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田村のやさしく語る小論文|小論文の入門におすすめの参考書

科目 小論文
出版社 代々木ライブラリー
目的 小論文入門
対象者 小論文をこれから始める人、作文に苦手意識がある人
難易度 入門レベル
分量 135ページ
使用期間 高三1学期~夏休みごろまで
ジャンル 小論文参考書

・オススメポイント
 小論文の書き方について分かりやすく学べる
・注意点
 この1冊を読み終えた後は、問題演習ができるより本格的な教材に取り組むこと。

小論文や作文に苦手意識がある人の入門用としておすすめ!『田村のやさしく語る小論文』

今回ご紹介する『田村のやさしく語る小論文』は、小論文や作文に苦手意識がある人でも学びやすい小論文の入門教材です。志望する大学の入試科目で小論文を受ける人で、何から手を付けたら良いかわからない場合に特におすすめの教材となっています。

文体は口語で書かれているため、語りかけるような分かりやすい文章です。国語の教科書の文章や長い文章を読むのは苦手という人でもスムーズに学習できます。ただし、本書はあくまでも入門用の参考書のため、この1冊だけで小論文の勉強を完結させることはできません。

そこで今回は、この教材の次に学ぶべき内容もふまえて、『田村のやさしく語る小論文』の構成や教材の特徴、学習のポイントをご紹介します。小論文の学習をこれから始める人はぜひ参考にしてください。

作文と小論文の違いや訓練方法など、小論文で知っておきたい内容が4部構成で分かりやすく学べる

『田村のやさしく語る小論文』では、作文と小論文の違いなど基礎中の基礎の内容から解説されています。教材の中身は4部構成で、すべて読み物のような形式です。実際に試験で出題されるような問題演習は含まれていないため、あくまでも小論文の勉強を始めるための心構えを知るための教材となっています。

第1部は「小論文について知っておくべきこと」というテーマで、作文と小論文の違いや、受験の小論文で点数を取るための知識解説が中心です。第2部は「書き方の約束」というテーマで、日本語で文章を書く際の助詞や接続詞の使い方や言い回し、段落構成についてのルールが解説されています。第3部は「訓練法」というテーマで、これから小論文の勉強を進めるにあたっての効果的な学習方法が学べる内容です。第4部は「重要な題材」というテーマで、大学入試の小論文にあたって頻出の題材について学べます。

小論文の学習を本格的に始める前の読み物として、語り掛けるような文体で分かりやすく解説されているため、文章を読むのが苦手な人にもおすすめです。具体的な問題演習に入る前に、『田村のやさしく語る小論文』を読むことで、小論文の学習を進める際の見通しを立てていきましょう。

受験の小論文に使える文章の型が解説されているため初心者にも分かりやすい

小論文はある程度まとまった文字数を時間内に書く必要があるため、文章を書き慣れていない多くの受験生にとっては難しい受験科目です。しかし、実は小論文で評価される答案の書き方には一定の型があり、それに従って書くことで効率よく得点アップできます。

『田村のやさしく語る小論文』でおすすめされている文章の型は、最初と最後に結論を書き、その間に本論を書くという3段階の構成です。この構成に従って答案を作ると、書く内容や順番に迷うことなくスムーズに回答が作れます。また、『田村のやさしく語る小論文』では小論文で高得点を取るためのポイントとして独自性と高度性の2つを重要視しており、作文との違いを強調しているのが特徴です。

入試で出題されるテーマに対して、独自性のある考えを展開できるかどうか、またその内容を的確な日本語を使って高度に表現できているかどうかが重要になります。この2つのポイントを強化するための学習方法についても解説されているため、本格的な学習を始めるまえの1冊としておすすめです。

この1冊を読み終えた後、本格的な書き方や添削が充実した参考書に進むことが重要

小論文や作文に苦手意識がある人の入門書としておすすめな『田村のやさしく語る小論文』ですが、この1冊だけで小論文の学習を終えることは難しいです。入試で出題される小論文で点を取るためには、採点基準に合致した答案を時間内に作成するための練習が必要になります。

そのための方法として、志望する大学の過去問演習をするのが1つの手段ですが、『田村のやさしく語る小論文』を読んだ直後にいきなり過去問に取り組むとハードルが高すぎる可能性が高いため、注意が必要です。『田村のやさしく語る小論文』と過去問演習の間に、小論文の本格的な書き方を解説した問題集や、自分が書いた答案を添削するポイントが詳しく書かれた問題集に取り組みましょう。

特に、小論文の問題は採点基準が明確に書かれている参考書を使った学習が大切になります。模範解答と全く同じ意見を目指すというよりは、要点を抑えて自分なりの意見を書くテクニックが必要です。採点基準が明確な参考書を使って、自分の答案をブラッシュアップしていってください。

まとめ

今回は、小論文の学習をこれから始める人の入門書としておすすめの『田村のやさしく語る小論文』についてご紹介しました。

この教材は作文と小論文の違いといった基礎的な事項からスタートして、独自性が高く高度な小論文を書くために重要な視点などを分かりやすく解説しています。文体も口語で語り掛けるような形となっているため、文章を読むのが嫌いな人にもおすすめです。

ただし、本書で書かれている内容を勉強するだけで、小論文が書けるようになるというものではありません。『田村のやさしく語る小論文』はあくまでも小論文の学習方法についての教科書であり、これとは別に実際の問題を解く演習が必要になります。添削の方法や採点基準が明確に書かれている問題集を使って、過去問の演習を始めるために充分な学習を積み重ねていってください。

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