
『数学 分野別標準問題精講』の基本情報
著者:亀田隆(軌跡・領域)・森谷慎司(場合の数・確率)・大山壇(整数)・大内重樹(二次曲線・複素数平面)・永曽仙夫(ベクトル)・木村光一(微分方程式・複素整数)
出版社:旺文社
ざっくり言うと:特定の分野を対策できる問題集。精講シリーズの標準レベルだが、基礎、上級レベルも含まれる。
『数学 分野別標準問題精講』の概要
『数学 分野別標準問題精講』は旺文社の精講シリーズの1つです。現在「軌跡・領域」、「場合の数・確率」、「整数」、「二次曲線・複素数平面」、「ベクトル」、「微分方程式・複素整数」の6冊が発売されています。こちらはすべての分野ではありませんが、特定の分野に特化した”分野別”標準問題精講です。
標準問題精講ではありますが、章ごとに難易度が異なる作りです。
特定の分野に特化しているので、他の数学精講シリーズよりその分野の問題が詳しく学習できます。
『数学 分野別標準問題精講』の難易度と使い方
『数学 分野別標準問題精講』は標準問題精講ですが、章ごとに問題の難易度が違います。第1章は基礎問題精講のレベルからスタートして、第2章、3章あたりから標準問題精講のレベル、第4章は上級問題精講のレベルになっています。ですので、特定の分野が弱い、またはその分野の演習量をこなして行きたい人向けの問題集です。基本的には『基礎問題精講』を終わらせた後、『標準問題精講』をやって、それからこの『分野別標準問題精講』に入るのが良いと思いますが、どうしても時間がない人は『基礎問題精講』を終わらせた後『分野別標準問題精講』の特定の分野だけを過去問と並行しながらやっていくのもアリだと思います。
苦手な人であれば、第1章、2章の『基礎問題精講』レベルの問題を解くだけでも最低限の力は十分につくと思います。
また分野別なので、演習量が多くとれて苦手分野も網羅できるので、見たことない問題が怖いと思っている方にもおすすめです。
『標準問題精講』を終わらせてから使うか、『標準問題精講』の代わりに特定の分野だけ強化するのに使うか、自分の目的に合わせて使ってください。
『数学 分野別標準問題精講』のおすすめ&注意点まとめ
おすすめ
・特定の分野だけの演習ができる。
・1冊にその分野だけなので網羅性が高い。
・難易度の幅もあるので集中的に鍛えられる。
注意
・難易度は基礎問題精講から上級問題精講まで含まれる。
・難易度は標準だけではないので人によっては使わない章がある。
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