1英単語・英熟語
使用する英語の参考書と大まかな勉強法
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① 高校入試 でる順ターゲット 中学 英単語 1800 [三訂版]
1~3章を使用。中学レベルの英語から学習を開始する人のみ使用する。
4、5章は、システム英単語Basicにも記載されている単語も多いため、いやにならない。
(システム英単語Basicに記載されていない単語は、大学受験の英語勉強法における重要単語の位置づけではないため、先に進むことで勉強効率が上がるだろう。) -
② システム英単語 Basic [改訂新版]
基礎単語のチェックと1~3章を使用。2、3、4章はシステム英単語の1、2、5章と同じ内容。
英語の基本ルートの前段階の高校入門から始める人のみ使用する。
システム英単語 Basicの3章までが終わったらシステム英単語に切り替えて、システム英単語の3章から学習を開始する。切り替え以降は、前の範囲の復習もシステム英単語で行ってしまってよい。 -
③ システム英単語 [改訂新版]
1~2章は日大レベル、3章がMARCHレベル、4章は早慶レベル、5章は多義語。
2章までが終わった時点で、熟語にいったん切り替える(④参照)。熟語が終わるまでは1~2章の復習を行う。熟語が終わったら3章以降も覚えはじめ、MARCHレベル終了までに5章まですべて終わらせる。ただし、志望校が日大レベルの場合は2章まで、MARCHレベルの人は1~3章と5章をこなせばよい。 -
④ 速読英熟語
熟語を覚える際は長文を使用しないでもよい。熟語の一覧ページにはピンク色で熟語、青色で構文が載っているが、暗記をするのは熟語だけでよい。(構文は、英文解釈の技術70で学習する。)システム英単語の1~2章が終わったら開始し、長文に入る前までには確実に終えておきたい。これは、日大レベルまでの単語を覚えたら、同じく日大レベルまでの熟語を覚えることで、この後の日大レベルの長文問題にスムーズに入れるようになるためである。なお本書は、熟語の暗記としての用途だけでなく、後に構文の練習やシャドーイングにも使用する。この参考書が完成していることが基礎終了の大きな目安となる。
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⑤ 話題別英単語 リンガメタリカ
早慶レベルに入ったら使用する。
単語を覚えることはもちろんだが、長文の価値が非常に高い。
自分の学部に関連があるテーマは確実に読んでおき、余裕があればシャドーイングも行っておく。
特に早慶志望は非常に使えるので確実にやっておきたい。
2英文法
使用する英語の参考書と大まかな勉強法
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① 大岩の いちばんはじめの英文法 [超基礎文法編]
ネクステージなどの大学受験の入試レベル文法にいきなり入るのが難しい場合に使用する参考書。
中学内容の復習も兼ねているので、英語が苦手と思う受験生はやっておくとよい。
各講義の最後に問題がついているので、読み終えたうえで解き、完璧にしておく -
②Next Stage -ネクステージ- 英文法・語法問題 3rd edition
英語文法のインプット用の問題集。
大学受験の入試に必要な知識はそろっているが、ネクステージの見開き左ページ問題を全問正解にするよりも、知識がまとめて載っている右側のページを覚える方が難易度が高い。
これを全問正解にする時点では知識を完璧にするまではやらなくてよい。
これ以降、過去問と英文法ファイナル問題集で練習をしていくので、本格的な完成はそのときに行おう。
文法と語法と会話がメイン。発音・アクセントは必要な人のみ勉強する。 -
③全解説 実力判定 英文法ファイナル問題集 標準編
初見では、必ず自力で解いてみる。
ネクステージで得た知識をランダムで問われる出題形式。
正答できなかった問題は、ネクステージやFORESTに戻って見直す。
文法問題は1周するのにそれほど時間はかからないので、何回か繰り返し完全に定着させるようにしておく。 -
④全解説 実力判定 英文法ファイナル問題集 難関大編
初見では、必ず自力で解いてみること。
問題そのものの難易度は高いが、文法事項そのものは暗記する事柄を除き、基本的にネクステージ知識の発展である。
