【政治経済】これさえやっておけば安心!政治経済の勉強方法を解説

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皆さんこんにちは、武田塾の高田です。
今回は政治経済の勉強法を全解説していきたいのですが、皆さん政治経済はどんな科目のイメージでしょうか?

日本史や世界史と比べて暗記量が少ない科目でコスパがいい科目!裏技科目!などのようなイメージを持ってる人もいるように、確かに政治経済を選べば短期間で成績が伸びるというケースが結構あります。

ただ、成績が短期間で伸びるかどうかは政治経済が合う人合わない人というのがいるので、まずはそのあたりから説明をしていこうかなと思います。

政治経済が合う人・合わない人!?

まず政治経済に合う人とはどんな人なのかというと、もともと政治経済に興味があったり、高校受験の時に公民の分野が得意な生徒さんは政治経済が結構おすすめです。

普段のニュースから政治経済のトピックに興味を持てる受験生は比較的政治経済に合っているといえます。

「国会って何?」
「選挙ってどういう仕組みで決まるの」
などのいわゆる一般常識的なテーマが弱い受験生だと政治経済は覚える量が増えてしまうので、合っているか合っていないかで言ったら、合っていないといえます。

一般常識がある程度あれば暗記量が大幅にカットできるので、かなり短期間で伸ばせる科目なのですが、苦手な人にとっては結構辛い科目だと思います。実際に政治経済に合っていない受験生は「初めて聞いたこととかもあって、世の中のこと全然わかってなくて意外と覚えることめちゃくちゃ多かった」などのようになってしまうケースもあったりするので、そういう使い分けが要注意な科目ではあります。

自分がどっちかわからないよ!という方は「蔭山の共通テスト政治・経済」という政治経済についてわかりやすく書いてくれてる参考書があるので、これを読んで自分に合うかどうかというのを確かめながら政治経済を選ぶかどうか決めるのも1つの方法です。

政治経済の注意点

政治経済の注意点としては、政治経済だと受験できない大学があるというところで、実際に早稲田大学も昔と比べて政治経済で受験できる学部は減りましたし、慶應義塾大学だと政治経済では受験できないです。

MARCHや関関同立では政治経済はまだ受験可能なのですが、近年の大学受験を見ていると政治経済だと受験できない大学というのが少しずつ増えているような印象があるので、自分が受けようとしてる大学で政治経済が使えるのかどうかしっかり調べてから科目の選択をしてください。

政治経済が使えるならチャンスです。

政治経済の勉強方法

それでは政治経済の勉強方法に移っていきます。
政治経済の本質は「理解」と「似ている言葉の区別」この2つです。

政治経済の入試問題を見たことがある受験生はわかると思うのですが、複数の文章が与えられており、この中から合ってるものと間違ってるものを選びなさいという形式の正誤問題がとても多いです。

この正誤問題では単なる用語の暗記ではなく、きちんと用語の中身まで理解しているかということが問われています。

政治経済では紛らわしい言葉や似てる用語がすごく多いため、大学入試ではこの似てる言葉の違いなどを理解するかどうかを問う問題というのが多いので、曖昧な知識ではなく用語の中身や似てる言葉との違いを意識して取り組むことが大切です。

実際に使うおすすめの参考書

実際に講義系参考書と問題集をセットで使うのをおすすめします。

まずは講義系参考書を読み、各テーマについて理解をした後に問題集で知識のインプットをしていきましょう。参考書でおすすめなのは基礎からわかりやすく説明してくれている「蔭山の共通テスト政治・経済」「畠山のスパっとわかる政治・経済爽快講義」がおすすめです。

問題集としては「共通テスト政治・経済集中講義」や「畠山のスパっととける政治・経済爽快問題集」あたりを使って用語の意味や政治経済の各テーマで登場する仕組みを完璧に理解しながら読み進めていってください。

この仕組みが曖昧な状態だと解けない問題が多くなってしまうので、曖昧な状態ではなくて説明できるまでやるということを意識して勉強しましょう。

理解したかどうかの基準は他の人に説明できるかどうかです。
「このテーマについて説明してみて」と言われた時に説明できるレベルまで講義の参考書を読み込のでおくこれが点数を伸ばすコツです。

参考書で言葉や仕組みの違いを詳しく説明している箇所は入試でよく狙われる部分だと思い、特に重点的に説明できるまで読み込むようにすることをおすすめします。

インプットできたら共通テストやセンター試験の過去問に!

