リスニングの勉強法
今回は、共通テスト用のリスニングと東大や早稲田大の国際教養なども含む難関のリスニング対策に分けて話します。先に言っておきますが、リスニング教材は何周もしたほうがよいです。
共通テストのリスニング対策
武田塾はリスニングの対策をかなり早くからやっていて、実は「速読英熟語」のシャドーイングが速読練習とリスニング練習を兼ねています。シャドーイングには3段階あります。
①CDについていけるように本文を見ながら音読できる
②CDをシャドーイングしながら本文を見ながら訳せる
③速読練習ー本文のみでCDなしでCDで読まれる速度で訳せる リスニングー本文無しでCDを聞いて長文を訳せる
すべて終わればリスニング専用の参考書を行います。まず、「共通テストのツボ」をオススメします。問題ごとの解き方が書いてあり、演習問題もついているので、シャドーイングをしっかりやっている人であれば聞き取ること自体はできるでしょう。ただし、問題が解き方とメモを取る技術をこの参考書で獲得しましょう。
この参考書+過去問をやればよいでしょう。
難関大のリスニング対策
「灘高キムタツの東大英語リスニング」を使います。東大以外でも使ってよいと思います。リスニングテストがたくさん載っていて、非常に良い教材です。早稲田大の国際教養や東京外大、ICUなどは大学ごとに特徴があるので、この参考書+過去問で対策をしていく、またはこの参考書を過去問と同じ形式でやるとよいでしょう。この参考書と過去問の後、必要であれば「灘高キムタツの東大英語リスニングSUPER」をオススメします。犬の鳴き声や風のうるさいところなど実際の試験場を想像して作られています。