早慶などの文法はこの参考書に加えて、正誤や会話表現などを追加する場合もある。
難関大編は、国立志望の場合は出題形式に文法が少ない場合やらなくてもよい。 -
⑤総合英語 Forest(フォレスト) 7th Edition
ネクステージを解く時点から使用。文法の勉強を進めていく際の辞書として使う。
あくまでも問題集を完璧にするために分からない事項を調べるために使い、こちらを暗記しようとはしないように注意する。 -
⑥スーパー講義 英文法・語法 正誤問題 改訂版(正誤)
ネクステージを解く時点から使用。文法の勉強を進めていく際の辞書として使う。
あくまでも問題集を完璧にするために分からない事項を調べるために使い、こちらを暗記しようとはしないように注意する。 -
⑦英会話問題のトレーニング(会話)
英会話表現対策用の問題集。
英会話の簡単なものはネクステージで行うが、こちらは会話の長文問題向けの対策用参考書。
短い会話問題の練習だけでは、話の流れで解答を考えるような問題の対策はしづらいので、この参考書で長い会話文対策をする。 -
⑧短期で攻める 英語整序問題200(整序)
センターやMARCHレベルの整序問題の対策問題集。
難易度はネクステージなどとそれほど変わらないため、整序問題の苦手な人向けの対策用英語参考書。
整序問題では、解き終わった後に正しい形を音読し、並び方を叩き込んでおこう。 -
⑨英語整序問題精選600(整序)
難関大向けの整序問題の対策問題集。
非常に問題数が多いので、整序が大問1つ出てくるような大学向け。
整序問題では、解き終わった後に正しい形を音読し、並び方を叩き込んでおこう。
3英文解釈
使用する英語の参考書と大まかな勉強法
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①英文読解入門 基本はここだ
大学受験・入試レベルの英文がほとんど読めない人向けの大学受験英語の参考書。
英文を訳したことがなかったり、センターの文章をほぼ読めないという人はやっておきたい。
解釈の本ではあるが構文についての英語参考書ではないので、構文の勉強をしたい場合はこれ以降の参考書で習得していく。
使用した人はすべての文章をすらすら訳せるようになっていることが望ましい。 -
②入門英文解釈の技術70
本格的に構文を使用して英文解釈をしていくうえで最初にやる大学受験の英語参考書。
問題文を長文から抜き出していることもあり、かなり意訳になっているので同じ訳にするのは非常に難しいのでその必要はない。
自分で訳す際には直訳で訳しておこう。ただ訳が当たるだけでなく、なぜその訳になるのかとSVOCなどがしっかり振れているかは確認しておく。 -
③速読英熟語
長文の部分を使用する。自力でSVOCを取る練習をしておく。
解説自体はこの参考書にはないが、武田塾が作ったSVOCを振った解答例があるので、こちらをもとに採点を行う。
速読英熟語では、熟語と構文にそれぞれ色がついているので、英文解釈の本で習った内容がどのように出てくるのかを確認ができる。
この参考書に掲載されているの50文を手早く、完璧に訳せるようになることが英文解釈の基礎の終了の大きな目安となる。 -
④ポレポレ英文読解プロセス50
早慶レベルの文章で心が折れないために難しい英文に挑んでおくための大学受験 英語 参考書。
すべての文章の難易度が高いが、特にライオンマークは難易度が非常に高い。
何周かこなした程度では使いこなせないので、完璧になるまでは毎週1回確認するくらいはやっておいたほうがよい。
リンガメタリカの長文とこの参考書が読めるようになっていれば、大抵の英文は読むことに関しては怖くない。
4英語長文
使用する英語の参考書と大まかな勉強法
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①英語長文 レベル別問題集(4) 中級編
大学受験・入試向けの長文問題集として最初にやる英語参考書。
全英文に解説の構文が振ってあるので、構文を勉強法で学んだ直後にやる参考書としても適切。
復習時は日本語訳と英文を照らし合わせて精読を行おう。
難易度はここまでの参考書がしっかりこなせていれば、さほど苦労せず読めるレベルなので、この参考書がこなせていればそこまでの知識が十分身についている証拠となる。 -
②やっておきたい英語長文300
初見でどれだけ解けるかを試してほしい英語参考書。
