世界史を得点源にしたい人におすすめ!『世界史B一問一答 完全版』の特徴と使い方

逆転合格.com|大学受験勉強法,参考書,大学別攻略情報オススメ世界史の参考書33選世界史を得点源にしたい人におすすめ!『世界史B一問一答 完全版』の特徴と使い方
科目 世界史
出版社 ナガセ
目的 世界史の知識網羅
対象者 世界史を得点源にしたい人
難易度 最難関大学レベル
分量 493ページ
使用期間 高校3~入試直前
ジャンル 一問一答形式問題集

具体的なオススメポイント
ボリュームと網羅性が他の参考書の中で最も高い
注意点
いきなりすべてを覚えようとせず、段階的に覚えていくのがおすすめ

最難関大学にも対応できる!『世界史B一問一答 完全版』

『世界史B一問一答 完全版』は、世界史を大学入試の得点源にしたい人にオススメの問題集です。見開き1ページで問題と答えがレイアウトされている取り組みやすい構成だけでなく、わかりやすい解説や他の一問一答系の問題集と比べてかなりボリュームが多くなっていることが特徴です。

そのため、他の受験生に世界史の知識で差をつけ得点源にすることができます。難易度的にも最難関大学の入試に対応できるレベルなので、これ一冊をしっかりと極めれば世界史で高得点が狙えるでしょう。

ただし世界史の初学者がいきなりこの本で勉強するのは難しいです。先に講義系の本などで世界史の文脈や流れを一通り把握した上で、知識を完全なものにしたい人は世界史 B 一問一答完全版に取り組んで見ることをお勧めします。

『世界史B一問一答』の特徴

この参考書には、問題と答えの解説だけでなく、入試で点を取るのに役立つ情報も多数掲載されています。例えば年号の覚え方や、 世界史で重要な出来事に関する詳しい特徴、 サラに関連する人物や周囲への影響など必要な背景知識まで網羅的に解説されています。

そのキーワードが入試で出題されやすい事項かどうかというポイントや、問題が難易度や重要度とともに掲載されていることから、どこを重点的に学習すべきかが分かりやすくなっているのが特徴です。

闇雲に一問一答形式の問題集を解くよりも、入試に出やすいポイントに絞って自分の実力に合わせて段階的に学習が進められるので、一通り講義系の参考書で流れを掴んだ人が世界史の知識を完璧にしていくのに役立つでしょう。

なお、一問一答形式の問題と答えになっている知識とは別に注釈も充実しているのがこの教材の特徴です。できればこれらの注釈についても頭の片隅に入れておくことをお勧めしますが、全ての情報をいっぺんに覚えようとするとパンクしてしまうので、何度も繰り返し解くうちに自然に覚えていくような流れが理想的です。

一問一答形式を解くときの注意点

掲載されている問題のボリュームや質共に最高クラスに位置する世界史 B 一問一答ですが、学習する際には注意点もあります。まず一番大事なことは、完璧主義にならないことです。最初から全部の情報を覚え切ろうとして意気込みすぎてしまうと、膨大なボリュームで進むスピードが遅く結局途中で挫折してしまうことにもなりかねません。

それよりはまず、自分がどの段階の問題まで覚えるか決めて、短期的な目標を設定してそこに向けて学習を進めた方が効率が良いです。まずは、難易度が易しい問題を一通りといてできるようにしてから、その次にもう一段階上の難易度の問題に取り組んで見るなど、自分のレベルに合わせてステップを踏んでいくのがおすすめです。

また繰り返し学習することも大切ですが、その際に注意すべきポイントは問題の順番や流れで答えを覚えてしまわないようにすることです。繰り返しといていると問題の流れがヒントになって答えが言えてしまう場合もありますが、実際の入試で役立つ実力はその勉強法だとなかなか身につきません。

頭の中にある知識をきちんと整理しながら、解答の根拠をしっかり持って答えを出すようにしましょう。もしどうしても問題の掲載順がヒントになってしまうような場合には、覚えた範囲についてランダムでページをめくって自分の中でテストをするなど工夫するのがおすすめです。

他の一問一答形式問題集との違いは?

他の一問一答形式の世界史問題集との違いは、やはりその圧倒的なボリュームと網羅性にあります。この問題集をすべてカバーしておけば、共通テストに出てくるような世界史の知識はまず取りこぼしがないと言ってよいでしょう。

さらに、この問題集に掲載されている難易度で★マークが3つ、2つの問題(★が少ないほど難しい設定です)一通り仕上げておけば、MARCHや早慶の易しい学部まで対応可能です。さらに難しい学部や国公立の難関の二次試験で世界史を使う人にも知識の整理としてこの問題集が役立つでしょう。

何冊も色々な参考書に手を出すよりも、この一冊を使って繰り返し学習した方が記憶を効率よく定着させることが可能です。反射的に答えが解けるようになるまで繰り返し学習し、必要であれば単語カードやルーズリーフに転記するなどしてランダムな順番で問題を答えられるようにするとさらに万全な知識が得られます。

さらにこの『世界史B一問一答 完全版』には、索引がついているのも特徴です。世界史の資料集代わりに辞書的な使い方もできますので、講義系の参考書とともにこの一問一答を用意しておくと分からない単語があった時にすぐに知識を整理することができておすすめです。

まとめ

今回紹介した『世界史B一問一答 完全版』は、最難関大学にも対応できる幅広い知識を身に付けられる一問一答形式の問題集です。非常にボリュームが多くまた解説も詳しいため、大学受験の世界史に必要な知識を完全に網羅することが可能です。

ただしいきなり全ての問題をやろうとすると量が多すぎて挫折してしまう危険性が高いので、自分のレベルに合わせて解く問題や難易度覚えるべき知識を段階的に増やしていくことをお勧めします。大学入試で世界史を得点源にしたい人はこの一冊をしっかりやり込んで合格に必要な知識を身につけてください。

世界史の参考書はこれだけじゃない!

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