現代文のおすすめの参考書17選!大学受験に向けた参考書の選び方

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現代文は日本語ということもあり、一見簡単そうですが、奥が深いですよね。

中々点数が上がらず困っている人も多いのではないでしょうか。

そこで、今回は現代文の勉強法やおすすめ参考書を紹介します。

語句や漢字に関する参考書も紹介しているので是非参考にしてみてください。

現代文を解く時に重要なこと

文章を読んで問いに答える現代文。

そんな現代文の問題にフィーリングで答えると中々正解できないなんてことは良く起こりますよね。

そこで、現代文を解くときに重要なことを3つご紹介するので参考にしてみてください。

根拠を持って答える

現代文で最も大切なことは「根拠を持って答える」ことです。

しかし、問題を解いていると、答えが断言できない、つまり自分の答えに自信が持てないけれど入試では答えを書かなければいけない、という状況が生まれてしまいがちです。

断言できるような解答を書くには常に“根拠”に意識することが重要となりますので、問題の演習の時から常に”根拠”に意識する癖をつけましょう。

問題の出題者も、正解の回答を答えにした理由があり、それが答えの根拠になっています。

まずは現代文の参考書や問題集の「解答解説」を読んで、根拠を持って考える習慣をつけるのがおすすめです。

また、まったく知識がない場合は、小論文のネタ本などを読み、知識を入れておくのも良いでしょう。

文章を「客観的」に読む

現代文の参考書を解いたり授業を受ける時には、主観を挟まず、客観的に読むことが重要です。

ここで言う客観的にとは本文に書いてあることを読み、自分の推測などで答えを選ばないということです。

読んでいる際に頭を使っている以上、慣れていないと書いていない情報などを勝手に推測して読んでしまうことがあり得るので注意しましょう。

本文をそのまま読むだけではなく、本文に書かれた情報のみを駆使して考えるということが現代文における「客観的」に読むということであるという認識を持っておきましょう。

選択肢問題は間違い探し

間違いを探していくためには、比較できる正しいものが本文中に存在し、それがどこに書いてあるかわかっていることと、どのような間違いがあるかをある程度予測が立てられることが重要となります。

また、間違いを探す際にどういった間違いがあるかをある程度予測ができていれば、一からすべて探すよりもかなり探しやすくなるはずです。

現代文の問題は、本文は違っても設問のつくりは基本的に同じなので、間違った選択肢の方向を覚えていくことで、読みやすさは格段に上がります。

問題を解くことで成績を上げていくためには、この部分を鍛えていく意識を持って取り組んでいくことが必要です。

現代文のおすすめ参考書

ここからは現代文のおすすめ参考書を13個ご紹介します。

それぞれの特徴と共にご紹介しているので自分に合った参考書を見つけてみてください。

自分に合った参考書を使って成績アップを目指しましょう。

①田村のやさしく語る現代文

田村のやさしく語る現代文

現代文の読み方の中でも、これから現代文の勉強を始めるという方や現代文に苦手意識があるという方へ向けて書かれた入門向けの参考書です。

前半では現代文の読み方や問題の解き方といった基礎的な部分を、後半では実際の問題を使った演習が紹介されています。

現代文を解く上で無くてはならない読解力を培うことができる構成となっており、参考書としてはもちろん、問題集として使用することが可能です。

②入試現代文のアクセス 基本編

入試現代文のアクセス 基本編

現代文の本格的な演習用として最初にやるべき現代文の参考書です。

現代文の参考書として難易度はそれほど高くなく、詳しい解説が載っているので、しっかりと読んで理解し、問題を完璧に解けるよう仕上げていきましょう。

なぜその答えになるのかという根拠を本文中から探せるように練習しておくと◎。

③入門編 現代文のトレーニング

入門編 現代文のトレーニング

国立志望者向けにつくられた様々な形式の問題を解いていくタイプの現代文の参考書です。

入門と書いてありますが参考書として難易度はそれなりに高いので注意しましょう。

解説は易しいとは言えませんが、詳しく記載されているので、丁寧に仕上げていきましょう。

④解決!センター国語 現代文

解決!センター国語 現代文

共通テストの現代文を解説している参考書です。

かなり難易度が高く、高得点狙いの受験者向けの参考書となっています。

正解を導くためにはどの部分を気にしていけばいいのかを学んでいきましょう。

⑤マーク式基礎問題集 現代文

マーク式基礎問題集 現代文

センター形式の問題集です。

センター本番と比べると文章が短く、難易度も易しめとなっています。

現代文の過去問に入る前の練習として、選択肢の切り方ができるようになっているかを意識して解いていきましょう。

⑥共通テスト過去問研究 国語

共通テスト過去問 本試

共通テストの過去問を実際に解き、どの程度できるようになっているかを確認します。

時間は評論30分以内、小説20分以内を目標に読んでいきましょう。

⑦現代文読解力の開発講座 <新装版>

現代文読解力の開発講座 <新装版>

難関大学が志望校の学生へ向けた、現代文の読み方を学習していくための現代文の参考書です。

これまでの現代文 参考書よりも、本文をしっかり読んでいくタイプの参考書となっているので、慣れないうちはかなり難易度が高く感じるでしょう。

最初のうちは何回も読み返して、内容を理解していきましょう。

⑧入試現代文のアクセス 発展編

入試現代文のアクセス 発展編

開発講座で学習した内容を実際の問題で演習していきます。

問題の難易度自体は開発講座のほうが難しい場合もありますが、自力で読めるようにしていくという点においてはこちらの方が難易度は高いです。

基本編と同じく、解説を読み込み完璧に仕上げていきましょう。

⑨現代文と格闘する

現代文と格闘する

現代文を本格的に読解していくための現代文の参考書です。

要約問題などもあり、設問・解説ともに非常に難易度が高い参考書となっています。

この時点で、この参考書で要求されているレベルまで本文を読むということを意識している受験生は少ないので、この参考書を通してできるように仕上げることで周りと差をつけていきましょう