似てる用語や仕組みが複雑なものが説明できるレベルになったらインプットが完了したと思って大丈夫です。重要事項の暗記や政治経済の各テーマの理解ができたら共通テストやセンター試験の過去問に取り組んでアウトプットの作業です。

アウトプットでは自分のインプットした知識が入試に使えるようになってるかどうかの確認をしていきましょう。

センター試験の過去問や共通テストの予想問題集に挑戦し、落としてるところがあればそれは自分のインプットが弱いところ、つまり苦手分野・弱点になるので見つかった弱点については今までの参考書の復習をしてください。

特に暗記用の教材よりも講義系の参考書に戻って復習することをおすすめします。

講義系の参考書を読み込むことが政治経済の最短ルート

講義系の参考書を読み込むことが政治経済の最短ルートだということに気づくことができたら、政治経済の勉強の本質は見えたと言っても過言ではないです。

ここからさらにアウトプットを進めていき、見つかった曖昧な箇所や知識は完璧に理解しきれなかったところになるのでそのあたりは小池の参考書を何回も何回もやり直し、自信が持てた段階でまたアウトプットの練習に戻ってください。

この作業をひたすら繰り返すことがポイントです。

おすすめの参考書

この時におすすめの参考書は「大学入試 蔭山克秀の 政治・経済が面白いほどわかる本」「私大攻略の政治・経済―要点整理と問題演習」になり、早稲田大学などの最難関私大を目指す場合は「政治・経済 標準問題精講」などもおすすめの参考書になります。

MARCH以上の難関私大になると共通テストでは出題されない法律の名前と出来事の名前が出題されるため知識が非常に細かくなり、今まで覚えてなかった知識がたくさん出題されるので今紹介した参考書を使って知識をどんどん増やし、インプットしていくって作業をしてください。

他にも知識だけでなく、経済分野として計算問題というのが難関私大では頻出です。
共通テストでも1部計算問題が出るのですが、難関私大の計算問題は結構手強いので今紹介した参考書に載っている数学的な解き方・考え方をもとに自分で実際に似たような問題が出てきた時に解けるよう練習をしておきましょう。

大学によっては憲法の条文が出題され憲法を覚えておかないと解けない問題が出題されたりするので、憲法の重要なキーワードを覚えておくことも必要な対策になります。

時事問題

最後に時事問題。
時事問題が直接出題される大学もちろんあるのですが、どちらかというと時事問題と絡めて教科書の内容を問う問題が多いです。

例えば、この動画を収録しているのは2022年に安倍首相が突然選挙期間中に銃撃されるというような事件が起きました、この出来事が選挙期間中の話だったことも踏まえたうえで問題では、選挙の問題に発展して取材されたり、自治の話題を通して政治経済の重要事項を問うケースの問題が多い傾向にあります。

以上のように、時事問題に関しては時事問題を通して教科書レベルの内容が出題されるなという心構えでいても大丈夫です。

もし、それでも時事問題が心配だよ!という方や実際の大学の過去問を見たところ時事問題がバンバン出題されているなど、ニュースなどを頻繁に見てないと解けない問題が多い!という場合は、中学受験の教材がちょうど良かったりします

中学受験の教材で時事問題の主要トピックをまとめてくれている本もあったりするので、そのあたりを事前に読んでおいて今年のトピックや今年よく狙われる部分というのを抑えておくといいでしょう。

政治経済の勉強方法|まとめ

以上が政治経済の対策法になります。
世の中の仕組みについてやる科目が政治経済なので、勉強すればするほど世の中ってこうなってたんだ!などのように新しい発見が多いので、個人的にはすごく面白い科目だと思います。

繰り返しになりますが政治経済は理解が重要な科目です。
たくさん出てくる紛らわしい正誤問題を攻略するために講義系の参考書を読み込み、きちんと説明できるまで理解しておくことが政治経済の最大の攻略法になります。

この科目学べば学ぶほど面白い科目になるので、ぜひ頑張って攻略してください!

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