
【日大レベル】に使用されています。
『大学入試 茂木誠の 世界史Bが面白いほどわかる本』は、人気講師・茂木先生のわかりやすい解説を通して、世界史の通史を学習できる講義系の参考書です。
本記事では、『大学入試 茂木誠の 世界史Bが面白いほどわかる本』の特徴や使い方、レベル、いつから使うべきか、注意点について解説していきますので、ぜひ最後まで記事を読んで、本書を最大限活用してください。
教材名 | 大学入試 茂木誠の 世界史Bが面白いほどわかる本 |
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ジャンル | 参考書 |
出版社 | KADOKAWA |
出版日 | 2021年4月23日 |
必要時間目安 | 2ヶ月 |
目指す大学群レベル | 日東駒専・東京一工・旧帝大・早慶上智・GMARCH・関関同立 |
分量 | 552頁 |
具体的なおすすめポイント
- 初学者から最難関大学まで取り組める幅広い参考書
- 物語のような講義とビジュアル要素で歴史の流れをインプットしやすい
- 1冊で完結するため取り組みやすく、コスパも良い
注意点
- 552ページとかなりボリュームがある
- 暗記用のサブノートがない
世界史受験者必携の一冊『大学入試 茂木誠の 世界史Bが面白いほどわかる本』
『大学入試 茂木誠の 世界史Bが面白いほどわかる本』は、世界史の通史を理解するための講義系の参考書で、著者は駿台予備学校などで活躍する人気講師、茂木誠先生です。
物語のようなわかりやすく面白い解説に加え地図やイラストなどが豊富で、初学者でも取り組める内容でありながら、早慶などの最難関大学を目指す受験生にとっても十分な内容となっています。
また、多くの講義系参考書が複数冊にわかれているのに対して本書は1冊で完結するため、学習しやすく、コスパも最強な参考書です。
『大学入試 茂木誠の 世界史Bが面白いほどわかる本』はどんな人におすすめ?
『大学入試 茂木誠の 世界史Bが面白いほどわかる本』は、世界史の初学者から早慶などの最難関レベルを目指す受験生まで、あらゆるレベルの受験生におすすめです。
世界史の学習では、いきなり一問一答での暗記や問題演習に入るのではなく、必ず世界史の「流れ」の理解が必要で、本書は世界史学習の初めの1冊として最適な講義系参考書となっています。
また、受験生以外でも学校の授業の補助として高校1・2年生が活用するという使い方も、非常におすすめですので、「本書の解説が合わない」、「どうしても難しい」と感じる人を除いて、ほとんどの高校生におすすめできる一冊です。
『大学入試 茂木誠の 世界史Bが面白いほどわかる本』のレベル
『大学入試 茂木誠の 世界史Bが面白いほどわかる本』は、世界史の初学者、共通テスト、MARCH、早慶などの最難関大などのあらゆるレベルに対応しています。
ストーリー性やビジュアルによるわかりやすさを重視した解説で初学者でも難なく読み進めることができる内容でありながら、最難関大の入試にも申し分ない詳しさを誇っている参考書です。
『大学入試 茂木誠の 世界史Bが面白いほどわかる本』はいつから使えばいい?
『大学入試 茂木誠の 世界史Bが面白いほどわかる本』はいつから使えばいいのでしょうか?
