地理対策の問題集はコレ!国立大学・私立大学をカバーしたおすすめ問題集をご紹介

逆転合格.com|大学受験勉強法,参考書,大学別攻略情報地理参考書地理対策の問題集はコレ!国立大学・私立大学をカバーしたおすすめ問題集をご紹介

大学受験で地理を選択している方の中には、「日本史や世界史と比較して問題集の数や情報が少ない…」と悩まれている方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、地理の勉強におすすめの問題集をご紹介していきます!

入試問題の出題傾向も併せてご紹介しておりますので、国公立大学二次・私立大学一般入試で地理を使用しようと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

国公立二次・私立一般入試における地理の一般入試の出題傾向とは?

入試で地理を使用しようと考えている方は、まず自身が受験しようと考えている大学の入試問題の出題傾向を把握することが重要となります。

本項目ではまず、国公立大学の二次試験・私立大学の一般入試における地理の出題傾向をそれぞれご紹介していきます。

国公立大学二次試験の地理の出題傾向

大学によって異なりますが、大きく分けると地理の出題形式は次の2つに分けられます。

①論述中心型
②論述・担当記述併用型

論述中心型は、与えられた図表や統計資料を基に分析を行い、設問に対しての回答を論述で行うという内容です。

設問の数は少なく、1つの設問に長い時間をかけ、100文字以上の長い文章で解答する構成となっています。

一方、論述・担当記述併用型は、論述で解答する問題と、記号や短答で解答する小問の両方から構成されています。

論述であっても50文字程度など比較的すぐに解答できるものが多いですが、その分設問の数が多いため、どんどん解き進めていく必要があります。

どちらの形式においても論述問題は含まれているため、細かい語句や数字を暗記するよりも、全体をしっかりと理解し、自分の言葉で説明できるようになっておくことが重要となります。

また、昨今の出来事に関連している時事問題が出題されることもありますので、常に世界の出来事に関心を持っておくのが良いでしょう。

私立大学一般入試の地理の出題傾向

私立大学の一般入試は穴埋めや用語の意味を問う問題のマークシート式が基本となっていることが多く、大学によって記述型や論述型を併用しています。

また、私立大学の一般入試では細かな知識が問われやすいのが特徴で、難しい用語や固有名詞が出題されるケースもしばしばみられます。

曖昧な暗記や大枠の理解だけでは通用しにくく、細かい暗記が必要となるため、地図帳や統計帳も活用して語句に対しての理解を深めていく必要があります。
上記の面から、記憶力に自信がある方が向いていると言えるでしょう。

国公立二次・私立一般入試の勉強におすすめの地理問題集4選

地理の入試問題には暗記した知識を使って解くタイプの問題と、知識をもとにして考えなければ解けない2つの種類の問題があることが分かりました。

特にグラフや地図を参考にして考える記述式の問題は、与えられたデータを分析した上で正しい答えをかかなければならないので難しいところです。

適切な知識を覚えるだけでなく、よく問われる問題のパターンをあらかじめ把握しておくことで、記述式の問題でも時間をかけずに手早く解けるようになります。

そこで今回は、国公立二次や私立一般入試の勉強を行う際におすすめの地理問題集を4つ厳選してご紹介していきます!

地理の問題集はたくさん出ていますが、主に今回紹介する4冊のうちのどれかを自分のレベルに合わせて選べば、大学入試のための地理対策は万全です。
是非参考にしてみてください。

①論述・記述式の問題を解くなら『納得できる地理論述』

最初に紹介する参考書は『納得できる地理論述』です。

この教材は地理の問題の中でも論述・記述形式の問題に特化した問題集となっています。

自分が受ける志望大学の入試で記述式の問題が出題される場合は、この問題集を使って対策しておくのがおすすめです。

国公立大学の地理の問題では、先述したように論述問題が多く出題されます。

難しい問題の場合、ケースやデータ座標が与えられたていて、そのデータを分析することから問題に答えていくパターンが多いです。

そのため、知識をただ書いていけばいい他の科目と違い、データを理解する力が必要となります。

納得できる地理論述』は、記述問題で難易度の高い問題を対策しやすいように、論述問題の採点基準が解説に事細かく書かれているのが特徴です。

与えられた図表のデータを分析することから問題を解くタイプの良問がたくさん掲載されていますので、まずは自分なりに論述の答えを書いてみた後に、模範解答に書かれている採点基準と照らし合わせ、要点が抑えられているかどうかを確認するようにしましょう。

