
【日大レベル】に使用されています。
『共通テスト過去問研究 歴史総合,世界史探究』は、「歴史総合,世界史探究」の新課程試作問題等も含めて、共通テスト世界史の問題を計10回分収録した問題集です。
本記事では、『共通テスト過去問研究 歴史総合,世界史探究』の特徴や使い方、レベル、いつから使うべきか、注意点について解説していきますので、ぜひ最後まで記事を読んで、本書を最大限活用してください。
教材名 | 共通テスト過去問研究 歴史総合,世界史探究 |
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ジャンル | 問題集 |
出版社 | 教学社 |
出版日 | 2024年5月20日3 |
必要時間目安 | 1ヶ月半 |
目指す大学群レベル | 日東駒専・旧帝大・GMARCH |
分量 | 512頁 |
具体的なおすすめポイント
- 10回の演習を通して「思考力」が身に付く
- 新科目「歴史総合」のポイントが学べる
- 詳しい解説で理解が深まる
注意点
- 「歴史総合,世界史探究」の問題は新課程試作問題のみ
- 「世界史探究」と「世界史B」の問題は傾向が異なる可能性がある
- 基本事項が身についてからでないと太刀打ちできない
共テ対策といえばこれ!『 共通テスト過去問研究 歴史総合,世界史探究』
『共通テスト過去問研究 歴史総合,世界史探究』は、共通テストの問題を計10回分収録した過去問題集で、共通テスト本番に向けて実践的な問題演習をすることができます。
共通テスト歴史の近年の傾向分析や、新科目「歴史総合」のポイントも解説されており、解説も詳しくわかりやすいため、ただ問題を解くだけで終わらない、確かな実力を身につけることができる問題集です。
『 共通テスト過去問研究 歴史総合,世界史探究』はどんな人におすすめ?
『共通テスト過去問研究 歴史総合,世界史探究』は、国公立大学志望者や私立大学を共通テスト利用で受験する予定の受験生におすすめです。
問題の冒頭には、歴史総合の考え方や資料読解ポイントなども解説されているため、学習の方針を立てることにも役立つ一冊です。
新課程「歴史総合,世界史探究」への移行に伴い、共通テストの問題はより読解力や思考力が重要になっており、共通テストを受験するのであれば、必ず取り組むべき1冊となっています。
『 共通テスト過去問研究 歴史総合,世界史探究』のレベル
『共通テスト過去問研究 歴史総合,世界史探究』は、共通テストの過去問題集ですので、最低でも日東駒専レベルの知識は必要です。
近年の傾向では、知識だけではなく文章や資料を読み解く思考力も、問題を解く上で必要になってきているので、一問一答集やその他問題集で知識を定着させてから取り組むようにしてください。
また、難関国公立大の二次試験やMARCH、早慶など最難関レベルを目指す人も、1つの通過点として、共通テストの問題には取り組んでおくことをおすすめします。
『 共通テスト過去問研究 歴史総合,世界史探究』はいつから使えばいい?
『共通テスト過去問研究 歴史総合,世界史探究』は、いつから使えばいいのでしょうか?
