8割取るためには小説であれば前後の文脈、評論は全体の構造を俯瞰して解くことが大事

センターの国語で8割を取るためのポイントとしてもう1つ挙げられるのが、各大問の最後の問題の解き方です。

小説に関しては、前後の文脈と話がつながっていない選択肢や、意味がかみ合わない選択肢を除外すれば正解を導き出すことができます。評論の問題については、本文の文章構造を俯瞰するような読み方が大切です。『入試現代文へのアクセス 基本編』や『現代文読解力の開発講座』などの教材では、評論の読み方についての解説が詳しく載っていますので、評論の問題が苦手な人はこれらの参考書を復習することをお勧めします。

10割を目指すためには時間配分や設問の読み解き方が重要

センターの国語で10割を目指す場合、大切になってくるのは時間配分や解く順番に加えて、設問の読み解き方といったポイントです。

共通テストの国語では評論、小説、古文、漢文の4つが出題されますが、基本的に一番時間がかかるのは評論の問題です。そのため、時間配分としては「評論25分、小説20分、古文20分、漢文15分」や、「評論30分、小説20分、古文15分、漢文15分」、または「評論30分、小説15分、古文20分、漢文15分」など、評論に時間をかけるパターンをおすすめします。

時間配分に自信がない人であれば、手早く解ける大問4の漢文を先に解いて、そのあと大問2の小説、大問3の古文、そして最後に大問1の評論という順番で解いてみるのもよいでしょう。時間配分や解く順番については、自分が最も効率よく解いていける順番を見つけておくことが大切です。

そして、10割を取るためのもう1つのポイントが、本文の作者と設問の作者は違うということです。設問の中には、本文と100%内容が合致していない選択肢であっても正解となるものが多々含まれます。そのため、過去問を解く中で「なぜこの選択肢が正解になるのか?」「なぜこちらの選択肢は誤答と言えるのか?」といった、設問のパターンを読み解く訓練をしておきましょう。これによって、共通テストの設問を見て解き方のパターンが読み取れるようになれば、10割を取ることが可能です。

まとめ

今回は、共通テストの国語で8割、そして10割の点数を取るための対策方法についてご紹介しました。

共通テストの国語の問題では、選択肢を正確に見極めるためのテクニックと、時間配分が大切になってきます。また、現代文に関しては、本文の内容が正確に読み取れたからと言って必ずしも設問に答えられるわけではないのが注意すべきポイントです。間違った選択肢には、誤答と言いきれる明確な根拠が必ずありますので、その部分を見極めるためのトレーニングをしていきましょう。

過去問を繰り返し解いていく中で、共通テストの選択肢の取捨選択テクニックをきっちり抑えて、ぜひ高得点を目指してください!

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