大学受験で日本史や世界史といった歴史科目が必要だけれど、どうしても苦手・難しいと感じている受験生も多いのではないでしょうか。
この記事では、日本史や世界史の苦手意識をなくし得意科目にするための3つの勉強法を、おすすめの理由とあわせてご紹介します。
「ひたすら年号や用語を暗記するのはつらい!」という受験生や、「歴史をもっと楽しく勉強したい」という受験生は、ぜひ参考にしてみてください。
歴史を好きになる工夫をする
日本史も世界史も、どちらも簡単な科目ではないので、大学受験でしっかりと点数を取るためにはたくさんの知識を覚える必要があります。
また、私立大学の受験や国公立大学の2次試験で歴史科目が必要な受験生は、日本史や世界史を勉強する「時間・期間」も長いです。

そんな長く・大変な勉強を最後までやり切るには、「歴史を好きになる」ことが大切です。
YouTube動画は歴史を好きになるきっかけとして最適
歴史科目が苦手な受験生にとって、日本史や世界史は「得意になりたいから好きになります!」と急に好きになれるものではありません。
日本史や世界史は、共通テストレベルであっても覚えることが多いため、「面白くない・難しい」と思いながら勉強するのは大変です。

そこで、好きになる「努力」が必要なのですが、その手段として最適なのが「YouTube動画」です。
YouTubeには歴史関係の動画が多くありますが、例えば、大河ドラマまではいかなくても、「二・二六事件」など重要な出来事をテレビドラマのような演出でわかりやすく解説しているものもあります。
日本史・世界史をわかりやすく学べるおすすめYouTube
中田敦彦さんのYouTubeにも日本史や世界史を解説した動画があり、歴史の全体像を捉えるにはぴったりです。

中田さんの動画は持ち前のトーク力を活かしていて飽きずに見れるので、苦手な時代・分野を集中的に見るのもおすすめです。
その他、世界史ではぴよぴーよ速報さんのYouTubeも良いでしょう。
動画は、解説がわかりやすいと評判で、その動画を再編成した参考書『小学生でもわかる世界史』も出ているほどの人気ぶりです。
文章だけでは難しい部分も映画なら理解しやすい
YouTube動画の他に、映画を見るのも日本史や世界史を好きになるきっかけとしておすすめです。

例えば、『300(スリーハンドレッド)』という映画は、古代ギリシアの都市国家・スパルタが、わずか300の兵でケタ違いの兵力を誇るペルシア軍に立ち向かった戦いを描いています。
当時のギリシャに現れた「ファランクス」という戦い方によって、戦いのフェーズが変わり様々な戦況を覆すほどの「ファランクス」の強さの秘密や、どのように戦い方を変えたのかといったことが、映画を見るとよくわかります。
映画は「動き」があるため、文章や絵だけを見るよりも、難しい用語を理解しやすいのです。
とはいえ、受験生は時間も限られていて映画をたくさん見ることは難しいかもしれないため、勉強していてわからないこと・想像しにくいことだけをYouTube動画や映画で確認するという勉強法もおすすめです。
通史を1周して全体像をつかむ
日本史や世界史が苦手という受験生は、まず通史を1周することをおすすめします。
面白さがわからないまま、古代から学習を進めていても、終わりが見えず先に進みにくくなるため、一連の流れを大まかに知るためにも1周終わらせてしまいましょう。
全体が見えれば歴史が面白くなり自信にもつながる
日本史・世界史の通史を1周することで、歴史の全体像が見えてより面白く思えますし、「これなら自分も終わらせられるぞ!」と自信もつきます。

特に世界史は、ヨーロッパ・中国・東南アジア・ラテンアメリカなど、様々な国・地域に移りながら学校の授業が進むことが多いため、各地域の歴史に興味を持ち続けにくくなります。
そこで、いったん通史を1周すると、各地域の歴史の全体像を捉えることができ、ストーリーがつながって見えてくるようになるのです。
日本史・世界史の通史の勉強におすすめの参考書
日本史であれば、『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』を使い、一気に通史で読むのもおすすめです。それほど分厚い参考書ではないので、あまり時間をかけずに通史をサクッと学ぶことができます。

世界史であれば、『大学入試 ストーリーでわかる世界史探求【古代・中世・近世】』は面白さもあるストーリー形式で読みやすいので、通史の勉強にぴったりです。
暗記と向き合う
日本史や世界史はどちらも覚える用語が多く、「暗記」は避けて通れません。
しかし、「暗記はどうしても苦手」「難しい用語が頭に入ってこない」という受験生も多いのではないでしょうか。
ここからは、暗記のメリットや、暗記が苦手な受験生におすすめの勉強法、そしてそれがなぜ効果的なのかという理由をご紹介します。
暗記すると歴史のストーリーが楽しめる
歴史の用語について、「いつかは覚えられるだろう」と思っている受験生もいると思いますが、「目の前の用語を頭に詰め込む」と意識しなければ覚えることはできません。

暗記することは、単に用語を覚えられるだけでなく、「歴史のストーリーが楽しめるようになる」というメリットもあります。
ドラマや漫画でも、登場人物がある程度わかっている方が、物語を楽しめると思います。日本史や世界史も同じで、出来事に関係する人や場所などの名前を覚えることで、点と点がつながり、ストーリーが楽しめるのです。
また、用語をある程度覚えておくと、2周目に教科書や参考書を読んだときに、より楽しく学べ、新しい発見もあるはずです。

ただし、最初に用語を暗記する作業、そして受験直前になって早稲田・慶應などに合格するために必要な細かな用語を暗記する作業は、決して楽ではありません。
しかし、大学受験で良い結果を出すためには、苦行を伴う暗記も避けて通れないのです。
文化史は資料集や動画を使って暗記する
歴史のなかでも、特に文化史は難しくて覚えられないという受験生が多いですが、資料集を見て作品を視覚情報として楽しみながら覚えると暗記しやすいです。

資料集を使った勉強法は、作者の顔写真と作品をセットで暗記できたり、受験問題で図そのものが問われたときに思い出せたりと、メリットがたくさんあります。
また、特に日本史の文化史は『日本書紀』『続日本紀』『日本三代実録』など、似たような名前で暗記が難しいものも多いです。
その場合は、YouTubeで文学作品の解説動画を見ると、それぞれの特徴や違いが理解できるのでおすすめです。

他に、日本史の中で名前を覚えにくい仏像は、座り方や手の向きなど、自分の身体を使って「仏像のモノマネをする」と細かい部分もより記憶に残りやすくなるという勉強法もあります。
文化史こそ、表面的に名前だけ覚えるのではなく、「どんな内容の作品なんだろう?」「どんな形の建物・仏像なんだろう?」と好奇心を持って暗記していくことが大切です。
歴史が苦手な受験生必見!日本史・世界史を得意にする勉強法3選|まとめ
日本史と世界史は、どちらも暗記することが多く、楽な科目ではありません。
受験生が、歴史科目を面白いと思いながら勉強するためには、まず日本史や世界史に興味を持ち、好きになることが大切です。
また、苦行に思える暗記についても、まず通史を1周することで流れがつかめて用語が覚えやすくなったり、資料集や動画を使って目で見て覚えることで記憶しやすくなったりと、工夫できることがたくさんあります。
受験生のみなさんは、ぜひこの記事でご紹介した勉強法を参考にしながら、日本史や世界史の苦手を克服していきましょう。








