【基礎徹底ルート】に使用されています。
『小学生でもわかる世界史』とは 『第1章 ヨーロッパ編』から始まり、『第5章 ヤバイ国列伝』の5章構成の参考書です。
また、各ページとも人物像や重要語句などに対するわかりやすい解説があるので、それを通して「世界史への興味・関心」「おおまかな流れ」「人物や各国の理解」などが学べるでしょう。
この記事では『小学生でもわかる世界史』について、どんな人におすすめなのかや参考書の特徴などを紹介していきます。
| 教材名 | 小学生でもわかる世界史 |
|---|---|
| ジャンル | 参考書 |
| 出版社 | 朝日新聞出版 |
| 出版日 | 2023年12月30日 |
| 必要時間目安 | 30時間 |
| 目指す大学群レベル | ー |
| 分量 | 357頁 |
具体的なおすすめポイント
- 本文がとても簡単な文章や理解しやすい言葉で書かれている
- 見開きのページに楽しい地図が多くて視覚的にビジュアル化されている
注意点
- 「詳しさ」よりも「わかりやすさ」が優先されているので解説が物足りないこともある
- 大まかな流れを掴むための1冊なので専門性を求める学習には使えない
社会(世界史)への苦手意識を克服したい人におすすめ『小学生でもわかる世界史』
世界史に対して「難しそう」「用語が覚えられない」と感じてしまう人は少なくありません。
『小学生でもわかる世界史』は、そんな世界史への苦手意識をもつ学習者でも、読み進めるだけで自然と流れが理解できるように設計された一冊です。
カラフルな地図や人物イラスト、インパクトのあるセリフによって「ただ覚える」世界史ではなく、「イメージで理解する」世界史へと導いてくれます。
『小学生でもわかる世界史』はどんな人におすすめ?
『小学生でもわかる世界史』は、2024年に一番売れた世界史の本です。
『小学生でもわかる世界史』は「世界史に興味が持てない」「どの年代から手を付けていいのかわからない」など、世界史に苦手意識が強い方におすすめしたい参考書です。
本書を読むことによって、世界史に興味・関心が持てたり、世界史の参考書の使い方を教えてくれる構成なので、読んでおくことをおすすめします。
『小学生でもわかる世界史』のレベル
結論から言うと『小学生でもわかる世界史』は、大学受験を受ける前の定期テスト対策なので、本文内容のレベルは基礎定着レベルです。
入試よりはだいぶ易しめのレベルで基礎知識がたくさん掲載されてますので、世界史になじめない受験生には必須の1冊と言えるでしょう。
この参考書を終えた後に自分の学力に合ったレベルに合わせて、最適なもう1冊の参考書を選ぶことをおすすめします。
『小学生でもわかる世界史』はいつから使えばいい?
『小学生でもわかる世界史』をいつから使えばいいかと言うことですが、世界史の授業が始まった、高校1年生の2学期ごろが理想でしょう。
この参考書は、世界史の授業が理解できなかった方や教科書の図解よりももっと簡単なモノで復習したい方などが、いつからでも取り組めるようになってます。
1つ1つの各章が細かく、登場する国や人物像などがイラストで描かれてあるので、どのシーンも比較的、簡単に暗記できるでしょう。
また、高校3年生になってから世界史の遅れを取り戻したい方にも、『小学生でもわかる世界史』は初心に戻って学習できるのでおすすめの1冊です。
『小学生でもわかる世界史』の特徴
ここでは、『小学生でもわかる世界史』の特徴について具体的に見ていきますが、3つのポイントがあるので、1つずつ解説していきます。
世界史が苦手な方でも、テストの得点源になるようにわかりやすく、重要事項には解説があるので自然に知識を吸収できるでしょう。
① 解説が簡単で理解しやすい
社会全般が苦手な方でも理解しやすい文章で書かれてあり、1ページの中に地図や人物のイラストがあるので、飽きることなくモチベーションが維持できます。
また、人物のセリフも(霊:古代ローマのカエサル「うっし、中央政府をボコすぞ」)、インパクトがあるので、世界史が苦手な方も興味が持てることがメリットです。
マンガやイラストがたくさん載っており、誰でもいつからでも社会の世界に入り込み、授業のペースに合わせて読み進められるでしょう。
入試問題には「解く力」が必要とされるので、この『小学生でもわかる世界史』を基礎固めにして、時代の出来事を詳しく解説してある参考書も、別に補助として準備したほうが学習しやすいです。
②解説文がインパクトのある白文字抜き