解説は詳しいわけではないが、難易度がちょうどよく、長文の練習として各レベルごとにこなしておきたい。
分からなかった単語や熟語などはしっかり調べ、解答の根拠もはっきりさせておくこと。 -
③英語長文 ハイパートレーニング レベル2 センターレベル編
センターレベルと書いてあるが文章の難易度はかなり高い。
解説が詳しいため、復習メインでやればもう少し早く解き始めることもできなくはないが、解ける状態でやるためには簡単な長文の英語参考書を1〜2冊こなした後が適切。
この参考書も日本語訳と英文を一文一文照らし合わせて精読を行おう。
CDがついているので、読む速さを上げたい人はシャドーイングをやっておいてもよい。
CDの速さはそれほど速くないので、慣れてきたら時間を測って音読で練習しておくとよい。 -
④毎年出る頻出英語長文(改訂版)
この段階でやるのはかなり厳しいが、解説が詳しいため何回かやり直して修得してほしい英語参考書。
MARCHレベルは大学が多いこともあってかなり難易度が幅広いため、この段階でできるだけ様々な長文に触れておきたい。
解説が詳しい参考書で30問も問題があるのが魅力。 -
⑤やっておきたい英語長文500
MARCHレベルの標準〜難しい問題の練習用。
この参考書が終わればMARCHレベルの過去問なので、自力でどこまで解けるかを確かめながら解いていく。
やっておきたい300に比べて段違いにレベルが上がっているので、上記に挙げた長文の英語参考書1冊ずつ丁寧にこなしておいてほしい。
分からなかった単語や熟語などはしっかり調べ、解答の根拠もはっきりさせておくこと。 -
⑥英語長文 ハイパートレーニング レベル3 難関編
早慶レベルの長文として最初にやる英語参考書。
この段階まで来ると国立向けの記述問題なども出てくることになるが、専用の対策をしないと解けないといけないほどの設問ではないので、私立志望の人も解いておく。
CDがついているので、読む速さを上げたい人はシャドーイングをやっておいてもよい。
CDの速さはそれほど速くないので、慣れてきたら時間を測って音読で練習しておくとよい。 -
⑦やっておきたい英語長文700
早慶や上智の過去問に入る前の仕上げの英語参考書。
ポレポレとリンガメタリカで本文を読む力は強化しているので、この参考書では長い文章のこなし方と、特に解き方を勉強法で学んでおきたい。
正解にたどり着くためにどのように読んでいけばよいのかをじっくり考え、読解力を上げていこう。
分からなかった単語や熟語などはしっかり調べ、解答の根拠もはっきりさせておくこと。 -
⑧やっておきたい英語長文1000
慶應の環境情報や総合政策などの特に長い英文向けの英語参考書。
難易度がそこまで高いというわけではないので、あくまでも長い文章向けの分野別対策として使う。
長文を読む集中力に自信がない人はこの参考書で練習をしておくとよい。 -
⑨合格へ導く 英語長文 Rise 読解演習 4.最難関編
早慶看板学部や旧帝大向けの長文対策の問題集。
この英語の参考書で全大学対応できるというわけではないが、問題を解くための解説が詳しく、過去問に入る前に考え方を身につけるためにやっておきたい。
解いたら終わりということにはせず、設問の解き方などを読み込み、復習をやり込もう。 -
⑩読み解き英語長文800
解説は詳しいが、その分難易度も高い英語の参考書。
テーマごとの説明もあるので、内容を習得しておきたい。
過去問と変わらぬか若干難しいものもある難易度なので、余裕がある人のみやること。
5シャドーイング・速読・リスニング
使用する英語の参考書と大まかな勉強法(シャドーイング・速読)
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①速読英熟語
シャドーイングと速読で最初に使用する教材。
詳しい使い方は英語の勉強法を参照。
この英語の参考書が完璧にこなせれば共通テストも時間内に解き終わることができるようになる。 -
②解き終わった長文
全問正解にし、精読した長文は、速読用の教材として使用し、すべて100ワード/1分で読んで訳せるように仕上げておく。
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③話題別英単語 リンガメタリカ
長文の速読が終わったら、あとはひたすらこの英語参考書をやっておきたい。
文章の内容自体が難関大によく出る文章なので、この文章を読みなれていると非常に入試で役立つ。 -
