倫理を分かりやすく学べる参考書4冊をご紹介

倫理の講義系参考書、どれがおすすめ?

色々な本が出版されている倫理の講義系参考書。これらは、授業の代わりに読んで、倫理の内容を理解するという参考書になっています。そのため、倫理を独学で勉強していこうという人に適した教材といえるでしょう。 そこで、本記事では倫理の講義系参考書の中でも特におすすめの4冊を紹介していきます。ぜひ、自分に合った参考書を探してみてください。

倫理初学者には「蔭山のセンター倫理パワーアップ版」、「センター倫理点数が面白いほどとれる本」

解説の丁寧な参考書を探している方、倫理をこれから学んでいこうという方には、次の2冊がおすすめです。「蔭山のセンター倫理パワーアップ版」、「センター倫理点数が面白いほどとれる本」の2冊であれば、充実した解説で倫理の知識を深めていくことができます。 この2冊は倫理の数ある参考書の中でも、最もオーソドックスで丁寧な解説で人気を集めています。ただ単に、「この人物はこのような思想を持っている」、「このような本を書いた」ということを説明しているわけではありません。「なぜ、この人物はこのような思想を持つに至ったのか」、「当時の時代背景はどのようなものなのか」、「その人物のポイント」についても説明しているのです。ストーリーが書かれているので、物語を読む感覚で入試対策をすることができます。倫理をただの暗記科目ではなく、入試を意識した解説をしてくれる参考書になっています。 この2冊の大きな違いはレイアウトの部分です。非常に見やすい構成になっているのが「蔭山のセンター倫理パワーアップ版」、よりオーソドックスな構成・レイアウトになっているのが「センター倫理点数が面白いほどとれる本」です。文字ばかりではなく、思想家の写真も沢山掲載されているので、見やすくわかりやすい構成になっています。 それぞれ、解説の切り口というのも少し異なるので、この2冊で悩んでいる方がいれば、実際に書店で見比べてみてください。 一方で、次に紹介するのは教科書に近い形でまとめている参考書です。教科書のような教材で学びたい方は参考にしてみてください。

教科書に近い教材なら「理解しやすい倫理」

説明口調の教材よりも、教科書のような形で説明された方が理解しやすいという方には、「理解しやすい倫理」がおすすめです。この参考書は倫理の中身や概要を教科書に近い構成でまとめているのが特徴となります。教科書のような説明が分かりやすいという方はぜひ、使ってみてください。 日常学習に使えるのはもちろんですが、それに加えてつまずきやすい箇所の説明が詳しく書かれています。本文には小見出しが適宜つけられており、どこに何が書かれているのかわかりやすいです。要点は色文字や太文字にされているので、効率的な学習が可能でしょう。また、図や写真をたくさん載せているので、楽しく勉強を進められます。 ただし、初めて倫理を学ぶ方であれば、先ほど紹介した「蔭山のセンター倫理パワーアップ版」、「センター倫理点数が面白いほどとれる本」の方が理解しやすい方が多いと思われます。自分の好みに合わせて、どの参考書で学ぶかを考えてください。 これまで紹介してきた教材で基礎知識を身につけた方には次に紹介する教材がおすすめです。

“理解しやすい倫理”

知識を整理するなら「人物で読み解くセンター倫理」

倫理について何となくややこしいイメージを持っている方には、「人物で読み解くセンター倫理」がおすすめです。この参考書であれば、学んだ知識を頭の中で整理することができます。先ほど紹介した「蔭山のセンター倫理パワーアップ版」と同じ著者が書いた参考書ですので、合わせて使うと効果的。倫理の勉強をしていると気がつくと思うのですが、たくさんの人物が出てきます。その一人一人が異なる思想を持ち、それぞれ本を書いているので、ややこしいと感じてしまいがちです。これらを人物ごとに整理した面白い構成がこの参考書の特徴になります。「この人物はこういう思想を持っている」というように、人物ごとにページを分けて構成しているので、どの人物がどのような思想を持っていたのかを整理しやすくなっています。 混乱しやすい科目である倫理についてややこしいイメージを持っている方、苦手意識のある方はぜひ、「人物で読み解くセンター倫理」を利用して頭の中を整理してもらいたいと思います。 ただし、この参考書は倫理の共通テスト範囲を全て網羅しているわけではありません。そのため、基礎が固まってない方は先に他の教材で基礎知識を身につけてからにしましょう。他の教材で得た知識を頭の中で整理するための参考書だと考えてください。

まとめ

今回ご紹介した4冊の倫理の参考書は、どれも倫理の知識を身につけるのにおすすめの教材です。これらの参考書を使えば、色々と内容がごちゃごちゃしやすい倫理ですが、丁寧な解説によって、単なる暗記ではない基礎知識を身につけていくことができるでしょう。レイアウトについても見やすい工夫がされているので、学んでいてそれほど苦にはならないと思います。倫理を独学で学ぶ方も、そうではない方もぜひ、今回紹介した講義系参考書を活用して、倫理についての理解を深めていってください。

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