⑩入試精選問題集 現代文

入試精選問題集 現代文

様々なジャンルの文章を扱っている現代文の問題集です。

このレベルの参考書の中では、解説が非常に詳しく丁寧なので、問題を解くだけでなく、解説を熟読しておくと良いでしょう。

記述の問題がかなり多いので、国公立志望の受験生におすすめの問題集となっています。

⑪私大編現代文のトレーニング

私大編現代文のトレーニング

私立向けの現代文の参考書の中では非常に難易度が高いです。

本番の入試よりも難しいような問題もあるので、過去問を解く時間以外に余裕がある場合にはやっておくとよいでしょう。

解説は詳しいですが難易度が高いので、あまり解説の理解に力を入れすぎず、問題を正解できるようにすることに意識を向けておくと良いでしょう。

⑫得点奪取現代文

得点奪取現代文

記述・論述問題の練習用の現代文の参考書です。

書くことに慣れていき、字数に合わせた書き方や採点基準を理解していきましょう。

記述・論述は解答の書き直し作業が増えるため、他の現代文 参考書よりもできるだけ回数をこなしたほうがよいです。

ただし、解答の丸暗記は絶対にしないように注意しましょう。

⑬記述編現代文のトレーニング

記述編現代文のトレーニング

国立向けの現代文 参考書の中では非常に難易度が高いです。

東大などを志望していて、難易度の高い現代文の練習をしたい人や、採点基準をしっかり知っておきたい人向けの現代文の参考書です。

問題数が多く、書き直しも含めるとかなり時間がかかるので、余裕がある人はやっておきましょう。

漢字・語句の勉強法

漢字・語句の勉強法をする際は、ただ闇雲に暗記すればよいという訳ではありません。

そこで、ここからは漢字・語句の勉強法についてご紹介します。

以下でご紹介する勉強法を参考にして、効率的に漢字や語句を覚えていきましょう。

読解の合間に勉強する

漢字と語句は読解を進めながら合間に学習をしていきましょう。

漢字は、選択問題、記述問題どちらも出てくるので、基本的には書いて練習し、反復練習を行うことで同音異字などを見分けられるようにしておくと良いです。

難易度の高い大学では、本文の内容から漢字を推測して書いていく問題も出てくるので、意味や使い方を覚えていないと間違える可能性が高いので注意しましょう。

一方語句は、量を増やすことよりも同じテーマの文章の中で関連して覚えることを意識し、類義語、対義語、関連語に目を向け、単独の語句だけで意味を増やすことがないようにしておくことが重要です。

例文を交えて使い方を意識して覚える

漢字問題に関しては、文章中の漢字・語句を答えるケースがほとんどです。

この場合、意味を意識して漢字を選ぶ必要があるため、漢字・語句を覚える段階からどんな文章で使って、どんな意味かを覚えておく必要があります。

ひたすら漢字を書いて、書けるようになったはいいものの、文章で出てきたらわからないということがないように気を付けましょう。

漢字・語句のおすすめ参考書

ここからは、使用する現代文の参考書と大まかな使い方をご紹介します。

漢字と語句を勉強するには参考書を使うことをおすすめします。

自分に合った参考書を見つけて国語の成績を上げていきましょう。

漢字|入試 漢字マスター 1800+ 三訂版

入試 漢字マスター 1800+ 三訂版

漢字の横に意味が書いてあり、語彙力の強化にも使える参考書です。

書きA、書きBとセンターは基本的に必須で、四字熟語と漢字Cは志望校に応じて必要な人だけやっておくとよいでしょう。

それほど時間がかかる教材ではないので、読解をやりつつ、少しずつ進めていきましょう。

語句|ことばはちからダ

ことばはちからダ

語句を扱った参考書の中では用語数が少ないです。

ただ、その分1つ1つの説明は詳しく、その言葉を扱った例文もついています。

大学受験の現代文を学習していくうえで最低限知っておくべき語句を扱っているので、現代文学習の初期段階でマスターしておきましょう。

語句|現代文キーワード読解

現代文キーワード読解

ことばはちからダを終えた後に、本格的に難関大に向けて知識を強化していくための現代文の参考書です。

語句もできるだけ覚えておくとよいですが、それ以上にその語句が出てくる文章を熟読し、入試本番の現代文を知っているテーマにするために利用するのがおすすめです。

この参考書に入った後はできるだけ毎日目を通し、内容に慣れておきましょう。

現代文の勉強法やおすすめ参考書|まとめ

今回、現代文の勉強法やおすすめ参考書についてご紹介しましたがいかがだったでしょうか。

現代文で最も重要なことは根拠を持って答えること、文章は客観的に読むこと、選択肢は間違い探しをすることです。

漢字と語句は読解を進めながら並行して勉強し、文章の中で使われている形で覚えると問題を解く時に使いやすいです。

本記事を参考に現代文の成績を上げて志望校合格を目指しましょう。

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