その答えは、「講義系の参考書等での通史の理解と一問一答や問題集での基本的な知識のインプットが完了してから」です。
近年の共通テストの問題は、読解力や思考力も要求されますので、確実に上記の段階に到達してから取り組むようにしてください。
共通テストまでの受験生であれば、10月から11月でも問題ありませんが、難関国公立大学の二次試験や難関私大を目指す受験生は、遅くても夏休み明けには共通テスト問題に太刀打ちできるレベルまで到達していることを目指しましょう。
『 共通テスト過去問研究 歴史総合,世界史探究』の特徴
『共通テスト過去問研究 歴史総合,世界史探究』には、共通テスト「世界史B」の本試験5回分と追試験2回分に加え、新科目「歴史総合,世界史探究』の試作問題とセンター試験から共通テスト移行に伴って実施された試行調査が2回分収録されています。
近年、地図やグラフ、文章を読解するなど、高度な思考力が要求される共通テストにどう取り組むべきか、そして新科目である「歴史総合」の問題をどのように解くかなどについても解説されているため、勉強の方針を立てる際にも活用することができる問題集です。
『 共通テスト過去問研究 歴史総合,世界史探究』の使い方
『共通テスト過去問研究 歴史総合,世界史探究』は、共通テストに向けた学習の集大成として取り組んでいく問題集です。
ここでは、本書がもつ学習効果を最大限引き出すための使い方をいくつかのポイントに分けて解説していきます。
ステップ1:時間を計って解く
まずは、実際に本番通り、60分の時間を計って問題を解いていきますが、復習に役立てるためにも、選択肢のうち「どうしてその答えを選んだのか」という思考の過程を問題に残しておくようにしてください。
また、しっかりと分かって解いた問題なのか、勘で解いた問題なのかということも印をつけておくと、どこを重点的に復習すれば良いかわかるので、面倒でもそこまでやっておくと良いでしょう。
ステップ2:解答解説を読んで復習
問題を解き終わったら自己採点をしていきますが、重要なことは、点数ではなくその後の復習です。
間違った問題は「知識不足なのか考え方が間違っていたのか」、正解した問題は「本当に分かっていたのか」を、解答解説を読み込んで確認していきます。
近年の傾向として、知識が不足していても思考力でどうにかなる問題も増えていますので、「考え方」のところには特に注意して復習していきましょう。
ステップ3:知識は参考書や教科書で確認
復習の中で、定着していない知識や理解不足であった内容があれば、自分が使ってきた講義系参考書やインプット用の教材に立ち戻って確認しましょう。
また、普段暗記に使用している教材に掲載されていない内容があれば、付箋などを使用して書き足して、知識を1つに集約しておくと、入試本番まで復習に活用することができるため、おすすめです。
『 共通テスト過去問研究 歴史総合,世界史探究』の注意点
『共通テスト過去問研究 歴史総合,世界史探究』は、共通テストを受験で使用する全ての受験生におすすめしたい問題集ですが、その使い方にはいくつかの注意点があります。
ここでは、本書の持つポテンシャルを最大限引き出すための使い方について、解説していきます。
「歴史総合」の問題は新課程試作問題のみ
新課程の共通テストは、2026年が第1回目になるため、『共通テスト過去問研究 歴史総合,世界史探究』には、新科目「歴史総合」の問題は新課程試作問題の1回のみの収録となっています。
歴史総合は世界史とは異なり、知識よりも「考え方」に重点をおいた科目であるため、この1回だけでは明らかに演習量が不足してしまいます。
別の問題集や、高校で実施される進研模試の過去問などを活用して、演習量を確保する必要があるでしょう。
「世界史探究」と「世界史B」の問題は傾向が異なる可能性がある
上記の内容と関連しますが、新科目「世界史探究」についても、新課程試作問題の1回のみの収録となっています。
歴史総合の新しさと比較すると、世界史探究で求められる知識に関しては、前科目の「世界史B」とそこまで違いはありません。
しかし、世界史探究は、少なくとも世界史Bよりは「考え方」に重点を置いており、問題の傾向が変わる可能性がありますので注意が必要です。
基本事項が身についてからでないと太刀打ちできない
「『 共通テスト過去問研究 歴史総合,世界史探究』はいつから使えばいい?」で、解説しましたが、本書は実践形式の問題集であるため、基本的な内容は確実に身についた状態である必要があります。
さらに、知識を覚えているだけではなく、資料読解などで活用することが求められる問題が増えてきており、今まで以上に通史の理解や用語の定着ができていないとと太刀打ちできなくなっていますので、焦らずその段階に到達してから、本書に取り組みましょう。
『 共通テスト過去問研究 歴史総合,世界史探究』|まとめ
本記事では、『共通テスト過去問研究 歴史総合,世界史探究』について、その特徴や使い方、いつから使えばいいのかについて解説してきました。
共通テスト「世界史」の問題は、近年ますます思考力が求められる内容に変化してきており、高得点をとるためには、十分な問題演習を重ねることが不可欠になっています。
『共通テスト過去問研究 歴史総合,世界史探究』は、計10回の十分な演習量を確保でき、新科目「歴史総合」の対策もできるうえ、解説も詳しくわかりやすいため、共通テストの演習をするのに最適な1冊です。
ぜひ、本書を活用して、志望校合格を目指してください。