【共通テストレベル】に使用されています。
現代社会は共通テストの一次試験のみで利用される場合がほとんどで、つい対策が後回しになり、対策しようにも学習方法がわからないという方も多いでしょう。
『大学入学共通テスト 現代社会 実戦対策問題集』は、センター試験の過去問とオリジナル予想問題の2つのパートからなり、共通テスト対策を短期間で効率的に行いたいと考える方に最適な一冊です。
本記事では『大学入学共通テスト 現代社会 実戦対策問題集』のレベルやおすすめの使い方、いつから使ったらいいのかといった疑問にお答えし、徹底解説します。
教材名 | 大学入学共通テスト 現代社会 実戦対策問題集 |
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ジャンル | 問題集 |
出版社 | 旺文社 |
出版日 | 2020/7/16 |
必要時間目安 | 20時間 |
目指す大学群レベル | 共通テスト |
分量 | 120ページ |
具体的なおすすめポイント
- 学習内容ごとの単元別に構成されていて、苦手な単元を見つけやすい
- 共通テストの問題と形式に慣れることができる
- オリジナル予想問題が掲載されている
注意点
- 事前に内容を理解するための講義系の参考書に取り組んでから始める
共通テスト対策の演習に最適な一冊|『大学入学共通テスト 現代社会 実戦対策問題集』
本書は単元別問題編と直前対策問題編の2つのパートに分かれており、共通テスト対策が一冊で効果的に行えるように構成されています。
時間をかけずに対策したい国立大学の志望者にとっては、演習量を確保するのにもってこいの参考書と言えるでしょう。
『大学入学共通テスト 現代社会 実戦対策問題集』はどんな人におすすめ?
『大学入学共通テスト 現代社会 実戦対策問題集』は、既に現代社会分野についてある程度のレベルの内容を理解した状態の方が、実践的な演習を行う際に最適な参考書です。
社会の科目全般に言えることですが、講義で内容を理解したと思ってもいざアウトプットの段階になると、設問のされ方によっては知識と結びつかないことがよくあります。
そのため、覚えた知識がどのように問われるのか実践演習を重ねることが非常に大切になってきますし、演習を繰り返す中で知識が定着していくとも言えるでしょう。
ほとんどの方が共通テストのみで利用する科目ですので、効率的に得点できるように、共通テストに的を絞った本書で実践演習を積むことがおすすめです。
『大学入学共通テスト 現代社会 実戦対策問題集』のレベル
『大学入学共通テスト 現代社会 実戦対策問題集』の内容は、大学入学共通テストと同じ分量、レベルに合わせた問題とセンター試験の過去問で構成されていますので、共通テスト対策に適したものとなっています。
もし知識のインプット後に取り組む最初の問題集として本書が難しいと感じるようであれば、本書の前に『河合塾 マーク式基礎問題集 公共』など、本試験より少し易しめの問題集を行うとよいでしょう。
『大学入学共通テスト 現代社会 実戦対策問題集』はいつから使えばいい?
