物理にはたくさんの分野があり、受験ではそれぞれの解法を身に付けていかなければなりません。
そんな物理を対策しようとした時に、「参考書がありすぎてどれを選べば良いかわからない」なんて悩みを抱える人もいるのではないでしょうか?
そこで、今回は基礎が固まってから取り組むのにおすすめな「物理 入門問題精講」という参考書の特徴やレベル、使い方について解説していきます。
自分に合った参考書選びの参考にしてみてくださいね!
「物理 入門問題精講」の詳細情報
「物理 入門問題精講」の詳細情報は以下の通りです。
基礎的な部分から中堅私大レベルまでの問題が収録されているので、一通り物理の基礎をおさえた人におすすめな参考書です。
また、解説がわかりやすく作られているので詳しい解説の問題集を解きたい方におすすめします。
タイトル | 物理 入門問題精講 |
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著者 | 宇都史訓・島村誠 |
ページ数 | 248ページ |
レベル | 共通テストレベル~中堅私大レベル |
参考価格 | 1,320円(税込) |
章構成 |
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・具体的なオススメポイント
問題集の中でも解説がかなり詳しい
・注意点
「入門」と書いてあるが基礎問題が解けるレベルでないと難しく初学者には向かない
「物理 入門問題精講」はどんな人におすすめ?
「物理 入門問題精講」がおすすめな人を以下のようにまとめました!
- 一通り物理の基礎問題が解けるようになった人
- 解説が詳しい問題集を解きたい人
- 公式を覚えたが使いこなせない人
- 基礎から一段レベルアップしたい人
「物理 入門問題精講」のレベルはどのくらい?
参考書を選ぶ時に、1番重要なのは自分のレベルに合っているかどうかです。
というのも、自分のレベルよりも低いものや高いものを選んでしまうと何も身に着かない時間を過ごしてしまう可能性があるためです。
そこで、この部分では「物理 入門問題精講」のレベルはどのくらいなのか紹介します。
「物理 入門問題精講」は中堅私大レベル!
「物理 入門問題精講」のレベルは共通テストレベル~中堅私大レベルです。
そのため、この参考書は書名に「入門」とついていますが、初学者には向いていません。
他の参考書を使って物理の基礎問題をある程度解けるようになってから取り組むことをおすすめします。
「物理 入門問題精講」の特徴
一口に物理の参考書といってもたくさんの種類がありますよね。
「種類がありすぎてどれを選んだらいいかわからない」なんて方もいるのではないでしょうか?
そこで、この部分では「物理 入門問題精講」の特徴をご紹介します。
特徴①|定期試験と入試問題のギャップを埋める問題が揃っている
この参考書には基礎問題から1段階レベルが上がった問題が収録されています。
そのため、入試問題に本格的に入る前に解いておくことで、「解く力」を身につけることができます。
入試に頻出する良問121問が集まっているので、物理の基礎問題が解けるようになったらおすすめしたい1冊です。
特徴②|解説がわかりやすい
この参考書の最大の特徴は「解説がわかりやすい」という点です。
具体的な解き方だけでなく、問題を解く際の着眼点や思考の流れも記載されているので問題演習力が身に着つくことは間違いありません。
他の参考書を使っていて、「解説が少なくて苦労している」なんて方はこちらの参考書を試してみてください。
特徴③|問題の解説だけでなく公式や知識も併せて紹介
特徴の3つ目は解説の中で問題を解くときに必要な公式や知識が記載されているという点です。
問題演習系の参考書の中には解法だけ書いてどの公式を使っているのかを省略しているものもあります。
しかし、この参考書では必要な公式が開設の途中で随時紹介されているので、分かりやすく且つ効率的に取り組むことができるでしょう。
「物理 入門問題精講」使い方は?
「物理 入門問題精講」の使い方は以下の通りです。
この参考書で力をつけて、より難しい問題集や過去問への準備をしていきましょう!
- 1.まずは1周解いてみる
-
- 公式が分かる場合は5分ほど考える、何もわからない場合は解説を見てしまいましょう
- ※解説を読む時はその解法になった理由まで考えながら読む
- 2.それと同時に抜けている公式を覚えきる
- 3.2周目以降は時間を気にしながら解く
- 4.完全にマスターするまで繰り返す
「物理 入門問題精講」の注意点
解説が分かりやすい「物理 入門問題精講」ですが、使う際は注意点がいくつかあります。
この部分では「物理 入門問題精講」を使う時の注意すべき点を紹介します。
注意点に気をつけて、物理の実力をアップさせていきましょう!
初学者にはおすすめしない
前述にもある通り、この参考書は初学者にはおすすめしません。
この参考書は中堅レベルの問題まで入っているので基礎問題が解けるようになった後で取り組まなければ、全く解けない可能性があります。
ある程度の基礎的な力をつけてから取り組むようにしましょう。
この参考書の後に早慶の過去問はまだ早い
この参考書は中堅大学レベルまで網羅していますが、この参考書の後に早慶レベルの過去問に入るのはまだまだ難しいためおすすめしません。
しかし、この参考書をマスターしたということはより難しい内容の問題集や早慶よりは易しい大学の過去問などに取り組む力はついているで、それらに取り組むと良いです。
おすすめとしては、同じ「物理 問題精講」シリーズの「物理 基礎問題精講」「物理 標準問題精講」「物理 思考力問題精講」などが挙げられます。
「物理 入門問題精講」の口コミ・評判は?
参考書選びにおいて、口コミや評判を自分に合っているかどうかを判断する基準とするのがおすすめです。
そこで、ここでは「物理 入門問題精講」の口コミや評判をご紹介します。
自分に合った参考書選びの参考にしてみてください。
「物理 入門問題精講」の口コミ・評判
旺文社の精講シリーズの中では一番やさしいレベルの問題集です。
問題、解説、解答のシンプルな構成で、覚えるべきことは公式とPOINTという形で解説にまとめてくれています。
難易度は教科書レベル~入試の基礎レベルで、問題の難易度自体はやさしいですが、入試問題を使用しているので、初見では難しく感じることもあります。
教科書や講義系の参考書をセットで使い、この問題集を解けるようにするだけで終わらず、解説部分の覚えるべき部分も覚え、同時に講義系で理解を深めていくという使い方がおすすめです。引用:Amazonレビュー
入門となっていますが、問題レベルはそれほど低くは無いです。解説も丁寧でやり込み次第では成果が出そうな一冊です
引用:Amazonレビュー
基礎問と難易度がかなり被っているので、基礎問で挫折して無理って人はこれでも挫折しそう。
逆に、何も考えずにこの参考書に触れようとしているなら基礎問題精講から始めたほうがいいと思う。引用:Amazonレビュー
受験に向けて必要とのことで購入しました。とても良かったです。
物理 入門問題精講の特徴やレベル、使い方をご紹介!|まとめ
今回は、「物理 入門問題精講」の特徴やレベル、使い方などを紹介していきましたが、いかがだったでしょうか?
この参考書は物理の基礎問題を解けるようになった人にオススメな参考書で、解説が充実しています。
そのため、基礎問題よりは難しくてより詳しい解説がついている参考書を探している人にはぴったりな参考書です。
この参考書が終わったらもう1段階難しい参考書に挑戦し、着実に力を伸ばしていってくださいね。