日大レベルの日本史の勉強方法・進め方とは?おすすめ参考書と共にご紹介

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大学受験は高校受験や中学受験よりも膨大な知識量が求められます。

特に日本史は、中学レベルの内容よりも細かく発展的な知識が問われるため、入念な準備が必要です。

しかし、「日大レベルを目指しているけれど、日本史をどのように勉強すればいいかわからない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこで、この記事では日大レベルの日本史の勉強の進め方やおすすめの参考書をご紹介します。

効率的に勉強して、志望校合格を目指しましょう。

日大合格レベルの日本史の勉強方法・進め方

結論から言うと、日大レベルで目指すべきところは共通テストやセンター試験の過去問で7~8割程度を得点できるレベルです。

基本的な部分を徹底すればそのレベルまで持って行くことができます。

まずは講義系の参考書を使って用語や流れを頭に入れる必要があります。

この時、知識が十分に頭に入っていない段階で問題集に入ると、「全く解けない」という事態になりかねないため、講義系の参考書を蔑ろにしないようにしましょう。

その後、問題集や過去問を使って演習を積むことで高得点を狙えるようにしていくことがおすすめです。

日大レベルの日本史のおすすめ講義系参考書

日本史は細かいので、最低限の基礎で収まっている教材を最初に使うことが大事です。

つまり、出来るだけ早く終わる教材を1冊使って何度も周回するということを最初はやった方がいいということです。

プラス用語だけを丸暗記して1問1答のような覚え方をしても意味はないので、知識の整理という意味で流れと共に覚えることができる講義系の参考書を使っていくことが重要です。

この部分では、日大レベルの日本史のおすすめ講義系参考書を3つ紹介します。

  • 教科書よりやさしい日本史
  • 日本史B講義の実況中継
  • 金谷の日本史 なぜと流れがわかる本

教科書よりやさしい日本史

教科書よりやさしい日本史

「教科書よりやさしい日本史」、「教科書よりやさしい日本史ノート」は本当に教科書より優しいと言える参考書です。

どのように優しいかというとイラストが多く、基本見開きページでテーマが整理されており、ノートの方も対応している形になっています。

覚えるべき日本史の内容が最低限の内容としてまとまっており、最初の出来事整理という意味で使いやすいでしょう。

紹介している教材は「実況中継」の石川先生の教材で、ちゃんとレベルをおさえてくれている非常に良い教材です。

なので例えば日本史をやりたいけれども学校ではちょっとうまくいかなかったという人や、全くやっていないから受験で日本史をやるのが不安だなという人はこの教材からやっていくといいでしょう。

これだけをやるのならば大体1か月半ぐらいあれば一通り終わると思うので、まずはそれを目標にやるのがいいのではないでしょうか。

ここで日本史は大体こういうことをやるんだということを掴むといいでしょう。

日本史B講義の実況中継

日本史B講義の実況中継

「日本史B講義の実況中継」は、入試問題に密着した講義系の参考書です。

この参考書は、「実況中継」という題名の通り、話し言葉で書かれているため、普段活字を読むのが苦手という方でもスラスラ読むことができるでしょう。

また、別冊の講義ノートに本編の内容をまとめることができ、そこに学校や問題演習の中で出てきたことを書き加えていくことで、自分のオリジナルノートを作ることもできます。

