共通テストと一般入試の違い(日本史編)
記述や論述が増えるのはもちろんなのですが、大学や学部ごとに大きく傾向が変わるという違いがあります。
- 文化史がメイン
- 正誤問題がメイン
- 地図問題がメイン
- 大問の選択肢がすべてまとめて出てくる(慶応法)
- 史料問題がメイン
- 年号問題がメイン
などなど自分の志望校の傾向をちゃんと調べておかないと大変なことになります。
基礎レベルが終わったらまずは過去問を見てみて、自分が何の学習を重視するのかをしっかり調べた上でさらに学習を進めていきましょう。
使用する日本史の参考書と大まかな勉強法
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① 30日完成スピードマスター日本史問題集日本史B
穴埋め部分のみ。全ての問題が記述できるようにしましょう。
口頭でのテストが基本。自信が無い問題は記述で回答してください。 -
② 共通テスト過去問本試
目標は85%から90%くらいに設定し、解いていきますが、解きっぱなしにせずに必ず復習の時間を設けて「間違えた問題」「正解したが自信がない問題」はテキスト(石川実況中継や金谷の「なぜ」と「流れ」シリーズなど)に戻って確認し、インプットのやり直しをおこなってください。
常に「各時代のどの部分が得意か?又は不得意か?」を意識して演習・復習に取り組みましょう。 -
③ マーク式総合問題集 日本史B 2015年 (河合塾シリーズ)
河合の模試の過去問をまとめた問題集。難易度は共通テストの標準的な難易度に近いため、過去問が一通り終わったらまず最初に解いておきましょう。
使い方は共通テストの過去問と同じで構いませんが、過去問の後にやるため、過去問でやったことができているようになっているかを確認しながら解くようにしましょう。 -
④ 平成27年用 共通テスト 実戦模試 (9)日本史B
Z会の模試に加え、予想問題が1回分入っている問題集。センター向けの中でも難易度は高めで仕上げに使いましょう。
解説もかなり詳しいですが、ある程度点数が取れる状態まで仕上げておかないと使いこなせない可能性が高いです。
基礎知識はきっちり終えたうえで入るようにしましょう。
この問題集に入る時点で、点数が7〜8割程度取れていないようであれば、ここまでにやった参考書に戻って仕上げなおさなくてはなりません。 -
⑤ 元祖日本史の年代暗記法
右側ページを確認したうえで年号を覚えてください。関連事項も確認しておきましょう。