時代と流れで覚える! 世界史B用語|世界史の知識整理におすすめの問題集

逆転合格.com|大学受験勉強法,参考書,大学別攻略情報オススメ世界史の参考書20選時代と流れで覚える! 世界史B用語|世界史の知識整理におすすめの問題集
科目 世界史
出版社 文英堂
目的 世界史知識整理
対象者 世界史を単元ごとに整理したい人
難易度 難関大学レベルまで対応
分量 192ページ
使用期間 高三入試直前期まで
ジャンル 世界史問題集

・具体的なオススメポイント
世界史の各単元が分かりやすくまとまっている
・注意点
難易度が高く、初めて学習する人には向いていない

世界史の知識を単元ごとにピンポイントで仕上げられる問題集『時代と流れで覚える! 世界史B用語』

今回ご紹介する『時代と流れで覚える! 世界史B用語』は、世界史の知識を単元ごとに学習しやすい問題集です。入試で頻出の世界史に関する出来事を時代と流れでまとめてあり、苦手な単元や復習したい単元についてピンポイントで学ぶことができます。扱われている問題の難易度は世界史の同様の問題集の中でも少し高く、共通テスト9割以上のレベルや、有名私大国公立の二次試験で必要な用語まで網羅されているのが特徴です。

覚えるべきキーワードに関しては赤文字でチェックシートを使って暗記ができるなど学びやすい工夫がされています。ただしあくまでも空欄を埋めていくタイプの問題集のためこの一冊だけで世界史の学習を完結させることはできません。必ず教科書や他の問題集、講義系の参考書などを使って世界史の全体的な流れを把握してから取り組むようにしましょう。

今回はそんな『時代と流れで覚える! 世界史B用語』について詳しい内容や学習方法のポイントについて解説します。

『時代と流れで覚える! 世界史B用語』は 世界史の頻出事項を3ステップで学べる

『時代と流れで覚える! 世界史B用語』は他の世界史の同様の問題集と比べると、知識を効率的に身につけるためにレイアウトや内容構成に工夫が凝らされているのがポイントです。具体的には入試で頻出の世界史用語が3ステップでチェックできるようになっています。

まず世界史の単元が見開き1ページにまとめられているのが特徴です。左側のページにはまとめの表が書いてあり、その時代に起きた事柄をまとめて知ることができます。そして穴埋め問題で重要な語句を覚え、見開きページの文章を読むことでそれらの出来事の流れを把握することが可能です。

世界史の用語はキーワードだけを知っていてもその意味が説明できなければ得点につながりません。そのため各用語の意味や歴史的背景だけでなく、流れを理解しておく必要があります。

『時代と流れで覚える! 世界史B用語』の構成に従って3ステップで世界史の事項をチェックしていけば、用語を覚えていなかった箇所や、用語は覚えていたものの流れを理解できていなかった箇所をピンポイントで復習することが可能です。各時代の全体像を踏まえた上で、起こった出来事やその出来事が起きた場所を地図などを含めて覚えていくようにしましょう。

見開き85項目でコンパクトな教材ながら3000語近くのキーワードを学べる

『時代と流れで覚える! 世界史B用語』は世界史の問題集の中では比較的薄い教材となっていますが、見開き85項目でコンパクトにまとめられていながら実際に掲載されている世界史の用語数は3005以上となっており、無駄のないレイアウトなのが特徴です。

左のページには表や地図がまとめてあるため、視覚的に内容を理解することができます。右ページは世界史で覚えておくべき用語は空所補充の形で並んでいるため一問一答的な使い方で世界史の用語を速習していくことも可能です。左ページの図や用や、右ページの重要語句は、ともに赤シートで隠して用語を暗記することができます。

入試で記憶しておくべき世界史の用語はほぼ全て載っていると言っても過言ではないため、基本的な学習を終えた後はこの教材を使って知識の整理を行うのがおすすめです。特に教科書を自力で学習している人の場合、入試に出やすい写真や地図の問題がどこなのかが分からず盲点になりやすくなっています。『時代と流れで覚える! 世界史B用語』なら、入試に出やすい図や表の問題もまとめてくれているので、見落とすことなく網羅的な学習が可能です。

世界史を初めて勉強する場合は難易度が低い別の教材がおすすめ

各単元の入試の必須項目がわかりやすくまとまっている『時代と流れで覚える! 世界史B用語』ですが、解説というよりは空欄補充形式での問題集としての側面が強いため初めて世界史を学習する人がこの一冊を使って勉強を進めるのは難しいです。そのため世界史を一から勉強したいという人はより難易度が低くわかりやすい『高校世界史基本用語問題集ツインズマスター』や『ナビゲーター世界史』などの教材から始めるようにしましょう。

これらの教材を一通りマスターした後で、ピンポイントで知識を強化しておきたい時代やエリアがあれば、『時代と流れで覚える! 世界史B用語』を使って復習をしておくのがおすすめです。

なお世界史に関しては講義型の問題集を使って流れを理解しつつ用語を覚えていくことが大切になります。キーワードだけ暗記していても流れが分かっていないと得点を取ることが難しいです。特に起こった出来事を年代順に並べるような問題や、各キーワードの歴史的な背景知識を記述式で書かせるような問題を出題する学校を受ける場合には、内容理解が大切になります。

世界史に関して各教材の特徴を活かして必要な知識を効率よく身につけていくようにしましょう。

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