【日大レベル】に使用されています。
『数学 基礎問題精講』の基本情報
著者:上園信武
出版社:旺文社
ざっくり言うと:約1ヶ月で1周できる基礎問題集。短時間で数学の基礎をおさえたい人におすすめ!
『数学 基礎問題精講』の概要
『数学 基礎問題精講』は旺文社から出版されている数学精講シリーズの基礎レベルの問題集です。この他に入門問題精講、標準問題精講、上級問題精講、分野別標準問題精講があります。
『数学 基礎問題精講』は現在、数学I・A、II・B、Ⅲがそれぞれ発売されています。
数学の問題集は分厚くて演習量の多いものが多かった中で、この問題集は厳選した問題のみを掲載しています。
『数学 基礎問題精講』の構成は、まず基礎問題があり、その次に説明部分の『精講』、問題の解答解説、ポイントのまとめ、演習問題になります。
『数学 基礎問題精講』の難易度と使い方
『数学 基礎問題精講』の難易度としては、教科書の簡単な問題から、章末問題のレベルです。大学で言うと偏差値50程度の大学であればこちらで対応可能です。またこの問題集プラス過去問をやり込んでいけば、MARCHの文系、理系の一部の問題も解けると思います。
重要なのは問題文を見ただけで『精講』の部分とポイントが頭に浮かぶか、その上で自力で記述解答が書けるかどうかです。これができなかった問題をできるようにした上で、もう一度演習問題で本当に理解できたか確認しましょう。
数学I・A、II・B、Ⅲの3冊とも1日約10題のペースで進めれば約1ヶ月で1周できるボリュームです。必ずしもこのペースでやる必要はありませんが、この問題集はすべて終わらせるまでにかかる時間の目処が立ち易く、必要な期間が割合明確にわかるので短期間で対策したい方におすすめです。数学が苦手であったり、後回しにしていたという方が短時間で取り組むのにとても使いやすい問題集です。
他のレベルの問題集との併用に関して、同じシリーズに『基礎問題精講』の前後のレベルの『入門問題精講』と『標準問題精講』があります。『入門問題精講』から『基礎問題精講』には比較的スムーズに進めると思いますが、『標準問題精講』に入る時は、数学II・B、Ⅲは過去問をやってからの方が良いと思います。数学I・Aはそのまま問題なく『標準問題精講』に入れると思います。
精講シリーズ全体の注意点としてそれぞれのレベルの著者が違うので、難易度に開きがある場合があります。そのため次のレベルに進むときには注意が必要です。もしレベルアップしてみて難しいと感じたら過去問などを挟みながら進みましょう。
『数学 基礎問題精講』のおすすめ&注意点まとめ
おすすめ
・厳選された問題で短時間で基礎を学べる。
・1周するのにかかる期間が明確なので計画を立てやすい。
注意
・精講シリーズの次のレベルの問題集に入る時は難易度に注意。難しいと感じたら過去問をやってから次のレベルへ!
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