ページ下の解説が「白文字抜き」なので、他の参考書にはあまり見られず、視覚にも優しい文字で脳内にも要点がスムーズに入ってきます。
さらに、解説が不明の際には「参照p 158」などの指示があるので、もう一度復習したい時に、解説の使い方次第で、いつからでも効率が上がるでしょう。
世界史では各自が暗記した知識を、そのままアウトプットできるか否かで学力を判断されてしまうので、暗記が重要になります。
この解説文をノートに書き写したり友人とクイズ形式で学習したり、自分に合った方法で身に付けることが大切です。
『小学生でもわかる世界史』の使い方
ここでは『小学生でもわかる世界史』の使い方を、具体的に見ていきますが、使う人の勉強スタイルによっても違ってくるので気をつけてください。
なお、各学年のいつからこの参考書を使うのかは個人差もあり、各学校の授業の進度により使い方も異なるので、適宜活用しましょう。
全体を読んで、知識の定着を図る
『小学生でもわかる世界史』は、ページ数が多い参考書ですが、まず細かい年号や人物像を覚えようとせず、全体を読み通してください。
おおまかな流れを摑んだら、複数回読んで地名や人名、重要な語句を年代ごとに、インプットすることです。
「アレクサンダー大王」だけでなく、「古代ローマ」「東へ進む」など関連付けて暗記することで知識が定着しやすくなります。
他にも、スマホの世界史クイズや暗記カードなどを利用して、少しずつでも継続して取り組み語彙力の強化を図りましょう。
アウトプットして正解率を確認する
世界史の知識レベルをアップさせるには、内容をインプットするだけでは試験の得点源にはならないので、必ずアウトプットすることが大切です。
『小学生でもわかる世界史』の内容がインプットされているか、必ず復習したり、他の問題集を使うことによって確認してください。
インプットした知識を学校のワークや併用する問題集(一問一答式など)で、正解できているか確かめてみましょう。
反復練習をしないと実際の大学入試では苦戦するので、記憶を定着させるために何回も問題を解いていくことが大切です。
時間はかかりますがミスした問題は、また『小学生でもわかる世界史』に戻って復習してみましょう。
『小学生でもわかる世界史』の注意点
ここでは、『小学生もわかる世界史』を使う時の注意点を具体的にご紹介しますが、使い方を熟知していないと学習効果がないこともあります。
特に、高校受験や大学受験に使う際には各自の性格に合った勉強方法で、この参考書を適宜活用してください。
時間をかけすぎると、効果がなくなるので集中しよう
『小学生でもわかる世界史』はわかりやすさを求めた参考書であるため、時間をかけて使用する必要はありません。
この参考書で世界史の基礎や漫画のストーリーを学んだら、定期テスト対策や受験の学習に時間を使うことが賢明です。
毎晩、寝る前に眺めてみたり市販の暗記カードなどを反復して覚えるなど、効果的な使い方で基礎から学び直しましょう。
やる気が無くなったら、焦らず「自分の理解できるところ」に戻って、学習を継続させることを意識することが、点数アップの秘訣です。
最初の章から学習するよりも「取り掛かりやすい章」から学習してみる
よく参考書でありがちですが「1最の最初のページ」から読み、暗記などを初めても途中で挫折してしまい、また最初に戻り気分が乗らなくなることもありますね。
時間ばかりロスしてしまい意味がありませんので、効率的に進めて教科書にかける時間や知識をアウトプットする時間を配分化しましょう。
自分が得意な年代(例:第2章)など読んでストーリーを頭に入れると、授業では単に「先生のお話」だった出来事も楽しくなります。
世界史の歴史の流れが分かったら、後は「単語を暗記」することで、1日の単語の暗記量が増えるにつれて『小学生でもわかる世界史』の内容がスムーズに理解できるでしょう。
『小学生でもわかる世界史』|まとめ
『小学生でもわかる世界史』を活用することによって知識が少ない人でも、図解などから学習に取り組みやすいことなどをご紹介しました。
ある程度、「世界史」に精通している人にとっては、詳しさという点では物足りないので注意が必要で、併用する参考書や問題集を選び使い方を工夫してください。
世界史の勉強は、暗記量が多いので挫折しやすいですが『小学生でもわかる世界史』なら、分かりやすさは抜群と好評となってます。
世界史の基礎固めをしたい人や時代の流れをつかみたい人は、是非この参考書を使うことをおすすめして、楽しい世界史の部屋に行ってくださいね。