『大学入学共通テスト 現代社会 実戦対策問題集』をいつから使うかについては、遅くとも高3の夏くらいまでに取り組むことが望ましいです。
現代社会をはじめとする公民科目は、共通テストのみで利用する方がほとんどですので、対策が後回しになることが多いでしょう。
しかし、秋ごろからは苦手科目の追い上げや学校別模試、過去問演習等で非常に忙しくなり時間が取りづらいため、それ以前に取り組んでおくことで秋以降に余裕をもったスケジュールを組むことができます。
ただし直前対策のパートも含まれており、直前期の演習にももちろん利用できますので、いつから取り組んでも遅すぎるということはありません。
『大学入学共通テスト 現代社会 実戦対策問題集』の特徴
『大学入学共通テスト 現代社会 実戦対策問題集』は一通り現代社会分野を理解した方が、知識の定着と演習を重ねる目的で取り組むと、共通テスト対策に非常に効果的な内容となっています。
主に2つの特徴がありますので、1つずつ解説していきます。
共通テストに準拠した内容になっている
本書は、センター試験の過去問と書き下ろしのオリジナル予想問題とで構成されており、レベルも形式も共通テストに準拠しています。
共通テストの公民科目は時間をかけずに対策し高得点を目指したい分野ですので、短期間で頻出テーマを網羅することができ非常に有効です。
オリジナル予想問題は分量も本番に合わせているため、時間制限を設けて本番さながらに取り組むこともできるでしょう。
解答が詳しく充実している
マークシート形式の解答ですが、解答書では設問1つずつに対しその答えに至るまでの考え方や要点、周辺知識が詳細に解説されており、自学自習に最適です。
一番差がつきやすく受験生も迷いやすい正誤問題では、正誤の根拠となる文に線が引いてあったり、そのテーマの「共通テストが求めている力」が明記されていたり、応用力のつく工夫が凝らされています。
演習後に解説をしっかり読むことで、知識の確認と拡充ができ、高得点の獲得につながるでしょう。
『大学入学共通テスト 現代社会 実戦対策問題集』の使い方
本書は、現代社会の各分野の演習と、共通テストの形式、レベルや頻出テーマの徹底対策が同時に行える良質な内容構成になっています。
以下の使い方のポイントに注意して取り組むと、より効果的に得点力を付けることができるでしょう。
事前に内容を学習して知識のインプットをすませておく
現代社会は常識で知っている内容も含まれますが、事前に『大学入試共通テスト 公共,政治・経済 集中講義』などで重要テーマを一通り勉強をしてから問題を解くのが一番効率的です。
その場合用語そのものを覚えるだけでなく、基本的な考え方や背景にある問題までしっかりと理解するように心がけてください。
共通テストでは単純な知識だけでなく思考力や判断力も問う問題が出題されますので、周辺知識まで押さえておくことで、差のつきやすい正誤問題で判断する際に有益です。
知識が定着しているか確認のために問題を解く
学んだ知識が定着しているか、多角的な問われ方でも解答できるかを確認しながら、本書で演習を重ねて実践トレーニングしていきましょう。
覚えたと思っていても、いざ答えようとしても知識がつながらないことはよくありますので、問われ方のパターンごと身に付けることが大切です。
その際、記号選択だからと言ってただなんとなく答えを選ぶことはせず、かならず答えの根拠を自分の中で明確にしてから解答してください。
時間がかかるので一見遠回りですが、答え合わせで自分がどこで間違えたのかがはっきりさせることができ、結果的には効率的に学習を進めることができます。
苦手分野を把握し、その対策や知識の補強を行う
本書の前半では単元ごとに問題がまとまっていて苦手な分野が一目瞭然になるので、苦手分野が判明したら、その分野のインプットに戻って集中的に補強しましょう。
用語だけを暗記していると忘れるのも早いので、必ず背景知識も含めてインプットすることが定着率をあげるポイントです。
その際は家族や友達に説明するという意識で学習すると、自分の中であやふやさがなくなり理解のレベルが一段と上がりますのでおすすめです。
『大学入学共通テスト 現代社会 実戦対策問題集』の注意点
『大学入学共通テスト 現代社会 実戦対策問題集』は解答に必要な知識は詳しく解説されていますが、全く知識がない状態で取り組んでも定着せず効率が悪いので、事前にインプットは済ませるなど使い方に注意しましょう。
また社会は暗記科目と思っている方も多いですが、丸暗記ではすぐに忘れてしまいますし、解答の際にまったく応用が利きません。
丸暗記ではなく、必ず理由や背景などの周辺知識を押さえることが、効率的な勉強への近道となります。
『大学入学共通テスト 現代社会 実戦対策問題集』|まとめ
本記事では、現代社会分野の対策を始めたい人に最適な『大学入学共通テスト 現代社会 実戦対策問題集』のレベルや使い方、いつから使ったらいいのかといった情報をご紹介しました。
ついつい後回しにしがちな共通テスト対策ですが、範囲はさほど広いものではなく、しっかり対策すれば満点を目指すのも難しいことではありません。
現代社会は身近な内容で、受験勉強のためだけでなく一般常識としてのちのちまで大いに役立ちますので、ぜひ本書で効率的に知識を定着させ、高得点を目指していきましょう。
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