地理が分かりやすく学べる講義系参考書を3冊ご紹介

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地理が分かりやすく学べる講義系参考書を3冊ご紹介

今回は、地理の講義系参考書を3冊ピックアップしてご紹介します。地理という科目は、共通テストの社会の科目の1つとして利用する人が非常に多いです。特に、理系の人が国公立大学を受ける際、社会の科目として地理を選択する場合が多く、この場合は特に時間をかけずに地理の勉強を終わらせたくなることでしょう。その時に、どの参考書を使って勉強するかによって、学習効率が大幅に変わってきます。理系で地理選択の人は、数学や英語などの2次試験でも使う科目にたくさんの時間が割けるよう、手っ取り早く地理の要点をおさえて、共通テストで合格点を獲得できるようにしてください。それでは、一つ一つの参考書について具体的に紹介していきます。

文系の二次試験にも対応できる『村瀬の地理Bをはじめからていねいに』

1冊目にご紹介する『村瀬の地理Bをはじめからていねいに』は、どちらかと言うと国立理系を目指す人が対象の本ではなく、国公立の文系の試験で地理が二次で必要な場合に使える参考書となっています。 たとえば、一橋大学や東京大学、京都大学といった、地理が二次試験で出題される国公立文系の方にお勧めの教材です。『村瀬の地理Bをはじめからていねいに』は、まず、ボリュームや難易度といった点で他の参考書よりも難しい教材になっています。入試で高得点を取るための応用問題が掲載されていたりするので、共通テストまでしか地理を使わない人にとってはオーバースペックな教材と言えるでしょう。国公立の二次試験は基本的に記述問題が中心になりますので、記述問題を解くために必要な知識や、地理でよく問われる因果関係について詳しく扱っているのが『村瀬の地理B』の特長です。この教材を熟読しておけば、国公立の記述式問題でも使える情報がたくさん載っていますので、しっかりと学習して記述対策を万全にしていきましょう。タイトルに「はじめから」と付いていますが、初心者向けという意味ではなく、記述問題にも対応できるような複雑な知識をはじめから丁寧にかみ砕いて説明しているという意味合いなので、その点だけ注意してください。地理で出題される現象について、理屈を1から丁寧にかみ砕いて解説してくれる良書です。ただし、レベルとしては共通テストで9割以上、満点を目指していくような高度なものですので、その点を理解したうえで取り組みましょう。

共通テスト地理対策なら『共通テスト地理Bの点数が面白いほどとれる本』 

2冊目に紹介する『共通テスト地理Bの点数が面白いほどとれる本』は、先ほどの教材と比べて標準的な難易度の問題集です。共通テストの地理対策では人気のある教材として知られています。この教材は、共通テストで地理Bの問題を解くために必要な知識が非常にコンパクトにまとまっているのが特長です。国公立の理系の人で、地理に勉強時間をほとんど割けないという人が、一気に必要な知識をインプットするためにはおすすめの教材となっています。レイアウトもシンプルなので、とにかく暗記を手短に済ませたい人は『共通テスト地理Bの点数が面白いほどとれる本』を使って勉強を進めていってください。国公立の理系の人や、文系の人、どちらにもおすすめできる教材となっています。一通り基礎知識をインプットし終わった後に、アウトプット形式で知識を整理したい人にもおススメできる教材です。

地理が苦手な人には『山岡の地理B教室』がおすすめ

最後に紹介するのは『山岡の地理B教室』という教材です。この教材は、どちらかというと地理が苦手な人や、これから地理の勉強を始めていく初学者の人におすすめの問題集となっています。共通テストレベルまでのすべての問題を網羅的にカバーできているわけではありませんが、他の参考書と比べて易しい問題を分かりやすい解説と主に紹介してくれているので、はじめての人でも勉強しやすい内容と言えるでしょう。ただし、この1冊を仕上げただけだと共通テストに太刀打ちできませんので、『山岡の地理B教室』で地理の導入部分を学んだあとに、『共通テスト地理Bの点数が面白いほどとれる本』の方で演習を積み重ねていく必要があります。地理の基本的な考え方がわかりやすくまなべる優れた教材ですので、地理に苦手意識がある人や授業を聞いていてもいまいちよく分からないと悩んでいる人は、『山岡の地理B教室』から地理の勉強を始めることをおすすめします。

まとめ

今回は、地理の学習に使える講義系の参考書を3冊ご紹介しました。国公立の文系で、記述問題をしっかり解いて高得点を目指していきたいという人は、一冊目に紹介した『村瀬の地理Bをはじめからていねいに』を解いていってください。地理で他の受験生に差がつけられるだけのハイレベルな実力が身につくことでしょう。そして、共通テストをクリアできればOKという理系の人にもお勧めできるのが、2冊目にご紹介した『共通テスト地理Bの点数が面白いほどとれる本』になります。いきなりこの本をやるのは難しいと感じる人は、地理の導入部分を分かりやすく解説してくれる『山岡の地理B教室』から初めて、徐々にステップアップしていくのがおすすめです。今回ご紹介した情報をもとに、自分の今のレベルや志望校のゴールにあわせた最適な参考書を選んで、地理Bの勉強を進めていってください。

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