読み間違い原因編と読み間違い解決編

やった分だけリターンのある科目

現文古文漢文3つ同時に始めるべきなのかどのタイミングで始めるべきなのかわりとみんな悩むところです。漢文は最低限古文の基礎が終わってから。同時にはやらない方が良い科目です。書き下し文にした文章っていうのは現代文じゃなくて古文になるので、漢文を書き下し文にしたときに読む能力がないと訳せないです。古文が読めなかったら漢文も基本的に読めない。漢文の文書や設問は国語の中でも割と難易度は優しめでわかりやすいストーリーや設問が多い科目です。

漢文が難しい、できるようにならない原因は・・・

漢文が苦手で漢文を難しいと思っているなぜ漢文ができるようにならないのか、それは漢文が「漢字」でできているからです。そのままだと意味が不明でひらがなが無いです。ひらがなが無いから漢字だけで全部の文章を表すと、漢字そのものの意味はないようなものも漢字で置かれていることがあったりします。それを普段読み慣れている漢字の意味のように捉えてしまうと意味がわからなくなってきてしまいます。漢文を書き下し文にした時に古文の文章になるということは省略の多い文章ということです。まず漢字で内容を読み間違え、省略が多いから人物関係が抑えられず、その結果読み間違いが起きる。漢文の恐ろしいところは、それでも話の筋は通ってしまう。それ位、内容は難しいものでは無いです。間違えて読んだ時用の選択肢が用意されていて、間違えても成立するストーリーができるようになっている問題が多い。

1番の苦手要因になっている理由は?

漢文が苦手な人はまず基礎の文法をやっていないと言うこともあるが、オリジナルストーリーを作ってしまう可能性が高いと思います。そうならないために1つは古文の読み方をきちんと身に付けましょう。そうすれば省略を補う練習もできるようになって、漢文が読めるようになってくる。

漢文の基礎を知って得点を着実に積み上げる

必須!句法と音読をおさえる

漢文ができるようになるためには、書き下し分にする必要があって、句法をおさえさえすればできます。しかし、句法をおさえて書き下し文に順番を並べ替えて読みやすい文章にしただけですと、漢字を読み間違える可能性は残ってます。それを防ぐために、音でとらえます。「音読」するという意味です。

漢字で間違えるなら、ひらがなで

漢文の漢字を意味のイメージを先行させてしまい読み間違えるなら、ひらがなでおさえてしまいましょう。ひらがなでおさえるためには、音読してみましょう。実際に音を出さなくても、口を動かしてつぶやいてみて下さい。

漢文も古文と同じことをやっていくだけ

漢文の場合は漢字が先にあって、書き下し文にして読んでいく。ただ、苦手な人は漢字の意味で先に読んでしまうから混乱してしまう。そうでなく、漢字を音でとらえて文章の内容として適切な漢字を自分で当てはめてみてください。読み間違える要因を取り除いてしまえば、文そのものは簡単なのが古文の特徴です。漢文でも古文と同じ要領でやっていくだけですね。

難易度の高い漢文は何がでてくる?対策は?

融合問題と記述論述

漢文の難易度が上がった問題とし出てくるのは、融合問題か記述論述の2つ。現代文、古文、漢文が融合した問題。現漢、古漢、現古漢・・・もあります。

融合問題はどうやって扱う?

実は融合問題はヒントが多くて、解きやすいです。融合する問題文の片方の意味が分かっていれば、もう片方を読む時にはヒントになるという形式だから、最低限の基礎を押さえてその形式自体に慣れれば解ける問題です。それでも読めない場合は漢文の難易度のせいではなく、現文か古文の方が難しくて、漢文の方だけではヒントが足りなくて内容がわからないケースの方が多いです。

漢文は難易度が低く、得点のチャンス

勉強量は国語の中でも一番の少なさ

センターでは漢文は長いし難しいイメージがありますが、勉強方法さえしっかりおさえてしまえば、使う参考書は国語の中で1番少ないです。基礎から順に積み上げれば普通にできる内容です。
東大のように記述があり、国立の大学のように二次の記述論述のある場合に関しては、正確に書き下し文にできるか、古文と同じように省略を補った上で訳が書けるようになるかの2点がきちんとできていれば合格点は取れます。

難易度は優しい分着実に得点をとりにいく

漢文そのものは国語の中でも1番難易度は優しい科目です。得点源になりやすい分、配点は高くないですが、しっかり基礎から積み上げていって、短時間で終わるので着実に使えるようにしていきましょう。

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