「硬い文章は苦手!」という悩みを抱える人におすすめな参考書です。

金谷の日本史 なぜと流れがわかる本

金谷の日本史 なぜと流れがわかる本

「金谷の日本史 なぜと流れがわかる本」は、日本史を丸暗記するのではなく、納得して覚えることに重点を置いて編集された参考書です。

そのため、出来事と出来事の因果関係が明確に記されており、理由や流れと共に用語を覚えていくことができます。

また、内容をコンパクトにまとめたCDがついており、本編の読後に復習として隙間時間に何度も聞くことができます。

「日本史の内容が頭に入ってこない」「用語の丸暗記になってしまっている」という方におすすめです。

日大レベルの日本史のおすすめ用語集/問題集

講義系の参考書である程度知識を頭に入れたら、演習の段階に進んでいきましょう。

問題演習を行う上で1番重要なことは、復習をすることです。

出来なかった問題を自分が使っている講義系の参考書などで復習し、再び似た問題に出会った時に正答できるようにしましょう。

この部分では、日大レベルの日本史のおすすめ用語集/問題集を紹介します。

  • 時代と流れで覚える!日本史B用語
  • 共通テスト/センター試験 過去問
  • はじめる日本史 要点&復習 改訂版

時代と流れで覚える!日本史B用語

時代と流れで覚える!日本史B用語

「時代と流れで覚える!日本史B用語」は一般的な一問一答形式の問題集とは異なり、流れを確認しながら用語を答えていく形式の用語集となっています。

そのため、頭にしっかりと知識が定着し、入試問題で様々な角度から知識を問われても対応することができる力が身につきます。

全部で160ページであるのにも関わらず、約3000語を収録しているため、効率的に学習することができます。

この参考書を何周も繰り返すことで、基本的な日本史の流れと用語のインプットが定着させることができますよ。

共通テスト/センター試験 過去問

共通テスト/センター試験 過去問

講義系の参考書や用語集などで知識のインプットを終えたら、共通テストやセンター試験の過去問を用いて知識のアウトプットをしていきましょう。

前述したとおり、最終的に目指す地点は共通テストやセンター試験の過去問で7~8割程度を取ることです。

問題演習をしていく中で、まだ知識が定着していない部分が見つかったら、そこを重点的に復習するようにすることがおすすめです。

ここまで出来たら、日大レベルの日本史に取り組めるレベルまで来ているので、志望校の過去問に取り組んでみましょう。

はじめる日本史 要点&復習 改訂版

はじめる日本史 要点&復習 改訂版

Z会出版の「はじめる日本史 要点&復習 改訂版」は、正直なところセンターの過去問よりも簡単です。

基礎の整理という観点で、様々な形で整理ができるようになっています。

例えば重要資料や1問1答、漢字練習などがあり1冊で色々な形式で練習できるため、知識の整理や使い方を学べるという意味で、日東駒専レベルの日本史ですとこのあたりが重要になってきます。

細かい知識を聞いてくるのではなく、色々な聞き方をしてくるというところがありますので、それをちゃんと覚えて演習をする必要があります。

これに関しましてはここでつまずいてしまう人はそんなに急ぐ必要はありませんので、2か月くらいかけて1冊を終わらせるイメージです。

一方でセンターの点数が高い人はすぐに終わることが予想されますので、早い人は2週間くらいで終わるかもしれません。

日大レベルの日本史を勉強する上でのポイント

ここまでおすすめの参考書を紹介していきましたが、ただ何となく参考書に取り組むだけでは得点は上がりません。

そこで、この部分では日大レベルの日本史を勉強する上でのポイントを3つ紹介します。

ポイントを押さえて効率的に点数を上げていきましょう。

  • 流れの中で用語を覚える
  • 西暦と元号を覚える
  • 知識のインプットとアウトプットを繰り返す

流れの中で用語を覚える

日大レベルの日本史を勉強する上でのポイントの1つ目は、流れの中で用語を覚えるという点です。

というのも、入試では日本史の知識を様々な角度から聞かれます。

そのため、日本史の用語を一問一答形式で覚えても、別の角度から聞かれた時に答えられないという事態になってしまいます。

そのような事態を防ぐためにも、出来事と出来事の繋がりや理由などの因果関係を意識しながら覚えていくことがおすすめです。

西暦と元号を覚える

特に日本史の史料問題は西暦ではなく元号で出てくることが多いです。

しかしその双方である程度時間軸を見ておかないと、「いつの出来事かわからない」というケースはありがちです。

そのため、西暦と元号を覚えていきます。

ただ年代暗記についてはこの時点では終わらないと思われるのでこれ以降MARCHレベルに入ったり、日大の発展に入ったりした時点でもやっていて問題ありません。

急ぐ場合、例えば年号が解けないことがセンターが解けない原因になったら早めにやったほうがいいですが、基礎知識の整理には時間がかかると思われますので年号についてはそこまで焦らなくて大丈夫です。

知識のインプットとアウトプットを繰り返す

日大レベルの日本史を勉強する上でのポイントの3つ目は知識のインプットとアウトプットを繰り返すことです。

ここで1番重要なことは「繰り返す」という点であり、知識を出し入れを繰り返すことで頭の中に定着します。

何度もやっているのに問題集に進まなかったり、問題集に入った後にインプットを疎かにしたりすると、頭に知識は定着しません。

問題演習に入ったとしてもインプットを繰り替えすことを忘れないようにしましょう。

日大レベルの日本史 合格基準

センターは週8年分、それがちょっと辛いという人は週4年分ぐらいをやって最終的には15、16年分ぐらい過去問に取り組み、その後復習などをきちんとやって8から9割ぐらいに安定するようになったら、日大の過去問を試しにやってみます。

そして7割8割いけるだろうとなったら日大の標準はクリアです。

ここまでにかかる時間は、共通テストやセンターの過去問が早い人ならば約2週間、かかる人は約1か月、また過去問のやり込みをすると考えると早い人では2か月、かかる人は3か月というイメージです。

そのため、本格的な問題演習に入る前に、知識のインプットを十分に済ませておく必要があります。

日大レベルの日本史の勉強の進め方って?おすすめ参考書と共にご紹介|まとめ

日大レベルの日本史の勉強の進め方や参考書について紹介していきましたが、いかがだったでしょうか。

確実な合格を目指すためにも、まずは講義系の参考書や用語集で知識のインプットを固めましょう。

その後、問題集や過去問の演習で知識のアウトプットをしていくことで知識が頭に定着していきます。

繰り返し学習することで日本史の点数を伸ばし、志望校合格を目指しましょう。

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