知識問題にも論述問題にも対応できる『実力をつける地理100題』

実力をつける地理100題』は、知識問題と論述問題のバランスが取れた問題集です。

本書に載っている論述問題と知識問題を一通りマスターしておけば、ほとんどの大学入試の地理の問題は解けるようになるでしょう。

また、解説では問題を解くために必要な最小限の知識だけでなく追加情報や補足情報も説明されているため、+αの知識を身に付けることができます。

『地理B 標準問題精講』

“地理B標準問題精講”

『地理B 標準問題精講』は、過去の地理B入試問題を分析して良問を精選した問題集です。

頻出の記述問題もまんべんなく収録されていますが、どちらかというと知識問題の比重が大きいため、私立大学の入試など細かな知識を問われる場合にはこちらをしっかりと押さえておくことをお勧めします。

各問題ごとに詳しくてわかりやすい解答解説がついているので、基本的な知識を抑えた後にこの2冊の問題集のどちらかで練習を積み重ねることで、過去問を解くための準備が万全できます。

また、過去問が細かくテーマ別に掲載されているので、自分が強化したいテーマから進めることも可能です。

地理の重要暗記事項が語呂合わせで覚えられる『ジオゴロ』

4冊目に紹介する参考書『ジオゴロ』は、これまでに紹介した3冊とは異なり問題集形式の教材ではありません。

地理に必要な細かな暗記事項を含めて、語呂合わせで覚えていくというコンセプトの参考書です。
たくさんの知識をインプットする時には、ただ単純に丸暗記するよりも、印象に残りやすい形で勉強することが大切です。

その点で、『ジオゴロ』は覚えやすい語呂合わせがたくさん載っているため、私立の難しい入試問題でしか聞かれないような細かな知識も無理なく覚えることが可能になります。

この『ジオゴロ』を使って細かな知識を増やしていけば、私大入試で出題される難易度の高いマニアックな問題にも対応できるようになり、他の受験生に差をつけられるようになるでしょう。

基本的な知識を身につけた後にさらに地理の暗記事項を万全にしたい人は『ジオゴロ』を使って知識を補強していくようにしてください。

国公立や私立一般入試の地理対策におすすめの問題集 まとめ

本記事では、国公立大学や私立一般入試などレベルの高い地理の問題を学習するためにオススメな参考書を4冊ご紹介しました。

記述・論述形式の問題が出題される大学を志望している人は『納得できる地理論述』をつかって、データの分析から記述形式の答案を作成する練習を積み重ねていきましょう。

私大入試にも国公立入試にも両方役立つバランスの良い問題集は実力をつける地理100題』と『地理標準問題精講』の2冊です。

どちらかと言うと実力をつける地理100題の方が記述問題と知識問題のバランスが良いので、まんべんなく対策をしたいという人は「地理100題」の方を繰り返しといてマスターするのが良いでしょう。

最後に紹介したジオゴロは、細い暗記事項を語呂合わせで覚えられる参考書です。
こちらは問題集ではありませんが、私大の入試で問われる難しい知識も細かく覚えられるので、地理で高得点を取って差をつけたい人は是非覚えてみてください。

自分の受ける大学の地理の問題の出題傾向をしっかりと把握したうえで、問題に合った問題集を選び、受験勉強を行っていきましょう。

受験相談の問い合わせ
受験相談の問い合わせ 受験相談の問い合わせ

記事カテゴリー一覧

逆転合格を続出させる武田塾の勉強法を大公開!
志望校決定から入試当日までこの順番で勉強して、合格を勝ち取ろう!

  • 1.大学の偏差値・入試科目を知ろう!
  • 2.大学別の傾向と対策を知ろう!
  • 3.教科ごとの勉強法を知ろう!
  • 4.各教科、どんな参考書を
    使えばいいかを知ろう!
  • 5.参考書ごとの使い方を知ろう!

武田塾-あのちゃん