逆転合格を続出させる武田塾の参考書、勉強法、大学別対策の情報を大公開!偏差値・入試情報などお役立ち情報も。

段階式 世界史論述のトレーニング|論述初心者の強い味方!

逆転合格.com|大学受験勉強法,参考書,大学別攻略情報オススメ世界史の参考書40選段階式 世界史論述のトレーニング|論述初心者の強い味方!
段階式 世界史論述のトレーニング

『段階式 世界史論述のトレーニング』は、50字程度の短い論述から300字以上の長い論述まで、文字数別に段階を踏んで世界史の論述力を鍛えることができる問題集です。

本記事では、『段階式 世界史論述のトレーニング』の特徴や使い方、レベル、いつから使うべきかについて詳しく解説していきます。

世界史の論述対策を始めようとしている受験生は、ぜひ日々の学習に本記事を役立ててみてください。

教材名 段階式 世界史論述のトレーニング
ジャンル 問題集
出版社 Z会
出版日 2005年8月1日
必要時間目安 約100時間前後
目指す大学群レベル 東京一工・旧帝大・早慶上智・GMARCH・関関同立・金岡千広・5S
分量 288頁

具体的なおすすめポイント

  • 50字から300字以上までの文字数別構成で、無理なく論述力を養成できる
  • 採点ポイントが明示されており、自己採点・添削がしやすい
  • 序章で論述の基礎知識を学べるため、論述対策の入門書として取り組みやすい

注意点

  • 教科書レベルの通史知識が前提となっている
  • 解説を読み込まないと学習効果が半減する
  • 志望校の出題形式に合わせた章まで進める必要がある

文字数別に論述力を鍛える『段階式 世界史論述のトレーニング』

『段階式 世界史論述のトレーニング』は、世界史の論述問題を文字数別に段階を踏んで学習できる問題集で、論述初心者から難関大志望者まで幅広く対応しています。

本書の最大の特徴は、100字未満の小論述から100〜180字、200〜250字、そして300字以上の長い論述へと徐々にステップアップしていく構成にあります。

本書であれば、いきなり長い論述に挑戦して挫折することもなく、志望校で出題される文字数に合わせて学習範囲を調整できるため、効率的な受験対策が可能です。

『段階式 世界史論述のトレーニング』はどんな人におすすめ?

『段階式 世界史論述のトレーニング』は、世界史の論述問題を初めて学習する受験生が、論述対策の基礎固めとして活用するのにおすすめの一冊です。

二次試験や私大入試で論述が課される大学を志望しているものの、どこから手をつければよいかわからないという人には最適な教材といえます。

また、すでにある程度の世界史の知識があり、それを論述という形でアウトプットする練習をしたい人にも向いています。

『段階式 世界史論述のトレーニング』のレベル

『段階式 世界史論述のトレーニング』は、世界史の論述対策において基礎から応用まで幅広いレベルに対応した問題集です。

序章と第1章は入門編で100字未満の短い論述、第2章は100〜180字の実力養成編、第3章は200〜250字の実戦演習編となっており、徐々に難易度が上がっていく構成になっています。

最終的な第4章では300字以上の長い論述を扱い、東大・京大・一橋などの最難関大で出題されるような難しい論述問題にも対応できるレベルまで到達することが可能です。

『段階式 世界史論述のトレーニング』はいつから使えばいい?

『段階式 世界史論述のトレーニング』は、教科書レベルの世界史の通史知識が一通り頭に入り、一問一答などで基本用語の暗記を進めた後から使い始めるのがベストです。

本書に取り組む前提として、基本的な用語や歴史の流れを理解していることが求められるため、インプット学習が不十分な状態で始めてしまうと、問題を解くこと自体が難しくなってしまいます。

難関大を目指す受験生であれば、遅くとも高3の夏休み明けには本書での論述対策を開始できるように、いつから使うかを逆算して基礎固めを進めるのが望ましいといえます。

『段階式 世界史論述のトレーニング』の特徴

『段階式 世界史論述のトレーニング』には、論述対策を効果的に進めるための工夫が随所に施されています。

ここでは、本書の特徴を詳しく紹介していきますので、購入を検討している方はぜひ参考にしてください。

序章で論述の基礎を学べる

『段階式 世界史論述のトレーニング』の大きな特徴として、序章で論述問題の基礎知識と解答作成の手順を学べる点が挙げられます。

序章で出題タイプ別の考え方や解答の書き方を丁寧に解説しているため、論述の「型」を身につけてから問題演習に入ることができます。

論述問題に初めて取り組む受験生にとって、序章の内容をしっかり理解してから第1章以降に進むと、効率的な論述力の養成が可能です。

採点ポイントにより自己採点がしやすい

『段階式 世界史論述のトレーニング』のもう一つの大きな特徴は、各問題に採点ポイントや解答例だけでなく別解や生徒の答案例も掲載されている点です。

論述問題は記述式であるため、自分の答案が何点なのかを判断するのが難しいという課題がありますが、本書では解答に盛り込むべき要素が明確に示されています。

この採点ポイントを活用すると、自分の答案に不足している要素や余計な記述を客観的にチェックすることができ、独学でも効果的な論述対策が可能です。

「知識の整理」「補足解説」など解説が充実している

『段階式 世界史論述のトレーニング』は、各問題に「アドバイス」として出題意図の読み取り方や論理の展開方法が示されているなど、解説が非常に充実している点も大きな魅力の一つです。

