早慶レベルの進め方

早慶レベルの問題集

早慶の中でも看板と非看板と呼ばれる学部があり、早稲田は法学部と社学部、慶應は法学部がとてもきついです。なので早慶の法や社学を狙いにいくということでなければ、ひたすら過去問をやっていればいいでしょう。ただ全大学の過去問を用意するのは大変でしょうから、過去問の問題などをまとめてある参考書を使うのがいいです。「早稲田大学入試対策用日本史問題集」と「慶應義塾大学日本史用問題集」というものがあり、大問が学部ごとに並んでいるので早稲田は学部が多いので量が多いです。慶應はそこまで多くありませんが、過去問をやる代わりです。時間がなければ過去問のみをやればいいのですが、時間がある人はいろんな学部の問題を押さえるためにやるという形です。1週間で1学部ずつやっていくと早稲田は9学部あるので9週間、慶應は4学部あるので4週間の計13週で、これに復習を加えると約3か月で終わるというイメージです。全部載っているわけではなく、一部切り取ったことになるのでやれるならば全ての過去問をやったほうがいいですが、まとめて一気に整理をするのには便利です。

分野別対策

看板学部について

法や社学のような看板学部を受ける場合は分野別対策が重要です。特に社学では正誤問題がきついです。また文学部では文化構想、文化史、論述などです。なので正誤問題、文化史、論述の順番で説明していきます。

正誤問題

まずは正誤問題です。使うのは山川の「日本史B正誤問題集」です。センター形式だと思ったら早稲田系という感じで、とても難しいです。GMARCH、関関同立付近から早稲田の正誤問題、特に早稲田の正誤問題ががっつり入っています。正誤問題は知識の確認に使える面がありますが、社学の正誤問題は難易度が理不尽なものです。このレベルまでやっていても解けない問題はありますが、合格点は取れると思うのでやりこみすぎないのも大事です。正誤問題はこれをやっておけば取らなきゃいけないものは大抵おさえられると思うので、これまでの知識を確認し過去問をやりこみ、プラス正誤問題の不安をこれで消すという感じです。だから無理に取れない問題まで取ろうとはしないでください。正誤問題集は基本過去問と同時並行でやっていく感じで、かかる時間の目安は大体2か月くらいです。ただし優先度的には過去問の方が優先度は高いです。

文化史

文化史は「スピードマスター」があります。「スピードマスター」の文化史だけで覚えようとしたらあまり意味はないですが、整理の仕方が分かっている人でしたらこの参考書は非常に優れています。ただ基礎の時点ですと文化史はあまり必要なく、やっておいた方がいいのは文化史を細かいレベルで知っておく必要があるMARCH以降早慶や日本史だけ難しい国文学系の学部を受ける人たちです。この教材には30テーマがあるので、1か月から2か月以内に終わるくらいのイメージです。

論述

論述の参考書でどれがいいかは学校ごとに変わったりしますが、基本の理屈さえ押せておけば後は過去問というのがセオリーです。

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