地学の講義
使用する地学の参考書と大まかな勉強法
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① きめる!センター地学基礎【新課程対応版】
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地学基礎は旧課程版に比べて範囲が1/2から1/3くらいまで狭くなっている。しかし、講義用の地学参考書としてはかなり分厚い。その理由は地学の勉強を高校で習った人は殆どいないために、地学の勉強を一からはじめる人向けにかなり詳しい内容になっている。別冊付録で赤字の暗記がついているが、正直、地学基礎初心者には赤字だけで覚えるのは、少々厳しいため、大事なことは問題集を使って覚えながら、理解を深める必要がある講義用の地学参考書である。
勉強がうまくいかない場合の勉強法チェック
1.ろくに知識を入れてない状態でひたすら読んでいないか
まずは理解することよりも、基礎の暗記が大前提。比較的に馴染みやすい内容になっている。
2.分野ごとの理解を深めているか
地層、天体、天気など、地球を内部から見た場合と、外部から見た場合について分野全体を通して理解を深めておく必要がある。
地学 問題集
使用する地学の参考書と大まかな勉強法
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① 地学基礎の必修整理ノート
穴埋め形式になっていて、その穴埋めを全問正解になるようにしていく整理ノート式の問題集だが、かなり用語の数が多い。
暗記用の書き込み式教科書と言っても過言ではない。
この問題集で用語を一通り覚えて、用語の意味を講義用の参考書を使って確認しながら仕上げていく。
基本はあくまで「①きめる!センター地学基礎【新課程対応版】」とセットで使うこと。しかし、この時点でまだ点が取れるようになったとは言えない基礎レベル。 -
② Z会 9割をねらえ!解決!センター地学I 改定版
段階を設けて問題が出題されているレベル別の地学問題集であるが、最終的に共通テストを目指している。
覚えた知識の割合に応じて、どういった難易度の出題形式になるのかが解る問題集。
そんなに分厚い問題集ではないので、解説が詳しいとは言えない。
地学基礎の初心者には別途、見直せるテキストが手元に必要になってくる上に、事前準備として基礎レベルの暗記が必要になってくる。
つまり「①きめる!センター地学基礎【新課程対応版】」と「①地学基礎の必修整理ノート」を踏まえた上で、この問題集に入っていくのが望ましい。 -
①問題集も過去問も少ない分、やりこみを意識しよう
一冊の地学問題集の回数を何度も何度もやり込むことが大切になってくる。
②解説はあまり期待できない!講義用の地学参考書をうまく利用しよう
問題集の解説はあまり期待できない。理解を深めたい人は講義用の地学参考書をセットで使う。
③まずは覚え、その上で理解していこう
覚えてさえいればなんとかなる。まずは知識を叩き込んで、問題集に挑んで、理解が足りない分だけ講義用の地学参考書に戻って補って覚え直すことが大切になってくる。
1.問題集の解説だけで理解しようとしていないか
講義用の参考書を常に隣において、詳細を確かめながら暗記をする。
2.他の科目よりもやり込みができているか
教材の数がない以上、同じテキストを繰り返し、繰り返し完璧にすることが大切。