本書は講義形式の参考書であり、基本的には世界史学習の最初に取り組むものですので、できるだけ早く取り組むべきです。
できれば高2の秋、遅くても高3の初めにはスタートして、夏休み終了時までには完了させることを目指しましょう。
また、学校の授業の予習や復習、定期試験の勉強として活用するという使い方もおすすめですので、高1・高2の早い時期から取り組み始めるのも問題ありません。
『大学入試 茂木誠の 世界史Bが面白いほどわかる本』の特徴
『大学入試 茂木誠の 世界史Bが面白いほどわかる本』は、8つの章で構成されており、各章はいくつかの節に分かれており、著者は節ごとに学習を進める方法を推奨しています。
本文中では重要語が赤字、準重要語が太字、理解するべき記述が太字で記載されており、重要な内容が要点として定期的にまとめられているため、復習もしやすくなっています。
また、物語性を重視し、ビジュアルに富んだわかりやすい内容で、楽しく世界史の通史を理解していくことができます。
さらに、1冊で完結するため他の講義系の参考書よりもコストパフォーマンスに優れた参考書です。
『大学入試 茂木誠の 世界史Bが面白いほどわかる本』の使い方
『大学入試 茂木誠の 世界史Bが面白いほどわかる本』を正しい使い方で取り組むことで、世界史の通史を効率よく理解し、確実にレベルアップすることができます。
ここでは、本書がもつ学習効果を最大限引き出すための使い方をいくつかのポイントに分けて解説していきます。
ステップ1:まずは一通り通読する
大まかに全体像を理解し、その後に細かいところも含めてインプットしていくというのが、世界史学習の基本的な流れですので、まずは本書を通読しましょう。
用語の暗記に拘らず、本書の解説を1つの物語だと思って楽しみながら読み進めていくと良いでしょう。
本書は8つの章で分かれており、節は全部で32節あるので、1日から2日で1章のペースで一気に読み進め、世界史の全体像を理解していきましょう。
ステップ2:各章ごとに用語に注目しながら読む
2周目は、重要語句や重要な内容の暗記をしていくことを意識しながら、本書を読み進めていきます。
難しい内容は一度立ち止まって確実に理解できるようにし、赤字に関しては、最重要語句ですので2周目のうちに覚えてしまいましょう。
章ごとに読み切ったら、自分でそこまでの内容を説明できるかどうか確認し、説明できないようであれば、再度読んでみるという学習方法がおすすめです。
本書で学んだ内容を、他の人に説明できるようになれば、重要語句は頭に入っているはずですし、理解としても十分です。
ステップ3:必ず復習の日を作る
ステップ2で解説した2周目を進めていくにあたり、1週間に1回以上復習日を設けるようにしてください。
本書は552ページと非常にボリュームのある参考書ですので、復習日を設けず学習を進めてしまうと、定着せずに2周目を終えることになりかねません。
復習日はできれば、今まで学習してきた範囲全体をざっくりと読むことが望ましいですが、時間があまりない受験生は、苦手だと感じる箇所や要点がまとまっている箇所だけでも構いませんので、必ず振り返りをするようにしてください。
ステップ4:3周目は一問一答や問題集と合わせて
2周目を完了する頃には、ある程度世界史全体の流れの理解は完了し、基本用語は身についているはずですが、あくまで本書は「理解」を主な目的とした講義系参考書ですので、細かい用語の暗記は、一問一答や問題集を活用しましょう。
時間に余裕がある人は、暗記をする範囲をざっくりと読んでから、一問一答や問題集に取り組み、さらに本書に戻って復習するという使い方がおすすめです。
しかし、多くの受験生はそこまで時間が取れないと思いますので、一問一答や問題演習をして、理解が不十分だと感じたタイミングで本書に立ち帰り、再度内容を理解するというように活用するといいでしょう。
『大学入試 茂木誠の 世界史Bが面白いほどわかる本』の注意点
『大学入試 茂木誠の 世界史Bが面白いほどわかる本』は、世界史の講義系参考書の中で最もおすすめできる1冊ですが、いくつかの注意点もあります。
ここでは、本書の持つポテンシャルを最大限引き出すためにどのようなことに気をつけていけば良いかを解説していきます。
552ページと結構ボリュームがある
『大学入試 茂木誠の 世界史Bが面白いほどわかる本』は、他の講義系参考書が2冊〜4冊に分かれることが多い中、1冊で完結ながら、早慶など最難関レベルまで対応しています。
そのためページ数は552ページと多く、さらに他の参考書よりやや文字が小さいためページ数以上のボリュームがあります。
しっかりと身につけるためにはかなりの時間がかかるため、「『大学入試 茂木誠の 世界史Bが面白いほどわかる本』はいつから使えばいい?」で解説したように、受験生であればできるだけ早い段階から取り組むことを意識してください。
暗記用のサブノートがない
『大学入試 茂木誠の 世界史Bが面白いほどわかる本』は、世界史の内容を理解するのにはこれ以上ない参考書ですが、本書だけで用語をインプットしようとするのはあまりおすすめできません。
講義系参考書の中には、暗記用にサブノートが用意されているシリーズもありますが、本書にはそのようなものはないため、暗記しようとすると基本的には本文から覚えることになり、効率が悪くなってしまいます。
本書はあくまで通史の理解を主な目的として活用し、本格的な暗記は一問一答集やその他問題集で行うようにしましょう。
『大学入試 茂木誠の 世界史Bが面白いほどわかる本』|まとめ
本記事では、『大学入試 茂木誠の 世界史Bが面白いほどわかる本』について、その特徴や学習法、いつから使えばいいのかについて解説してきました。
『大学入試 茂木誠の 世界史Bが面白いほどわかる本』は、非常にわかりやすいかつ詳しい解説で、世界史の初学者から上級者まで幅広くおすすめできる、最強の講義系参考書の1つです。
ぜひ、本書を活用して、志望校合格を目指してください。