【MARCH・地方国公立レベル】に使用されています。
科目 | 物理 |
出版社 | 河合出版 |
目的 | 物理の問題演習 |
対象者 | 物理の基礎固めが終わった人 |
難易度 | MARCHや地方国公立レベル |
分量 | 119ページ |
使用期間 | 高三夏休み~10月ごろまで |
ジャンル | 物理問題集 |
・具体的なオススメポイント
MARCHや地方国公立レベルの典型的な問題が厳選されている
・注意点
出題頻度の高い単元から順に仕上げていくこと
MARCHや地方国公立レベルの典型問題が学べる物理の参考書
『良問の風 物理頻出・標準入試問題集』はMARCHや地方国公立レベルの問題を演習することができる物理の参考書です。
物理の基本知識を学んだあと、入試レベルの問題を解けるようにする時に役立ちます。
『良問の風 物理頻出・標準入試問題集』に掲載されている問題は、入試の過去問で頻出されている問題を再構成して作られているため、典型的な出題パターンを効率よく学ぶことが可能です。
入試では、誘導文が長い問題や一見複雑そうな問題が出題されることが多いですが、頻出問題のパターンさえ押さえておくことができれば心配する必要はありません。
まずは『良問の風 物理頻出・標準入試問題集』に収録されている問題を繰り返しこなしていくことで、物理の基本知識を応用する方法や出題意図を見極める力といった問題の解き方をマスターし、入試レベルの問題を難なく解く実力を身につけていきましょう。
以下からは、『良問の風 物理頻出・標準入試問題集』の詳しい問題の内容や学習のポイント・併用におすすめの参考書などを紹介しています。
大学入試で物理を選択する受験生はぜひチェックしてみてください。
物理の他の参考書を併用して単元ごとに仕上げる学習法がおすすめ
『良問の風 物理頻出・標準入試問題集』を学習する際には、同じ出版社から出ている『物理のエッセンス』シリーズと併用して学習を進めていくことをおすすめします。
『物理のエッセンス』シリーズは、『良問の風 物理頻出・標準入試問題集』よりも比較的やさしい問題が多く収録されています。
どちらの参考書も大学入試レベルの物理の問題を取り扱っていますが、この2冊をレベル分けするとしたら『良問の風 物理頻出・標準入試問題集』は大問レベル、『物理のエッセンス』シリーズは小問レベルの内容となっています。
まずは物理の教科書や『宇宙一わかりやすい高校物理(力学・波動)』のような講義形式の参考書で基礎を固め、基礎が身についた後は単元ごとに『物理のエッセンス』と『良問の風 物理頻出・標準入試問題集』を交互に仕上げていきましょう。
大学入試では、参考書のはじめの方に登場する力学などの単元が頻出するパターンが多いため、ひとつひとつの単元を順番に仕上げていく方が学習効率が高まります。
参考書の後半に登場する原子に関する問題は、出題頻度が低いため後回しにしておいても問題ありません。
出題頻度が高い単元から『物理のエッセンス』と『良問の風 物理頻出・標準入試問題集』を交互に解いて、順番に仕上げていくことをおすすめします。
巻末に物理の論述問題がまとまっている
MARCHや地方国公立レベルの典型問題が厳選されている『良問の風 物理頻出・標準入試問題集』では、巻末に物理の論述問題が収録されています。
地方国公立大学の入試では記述形式の問題が出題されるため、決められた文字数内で要点を押さえられるようになるための練習をしておく必要があります。
また、記述形式の問題が出題されない私立大学を受験する場合でも、『良問の風 物理頻出・標準入試問題集』の論述問題を解くことができるようになれば、各単元の理解をより深められるでしょう。
力学・熱・波動・電磁気・原子など、各単元内にある重要なポイントを問う論述問題がそれぞれ掲載されているため、時間に余裕がある場合は論述問題にも取り組むことをおすすめします。
記述形式の問題を解く時は、まず自分で答案を作ることがとても重要です。
分からない問題が出題されていてもすぐに解説を見てしまわずに、一度じっくり考えてみて、なにかしら自分なりの回答を作成してから模範解答と見比べるようにしましょう。
『良問の風 物理頻出・標準入試問題集』では論述問題の採点基準が明記されているため、独学でも記述対策が可能です。
記述対策をする上で、加点対象となる情報が不足することなくしっかり書けているか、不要な内容を含めてしまっていないかなどを繰り返しチェックすることで、記述力を高めることができます。
志望大学のレベルに応じてより難しい参考書にも取り組もう
『良問の風 物理頻出・標準入試問題集』と同じ出版社から、さらにハイレベルな物理の問題集として『名門の森 物理』という教材が出版されているので、MARCHより難しい大学を志望する場合は『名門の森 物理』を解くことができるレベルにまで仕上げておくといいでしょう。
『名門の森 物理』では、『良問の風 物理頻出・標準入試問題集』と同様に物理の単元ごとに入試レベルの典型的な問題が掲載されています。
入試本番までに時間があまり残されていない場合は、1つの単元に対して『物理のエッセンス』と『良問の風 物理頻出・標準入試問題集』を解いた後、さらに『名門の森 物理』まで解くことをおすすめします。
志望大学の入試の難易度や、自分の実力・物理の学習に割ける時間に応じて、適切なレベルの参考書を選んでください。
なお、問題集で入試で出題される問題の典型的な解き方のパターンを学んだあとは志望大学の過去問演習も忘れずに行いましょう。
過去問を繰り返し解くことで、志望大学の出題傾向や頻出問題・大問ごとの時間配分などに慣れておくことができるので入試対策をしっかり行えます。
まとめ:良問の風 物理頻出・標準入試問題集
MARCHや地方国公立レベルの典型問題が学べる物理の参考書『良問の風 物理頻出・標準入試問題集』を紹介しました。
『良問の風 物理頻出・標準入試問題集』の問題を解きすすめることで、大学入試レベルの応用問題を解くための基本パターンを身につけることができます。
志望大学の難易度と照らし合わせながら、同じ出版社から出版されている『物理のエッセンス』シリーズと『良問の風 物理頻出・標準入試問題集』を併用して対策をすすめ、力学などの頻出単元から順番に仕上げていくことで学習効率を高めることができます。
MARCHより難しい大学を志望する場合は、『名門の森 物理』に収録されている問題も合わせて対策することをおすすめします。
典型問題の解き方がつかめてきたら志望大学の過去問演習を繰り返して、出題傾向や時間配分などの合格に必要な実力を身につけて、入試対策に臨んでみてください。
【物理】参考書ルートはこちら
- 日大レベル(基礎徹底・実力養成)
- MARCH・地方国公立レベル ←今回の参考書はこちら
- 早慶・難関国公立レベル
- 共通テスト対策 物理
参考書ルートは武田塾が考案の自学自習のルート!
志望校合格に必要な参考書と学習の順番が一目でわかるため、自学自習におすすめです。