さらに「知識の整理」や「補足解説」のコーナーでは、その問題に関連する世界史の知識が体系的にまとめられているため、論述に必要な背景知識を効率的に復習できます。

解説を熟読することで、単に答えを暗記するのではなく、なぜその要素を盛り込む必要があるのかを理解しながら学習を進められます。

『段階式 世界史論述のトレーニング』の使い方

『段階式 世界史論述のトレーニング』を最大限活用するためには、正しい使い方を理解しておくことが重要です。

ここでは、本書の効果的な使い方をステップ別に解説していきます。

まずは何も見ずに問題を解く

『段階式 世界史論述のトレーニング』に取り組む際は、目安となる制限時間を意識しながら、最初は教科書や参考書を見ずに自力で問題を解いてみることが大切です。

1回目は思うように書けないかもしれませんが、自分の現時点での実力を把握することが学習の第一歩となります。

どうしても難しい場合は解答編の「アドバイス」を参考にしても構いませんが、なるべく自力で考える習慣をつけることが論述力向上の近道です。

解答例と採点ポイントで自己採点する

問題を解き終えたら、解答例を確認して自分の答案と比較し、採点ポイントに沿って自己採点を行います。

この際、単に点数をつけるだけでなく、答案に必要だったのに書けなかった要素と、必要ないのに書いてしまった要素を明確にチェックすることが重要です。

自己採点を通じて、出題者が何を求めているのかを読み取る力を養っていきましょう。

解説を熟読して知識を定着させる

自己採点が終わったら、解説を丁寧に読み込んでいくことが『段階式 世界史論述のトレーニング』を活用する上で最も重要です。

「アドバイス」で出題意図の読み取り方を確認し、「知識の整理」や「解説」で関連知識を復習していきましょう。

強調されている用語は確実に定着させるようにし、忘れていた知識があった場合は、必ず教科書や資料集に立ち返って復習することで、より深い理解につなげられます。

解答例を書き写して型を身につける

解説を読み終えたら、最後に解答例を実際に書き写すことで、論述の表現や構成の「型」を体に染み込ませるのが効果的です。

書き写す際は、ただ機械的に写すのではなく、解説で学んだ内容を振り返りながら、問題文の要求と解答の要素がどのように対応しているかを意識することが大切です。

この繰り返しにより、論述問題を見たときに何を書くべきかを瞬時に判断できるようになります。

『段階式 世界史論述のトレーニング』の注意点

『段階式 世界史論述のトレーニング』は論述対策の強力な味方となる問題集ですが、効果的に活用するためにはいくつかの注意点を押さえておく必要があります。

より高い学習効果を得るために、本書を活用する際の注意点について解説します。

基礎知識が不十分だと効果が薄い

本書は、教科書レベルの世界史の知識を一通り理解していることを前提として作成されています。

そのため、通史の流れを理解していない状態や基本用語を覚えていない段階で本書を始めてしまうと、問題を解くことすらままならず、学習効果が大幅に低下してしまいます。

本書を使う際は、基礎固めが完了しているかを確認しながら進め、もし事象が流れなどが説明できない場合は基礎学力に戻るのもおすすめです。

焦って論述対策を進めるよりも、不明点が出てきたら教科書や講義系参考書で復習したり、一問一答などで基本用語を確認したりと、立ち止まって弱点を克服することが大切です。

解説を読み飛ばさない

『段階式 世界史論述のトレーニング』の真価は、問題そのものよりも充実した解説にあるといっても過言ではありません。

解答例を確認して終わりにしてしまうと、本書の持つポテンシャルが十分に発揮されないことになってしまうので、正解した問題も含めて必ず解説を読み込む習慣をつけましょう。

なぜその要素を書く必要があるのか、どのような論理展開が求められているのかを理解することで、初見の問題にも対応できる真の論述力が養われていきます。

志望校に合わせて学習範囲を調整する

『段階式 世界史論述のトレーニング』は第4章までありますが、すべて取り組む必要はなく、志望校の出題傾向に合わせて学習範囲を調整することが重要です。

100〜200字程度の論述が出題される大学であれば第3章までで十分であり、無理に第4章まで進める必要はありません。

一方、東大・京大・一橋などの最難関大で300字以上の大論述が課される場合は、第4章までしっかりと取り組むことが必要です。

『段階式 世界史論述のトレーニング』|まとめ

本記事では、『段階式 世界史論述のトレーニング』の特徴や使い方、レベル、いつから取り組むべきかについて解説してきました。

『段階式 世界史論述のトレーニング』は、文字数別の段階式構成と充実した採点ポイント・解説により、論述初心者でも着実に世界史の論述力を養成できる優れた問題集です。

教科書レベルの知識を身につけた上で本書に取り組めば、難関大の論述問題にも対応できる実力が身につくので、ぜひ本書を活用して志望校合格を勝ち取ってください。

【世界史】参考書ルートはこちら

参考書ルートは武田塾が考案の自学自習のルート!
志望校合格に必要な参考書と学習の順番が一目でわかるため、自学自習におすすめです。

受験相談の問い合わせ

関連記事

逆転合格.com

本サイトは大学受験予備校 武田塾が運営する、志望大学の受験・入試への勉強法・選ぶべき参考書の情報を発信するサイトです。
武田塾の生徒は正しい勉強法を知り、大学受験の勉強計画を立てて進めていくことで 飛躍的に成績が上がり、逆転合格を果たしていきます。
勉強計画の立て方(基準・期間別・難易度)と 注意点、大学ごとの攻略法など大学受験についての全てをまとめてありますので、ぜひご活用ください。