大学受験において英語は多くの高校生が苦手意識を抱えている科目ですが、苦手だからといって諦める必要はありません。
実際に全国模試の英語で偏差値49と平均より少し下の状態から、医学部合格レベルまで成績を伸ばした高校生も存在します。
今回は三井先生の実体験をもとに、英語が苦手な人がどのように勉強すれば成績を向上できるのか、具体的な勉強法を解説します。
英語が苦手でも成績は大きく伸ばせる
英語が苦手または嫌いな高校生の中には、自分には英語の才能がないと考えてしまう人もいますが、英語は正しい勉強法で学習を進めれば、十分に成績を伸ばせる科目です。
重要なのは才能ではなく、自分の弱点を把握しながら適切な勉強法を実践することであり、基礎固めから丁寧に学習していけば大きく成績を向上させられます。
英語偏差値49からのスタートだった
三井先生は現在医学部に合格した優秀な受験生として知られていますが、最初から英語が得意だったわけではなく、むしろ苦手なほうでした。

高校時代に受けた全国模試では英語偏差値49を記録しており、全国平均を少し下回る程度の学力だったそうです。
医学部合格者と聞くと、最初から勉強ができたイメージを持つ人も多いかもしれませんが、実際には英語が苦手な状態から勉強を始めており、正しい努力を積み重ねることで成績を伸ばしています。
英語が苦手な高校生にとって大切なのは、現在の成績ではなく今後どのような勉強法で学習を進め、いかに苦手を克服するかです。
まずは苦手な理由を分析することが重要
英語が苦手または嫌いな高校生の多くは、とにかく勉強時間を増やそうと考えますが、ただ増やすだけでは根本的な解決にならない場合があります。
成績が伸びないときには、まず自分がなぜ英語を苦手としているのかを分析することが重要です。

単語が覚えられないのか、文法が理解できないのか、それとも長文読解が苦手なのかによって勉強法は大きく変わります。
三井先生の場合は、英単語が分からないことが全ての原因になっていたため、授業内容も理解できず、勉強への意欲も下がっていました。
苦手な理由を特定できれば、優先的に取り組むべき課題も明確になり、効果的な勉強法で苦手教科を克服することができます。
やる気があるのに伸びない場合は勉強法を見直す
高校生の中には、一生懸命、英語の勉強しているにもかかわらず成績が伸びない人もいますが、その原因の多くは勉強量ではなく、勉強法が間違っている可能性があります。

英語は正しい順番で学習することが非常に重要であり、単語が分からない状態で長文ばかり読んでも効果は薄くなりますし、文法が曖昧なまま難しい問題集に取り組んでも成果は出にくくなります。
勉強しているのに英語の成績が伸びない場合には、一度勉強法を見直したり、先生や塾の講師に相談しながら学習計画を練り直すことも有効です。
また、現時点で塾に通っていない人は、武田塾の無料受験相談を活用するのもおすすめです。経験豊富な校舎長に正しい勉強法を相談できるので、ぜひお気軽にお申込みください!
英語が苦手な人が最初にやるべきこと
英語が苦手または嫌いな高校生に多いのは、基礎が十分に固まっていないまま勉強を進めているケースです。
ここからは、英単語や文法などの基礎を着実に身につける勉強法を解説するため、英語が苦手・嫌いな高校生はぜひ参考にしてください。
英単語を最優先で覚える
三井先生は、英語が分からない最大の原因が単語不足にあると気付き、まずは英単語帳を徹底的にやり込むという勉強法から始めました。

使用した参考書は『鉄壁』です。1日5セクションずつ進めて10日で全50セクションを1周するサイクルを3回繰り返し、1か月で完成させる計画を立てました。
単語が分からない状態では英文を読んでも内容が理解できないため、大学受験において英単語の暗記は全ての勉強の出発点になると考えたからです。
隙間時間を徹底的に活用した
三井先生は、英単語を覚える際にまとまった勉強時間だけではなく、隙間時間も積極的に活用するという勉強法を実践していました。

通学中の電車や学校の休み時間など、少しでも時間があれば英単語帳を開いて暗記を進め、ゲームを攻略する感覚で何度も繰り返し学習し、覚えられなかった単語にはな再度挑戦していました。
英単語学習は1回で終わるものではなく、何度も反復することで少しずつ定着していくため、隙間時間の活用は非常に重要になります。
なお、以下の記事で、英単語を1日で100個覚える武田塾流の英単語勉強法を解説しているので、「英単語を勉強しているけど全然覚えられない」という人はぜひチェックしてください!
▶【武田塾式】英単語を1日で100個覚える方法を徹底解説!
単語が分かると英語が面白くなる
英単語帳1冊を完璧に覚えると、長文の中に知っている単語が増えていき、以前よりも内容が理解できるようになり、嫌いだった英語が面白く感じられるようになります。
単語が分からないからと英語を嫌いになってしまうケースがよくありますが、語彙力が増えて内容が理解できるようになると、自然と学習意欲も高まります。

三井先生も単語を覚えた後は文法や構文の理解がしやすくなり、英語学習を前向きに進められるようになった結果、苦手な英語を克服できました。
単語の次は英文法を固める
単語の意味が分かるようになると、文法書に書かれている内容の理解が深まり、学習をスムーズに進められます。