①共通テストのツボ 英語 リスニング
速読英熟語のシャドーイングを終え、センターリスニングの対策として最初にやる英語参考書。
この時点で速熟をしっかりこなしていれば1〜2週間で問題なくこなせるので、一通り解いておく。
解き終わった後には問題文のシャドーイングを行っておく。
この参考書が終わった後は、共通テストの過去問や実戦問題集でさらに練習を積んでおくとよい。 -
②大学入試 リスニングのトレーニング 必修編
速読英熟語のシャドーイングを終え、センターリスニングの対策として最初にやる英語参考書。
この時点で速熟をしっかりこなしていれば1〜2週間で問題なくこなせるので、一通り解いておく。
解き終わった後には問題文のシャドーイングを行っておく。
この参考書が終わった後は、共通テストの過去問や実戦問題集でさらに練習を積んでおくとよい。 -
③大学入試 リスニングのトレーニング 上級編
外大、ICU、早稲田国際教養などはやっておきたい。
スピード、量、難易度どれもかなりのものなので、何回も繰り返して確実に仕上げておきたい。
ディクテーションをやることが課題として出ているが、時間に余裕があればやっておき、基本的にはシャドーイングでよい。 -
④灘校キムタツの東大リスニング
東大志望者は必須。外大、ICU、早稲田国際教養などもできればこちらもやっておきたい。
リスニングはどうしても演習の絶対量が少ないので、参考書を繰り返しおこない、常に耳を慣らしておこう。
東大のリスニングはかなり長いので、耳を慣らしておくことと事前準備をする習慣をつけておこう。 -
⑤灘校キムタツの東大リスニングSUPER
大学受験・入試のリスニング教材の中では最高レベルの難易度。
東大志望であれば、確実に何周もしておきたい。
ただ問題を解き続けるのではなく、問題への取り組み方をしっかり考えておく。
最終的には速度を上げても聞き取れるくらいまでやり込んでおこう。
使用する英語の参考書と大まかな勉強法(リスニング)
6和文英訳・自由英作文
使用する英語の参考書と大まかな勉強法
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①大学入試 英作文 ハイパートレーニング 和文英訳編
和文英訳練習用の英語参考書。書き方の学習と例文暗記を行う。
暗記用の例文もあるので、すべて覚えると300文ほどある。
それほど難易度が高い参考書ではないので、終わった後は過去問のやり込みが前提になる。 -
②大学入試 英作文 ハイパートレーニング 自由英作文編
和文英訳が終わってから解く英語参考書。
自由英作文は出題形式がかなり幅があるので、志望校の出題形式を調べ、必要な問題だけ解いてもよい。
解いた問題は何度も繰り返し、解答を向上させていこう。
7英文和訳
使用する英語の参考書と大まかな勉強法
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①英文和訳演習 基礎編
和訳の採点基準などがよくわかっていない人は、まずこの英語の参考書からやっておきたい。
文章そのものはそこまで難しいものではないので、どういう解答を書けばいいのか、どのように書いたら減点されるのかを学んでいこう。 -
②英文和訳演習 中級編
大半の大学はこの参考書をこなせば、あとは過去問だけで十分足りる。
和訳の長さも難易度もちょうどよいので、徹底的にやり込み完成させよう。 -
③英文和訳演習 上級編
京都大学などの、非常に難易度が高い和訳向けの英語の参考書である。
一通り長文などを仕上げたうえでの、最後のやり込み段階の参考書なので、過去問直前にやっておきたい。
このレベルを詳しい解説付きで扱っている参考書は貴重なので、完璧にやり込んでおこう。
8要約
使用する英語の参考書と大まかな勉強法
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①英文解釈要約精講
英文要約の練習で最初にやっておく英語の参考書。
かなり短い文章から要約の練習ができるので、まずはこの参考書で要約に慣れていきたい。 -
②Top Grade 難関大突破 英語長文問題精選
難易度が高い長文に設問と要約がついている英語の参考書。
長文の問題集としても優秀だが、要約の練習にも非常にいい題材の英文を扱っている参考書なので、東大などの要約をやる際にはやっておきたい。