受験生の必須アイテム『Next Stage』を効率的に使うポイント3つ
網羅性を重視するならネクステ!
「文法」、「語法」、「イディオム」「会話表現」、「単語・語彙」、「アクセント・発音」という受験英語に必須な分野を網羅している参考書が、このNext Stage(略してネクステ)です。多くの高校で、受験教材として紹介されているようなので、すでに手元にあるという人も多いのではないでしょうか。レベルとしては、センターで8割以上をとりたい人、MARCHを受ける人向けの参考書です。受験で英語を武器にしたい人は使っておくべき一冊といえるでしょう。
Next Stageの基本的な進め方
まずは見開きの左側のページを、何も見ずに解きます。答え合わせをし、間違えた問題の解説を読みます。これが、Next Stageの基本的な進め方です。では、効率的にNext Stageを使うにはどうしたら良いのでしょうか。ここでは、3つのポイントを紹介します。
【ポイント1】高3の夏までに一通り終わらせる
Next Stageは、時間をかけてコツコツ解くタイプの参考書ではありません。得点源となる長文読解の勉強に多く時間をさけるように、高3の夏までには、一通り終わらせてしまいましょう。その後は、繰り返し解いたり、長文問題を解いていてつまずいたところや、模試で間違えた文法やイディオムなどを、適宜チェックしたりしましょう。
【ポイント2】文法書と併用して使う
ネクステは、あくまでも問題集形式の参考書です。かなり広い範囲を扱っているので、他の参考書に比べて解説が少なめになっています。英語解説で理解できなかった場合は、Forestなどの厚めの文法書を併用して、疑問を解決しましょう。この際、右側のページにメモをとることをおすすめします。
【ポイント3】何度も繰り返して解く・確認する
Next Stageは、何度も繰り返して解き、確認することで、効果を感じられる参考書です。一周しただけで、満足してはいけません。繰り返して解けるように、解答は直接書き込むのではなく、ノートに書くようにしましょう。また、解説を見なくてもパッと答えられるようになるまで、苦手分野を何度もチェックすることも大切です。付箋などを貼って、間違えた問題に目印をつけておけば、受験前に苦手分野だけを確認できるので、とても効率的です。ネクステを何度も繰り返して解けば、文法問題でのミスはほとんどなくなってくるはずです。
おわりに
Next Stageは、受験英語を網羅的に勉強するための必須アイテムです。ただダラダラと解くのではなく、ポイントを押さえて効果的に使用しましょう。この1冊を完璧にすれば、入試で高得点を獲得するのも、夢ではないでしょう。