英文法は長文読解や英作文の土台になるため、しっかり理解しておく必要があり、参考書を完璧になるまで繰り返し学習する勉強法が効果的です。
中途半端に複数の参考書へ手を出すよりも、一冊を徹底的にやり込んで基礎を固める方が効果的であり、長文読解などの学習も効率よく進められるようになります。
英語長文・リスニング・英作文はどう伸ばしたのか|大学受験で必要な勉強順序
長文読解やリスニング、英作文といった実践的な学習も必要ですが、基礎が身についていない状態で長文演習を繰り返しても、大学受験の英語を攻略することはできません。
大学受験では勉強の順番が重要であり、三井先生も英単語と英文法を徹底的に固めた後に実践演習へ移行したことで、応用問題も克服することができました。
単語力の向上によって長文が読めるようになった
三井先生が英単語を集中的に覚えた結果として最初に実感した変化は、長文読解が以前よりも楽になったことでした。

英語が苦手な高校生の多くは、原因を読解力不足だと考えがちですが、実際には語彙力不足の場合が多く、知らない単語がたくさんある状態では、文章全体の内容を理解することは難しくなります。
文章の内容を完全に理解できなくても、重要な単語の意味が分かれば全体の流れを推測できるようになります。
三井先生も単語学習を終えた後は、長文を読んだ際に知っている単語が増えていることを実感し、英語学習が少しずつ面白く感じられるようになり、嫌いだった長文読解問題も克服することができました。
リスニングは英語を前から理解する練習が重要だった
リスニング対策について三井先生が重視していたのは、英語を前から理解する習慣を身につけることでした。

英語が苦手な受験生の多くは、英文を聞きながら日本語へ訳そうとしてしまいますが、リスニングでは音声が一度しか流れないため、途中で考え込んでしまうとその先の内容を聞き逃してしまいます。
そこで三井先生は、「誰が」「何をした」「どのようなことが起きた」という情報を英語の語順のまま理解することで、内容を素早く把握する勉強法を繰り返し実践しました。
英語を前から理解する習慣が身につけば、リスニング問題ばかりでなく長文問題などの克服にもつながります。
英作文は日常生活の中で鍛えていた
一般的な高校生は英作文の問題集を解くことばかりに意識が向きますが、三井先生は日常生活そのものを英作文の練習へ活用する勉強法を行いました。
例えば電車内の広告を見た際に、その日本語を英語で表現できるか考えたり、自分の頭の中に浮かんだ内容を英語で説明できるか試したりしていました。

日頃から英語で考える習慣を持つことは、英作文力向上に大きな効果をもたらし、更には英語の総合的な力をつけ、大学受験の英語を攻略することにつながります。
長文読解の際に英作文の学習をしていた
三井先生は、長文問題を解いた後に、日本語訳した文章をもう一度英語へ戻すという独特な復習方法で、英文を読んで内容を理解するだけでなく、英作文の学習にも役立てていました。

大学受験の英作文では難解な表現を使うことよりも、基本的な文法を用いて正確な英文を書くことが求められるため、効果的な勉強法だったといえます。
偏差値49から医学部合格レベルまで伸びた理由
全国模試で英語偏差値49だった三井先生が医学部合格レベルまで成績を伸ばせた理由は、決して特別な才能や裏技によるものではありませんでした。
多くの高校生が軽視しがちな基礎を徹底的に固めたことこそが大きな成長につながり、大学受験を成功させた最大の理由だったのです。
参考書を一冊ずつ完璧に仕上げた
英語が苦手な受験生ほど、新しい参考書へ次々と手を出してしまう傾向がありますが、参考書を増やしたからといって英語を克服できるわけではありません。

三井先生は英単語帳も英文法の参考書も、一冊を完璧に仕上げることを目標にして、完全に理解できるまで繰り返し学習し、どのページが開かれても答えられる状態を目指して取り組んでいました。
大学受験では参考書の冊数ではなく完成度が重要で、一冊を完璧に仕上げた経験は大きな自信にもなり、その後の学習効率も大きく向上します。
苦手な原因と正面から向き合った
三井先生は、自分が英語を苦手としている原因が単語不足にあることを冷静に分析し、その課題と真正面から向き合いました。

英語が苦手だからといって長文を避けたり、単語暗記から逃げたりするのではなく、まず問題点が何なのかを明確にすることが重要です。
苦手科目を克服するためにも、自分に不足している部分を認め、弱点を一つずつ埋めていく勉強法で着実に学力を伸ばすことが大切です。
まとめ|基礎固めから継続した勉強法が実力を伸ばす
三井先生は英語偏差値49という状況から、英単語帳と英文法の参考書を徹底的にやり込み、長文読解やリスニング、英作文へと段階的に学習を進めることで医学部合格レベルまで成長しました。
英語が苦手な高校生ほど難しい問題集へ手を出したくなりますが、まずは単語と文法という基礎を固めることが最優先であり、基礎が完成すれば長文読解もリスニングも英作文も克服することができます。
大学受験において大切なのは、自分の弱点を把握し克服するために必要な勉強法を見極めることであり、英語が苦手なことや嫌いなことを理由に諦める必要はありません。
自分の弱点を分析しながら、一冊の参考書を完璧に仕上げる意識で学習を続ければ、英語への苦手意識を克服し、大学受験を有利に進めることができます。
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