
大学受験において物理科目は多くの受験生が躓いてしまう科目です。
『大学入試 全レベル問題集 物理[物理基礎・物理]1 基礎レベル 新装新版』では、基礎を網羅した参考書で、初学者でも学習しやすいなどの特徴があります。
本記事では、『大学入試 全レベル問題集 物理[物理基礎・物理]1 基礎レベル 新装新版』の特徴や使い方について詳しく紹介していきます。
教材名 | 大学入試 全レベル問題集 物理[物理基礎・物理]1 基礎レベル 新装新版 |
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ジャンル | 物理(物理基礎・物理)問題集 |
出版社 | 旺文社 |
出版日 | 2024/02/07 |
必要時間目安 | 1~2ヶ月(1日30分〜1時間の学習ペース) |
目指す大学群レベル | 日東駒専・産近甲龍レベル、共通テスト対策 |
分量 | 72頁 |
具体的なおすすめポイント
- 基礎レベルの問題を網羅しており、初学者でも学習しやすい
- 「例題+類題」の形式で、理解した内容をすぐに演習できる
- 解説が比較的丁寧で、物理の考え方を学びながら進められる
注意点
- 問題数が少ないため、演習量としては不十分
- 難関大学を目指す場合は、他の参考書と併用する必要がある
[大学入試 全レベル問題集シリーズ]物理[物理基礎・物理]1 基礎レベル 新装新版のレベルは?
この参考書は、主に日東駒専・産近甲龍レベルの大学を目指す受験生に適した内容です。
収録されている問題は共通テストレベルの基礎的な問題が中心で、物理の基本的な考え方や計算方法を身につけるのに役立ちます。
対応する大学の偏差値は40~55程度で、標準的な難易度の問題を解ける力を養うことができます。
また、物理の学習を始めたばかりの人や、物理に苦手意識を持っている人にも分かりやすい構成になっているため、基礎固めの段階で活用するのに適した参考書です。
[大学入試 全レベル問題集シリーズ]物理[物理基礎・物理]1 基礎レベル 新装新版を使うべきタイミング
この参考書は、高校2年の終わりから高校3年の春にかけて取り組むのが効果的です。
物理の基本的な概念を一通り学んだ直後に使用することで、知識の定着を図りながら問題演習を進めることができます。
共通テスト対策を意識する場合は、高校3年の夏までに一通り終わらせるのが理想で、その後の実戦的な演習につなげやすくなります。
しかし、物理が苦手な人や基礎が十分に固まっていないと感じる場合は高3の夏以降に取り組んで、学習の土台を固める参考書として活用することをおすすめします。
[大学入試 全レベル問題集シリーズ]物理[物理基礎・物理]1 基礎レベル 新装新版の特徴
『[大学入試 全レベル問題集シリーズ]物理[物理基礎・物理]1 基礎レベル 新装新版』は基礎レベルを網羅できる参考書で、共通テストの基礎対策にも適した参考書です。
ここでは[大学入試 全レベル問題集シリーズ]物理[物理基礎・物理]1 基礎レベル 新装新版の特徴について解説していきます。
基礎レベルの問題を網羅しており、初学者でも取り組みやすい
この参考書は、物理の基礎的な問題を幅広くカバーしており、物理の学習を始めたばかりの人でも無理なく進められるように構成されています。
高校物理の基本的な概念や公式の使い方を学ぶのに適しており、初歩的な問題から段階的にレベルアップできる構成になっているのが特徴です。
物理に苦手意識を持っている人でも、基礎からしっかり理解しながら進めることができます。
「例題+類題」の形式で、理解した内容をすぐに演習できる
本書では、例題を解いた後に類題に取り組むことで、学んだ解法をすぐに実践できるようになっています。
同じ考え方を使う問題を繰り返し解くことで、解法のパターンを身につけることができるのが特徴です。
ただ公式を覚えるだけでなく、「なぜその解き方になるのか」を考えながら進めることで、より深い理解につながります。
解説が比較的丁寧で、物理の考え方を学びながら進められる
この参考書は、単に答えを示すのではなく、物理の考え方や解法の流れを丁寧に解説しています。
初学者でもつまずきにくいように工夫されており、公式の意味や使い方を理解しながら問題に取り組めます。
また、途中式やポイント解説が充実しているため、解答の流れをしっかり追うことができ、物理の基礎力を養うことができるのが特徴です。
テーマごとに分かれているため、苦手分野だけ重点的に取り組める
本書は、各単元ごとに章立てされているため、特定の分野を重点的に学習することが可能です。
例えば、「力学が苦手」「電磁気を強化したい」といった場合に、該当する単元だけをピックアップして学習できます。
自分の苦手分野を効率的に克服できるよう設計されているため、受験勉強の進捗や状況に応じて柔軟に活用できるのが利点です。
[大学入試 全レベル問題集シリーズ]物理[物理基礎・物理]1 基礎レベル 新装新版の使い方
まず1周目は解説を読みながら解くことを意識し、答えを間違えても気にせず進めることが重要です。
物理の問題は公式を暗記するだけではなく、その使い方や考え方を理解することが重要なため、解説をしっかり読みながら学習を進めましょう。
2周目では、例題を見たときに自分で解法を思い出せるか確認することがポイントです。
初めは解説を見ながら解いていた問題でも、次は自力で解けるように意識することで、知識の定着が進みます。
また、間違えた問題にはチェックを入れ、3周目以降に重点的に解き直すことが重要です。
ノートに書くのではなく、参考書に直接書き込みながら進めることで、より効率的かつスムーズに学習できます。
[大学入試 全レベル問題集シリーズ]物理[物理基礎・物理]1 基礎レベル 新装新版の注意点
この参考書は基礎レベルの問題を網羅していますが、問題数が少ないため、演習量としてはやや不十分です。
そのため、学習を進める中で「もう少し問題を解きたい」と感じた場合は、追加の問題集を併用するのが効果的です。
共通テスト対策としては十分ですが、個別試験の対策としては演習不足になりやすい点に注意が必要です。
難関大学を目指す場合、この1冊だけでは十分な実力を養うのが難しいため、さらにレベルの高い問題集に進むことが必要になります。
MARCH・関関同立以上の大学を目指す場合は、本書を短期間で仕上げた後、より発展的な問題が載っている参考書に取り組むことをおすすめします。
[大学入試 全レベル問題集シリーズ]物理[物理基礎・物理]1 基礎レベル 新装新版の特徴や使い方は?|まとめ
『大学入試 全レベル問題集 物理[物理基礎・物理]1 基礎レベル 新装新版』は、物理の基礎を固めるのに最適な問題集です。
解説が丁寧で、初学者でも理解しやすく、例題と類題を繰り返すことで解法を身につけやすい構成となっています。
一方で、問題数が少ないため、演習量に不安がある場合は他の参考書と併用することをおすすめします。
物理を基礎からしっかり固めていきたいという方は、ぜひこちらの参考書を利用してみてはいかがでしょうか?