
【MARCH・地方国公立レベル】に使用されています。
教材名 | 実戦 数学重要問題集 数学I・II・III・A・B・C(理系) |
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ジャンル | 問題集 |
出版社 | 数研出版 |
出版日 | 2023/11/06 |
必要時間目安 | 210時間 |
目指す大学群レベル | GMARCH、関関同立 |
分量(ページ数) | 280頁 |
『実戦数学重要問題集』の特徴
●問題の難易度は日大・MARCH・地方国公立レベル
●演習量が多い
●難易度が分かれているので、個人のレベルに合わせて演習する問題の調整ができる
『実戦数学重要問題集』をおすすめする理由
●日大・MARCH・地方国公立レベルの数学力を固められる
●早慶やそれ以上のレベルを使っている人にも、いや、そんな人にこそ使ってほしい!!
早慶、それ以上のレベルを目指している人が陥りがちな落とし穴とは。
今回、数学の新ルートに『実戦数学重要問題集』が入りました。この参考書、実はそこまで難しい参考書ではありません。
早慶やそれ以上のレベルを目指している受験生の中には、もっと高いレベルの参考書を解く方がいいのでは?と思った方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、武田塾 教務部長の中森先生が敢えてこの参考書を新ルートに入れたのには理由があります。
合格のカギは基礎レベルの完成度!
その理由とはズバリ、ハイレベルを目指しているからといって基礎をおろそかにしてはいけない、というものです。
中森先生によれば、早慶志望の受験生の合否に重要なのは、早慶レベルの完成度ではなく、日大・MARCHレベルの完成度です。
ここをしっかりと固められている受験生に合格する傾向が高いのです。
旧帝大に合格した受験生も、地方国公立レベルの完成度が高い人が受かる傾向にあるそうです。
つまり、どんな大学を目指している人であっても日大・MARCH・地方国公立レベルの問題を確実に得点していく力をつけることが非常に重要になります。
今回取り上げる『実戦数学重要問題集』は、そんな日大・MARCH・地方国公立レベルの数学力を固めていくのにぴったりの参考書です。
『実戦数学重要問題集』の使い方
それでは、『実戦数学重要問題集』のポイントや使い方について解説していきます。
演習量が多い!
まず、中森先生が予想する入試の傾向について取り上げていきます。
新しい入試では、計算が複雑というよりも、問題の解き方を考える過程が分かりさえすれば解くことができる問題が増えていくのではないかと予想されています。
そのため、問題をたくさん解いていく経験を積んでいるかどうかが得点のカギになってきます。
演習量の少ない参考書をささっと終わらせて早慶レベルの参考書にステップアップしたとしても、早慶レベルの参考書を使いこなせなかったり、得点に結びつけることができない可能性があります。
中森先生いわく、焦ってハイレベルな参考書に進もうとする受験生が多いそうなのですが、焦る必要はありません。
じっくりと演習をこなして最強の数学力を身につけていきましょう!
『実戦数学重要問題集』には、膨大な量の演習が収録されています。
また、問題のチョイスのすばらしさは中森先生いちおし。良問揃いの参考書です。
問題がレベル別に分かれているので、自分のレベルに合わせて演習計画を立てられる。
『実戦数学重要問題集』の問題はA・Bなどのレベル別に問題が分かれています。
例えば、対策に取れる時間があまりないのでAだけ解いていく、特定の分野だけはBの問題を解いていく、といった使い方も可能です。
自分のレベルや演習に取れる時間に合わせて演習の調整をすることができます。
早慶レベルにステップアップする前に取り組んでほしい参考書!
このように、『実戦数学重要問題集』は日大・MARCH・国公立レベルの力を固めるのに適した参考書です。
この参考書の位置付けは、日大・MARCH・国公立レベルの仕上げとして演習を重ね、早慶レベルに進む前に余裕をつけるためのものと捉えて頂ければと思います。
早くハイレベルな問題を解きたいという方も焦らずに、まずはこの参考書で演習の経験をたくさん積んでください。
そこが完璧に解けるようになってはじめて、早慶レベルの参考書を効果的に使うことができるようになります。
ちなみに、早慶レベルの参考書にはどんなものがある?
ここまで『実戦数学重要問題集』について解説してきました。
ハイレベルを目指す人にこそ、ハイレベルに取り組む前に使ってほしい!!
この点を強調してきましたが、そう言われてくると早慶レベルの参考書も逆に気になってきた・・なんて方はいませんか?
あくまで基礎を固めてから取り組んで欲しいのですが、動画内で紹介された早慶レベルの参考書についてもご紹介します。
早慶レベルの参考書には、
『文系数学の良問プラチカ 数学I・A・II・B』、『ハイレベル 数学I・A・II・B の完全攻略』、『やさしい理系数学』などがあります。
早慶レベル以上を目指す方には基礎を固めたうえでぜひ使ってもらいたい参考書です。
ここで注意してほしいのは、(くどいのですが)日大・MARCH・国公立レベルの演習をたくさんこなしてからこのレベルに進んでほしいということ。
例えば、『理系数学 入試の核心』のように、日大・MARCH・国公立レベルであっても演習量の少ない参考書をやっただけではこのレベルに進むのには不十分です。
武田塾 教務の高田先生によれば、実力を伴わないのに難しい参考書を持ってしまう、名付けて「プラチカ病」なるものに襲われる受験生も少なくないのだとか・・・。(「プラチカ病」についてはこちらの動画をチェック!)
高い目標に向かって努力するのは素晴らしいことですが、自分のレベルをしっかりと見極めて少しずつステップアップしていくことが受験勉強においては大切です。
ぜひ、演習をたくさん解いてから難しい参考書にもチャレンジしてみてください。
皆さんの受験生活を応援しています!
『実戦数学重要問題集』の特徴や使い方まとめ
●どの大学も合格のカギは日大・MARCH・地方国公立レベルの完成度
●完成度=演習量
●『実戦数学重要問題集』で日大・MARCH・地方国公立レベルを完璧にしよう!
●演習を重ねてこそ、早慶レベルの参考書が使いこなせる
合否を分けるのは、自分に合った学習計画。
今回は、ハイレベルを目指す人にこそ使ってほしい、基礎固めの参考書をご紹介しました。
高田先生の「プラチカ病」についての話は興味深かったですね。
目標を叶えたいという強い気持ちが裏目に出てしまったり、自分の実力を把握できていなかったりするために、自分に合っていない学習計画を立ててしまう受験生は意外と少なくないものです。
せっかく参考書を買ったのに、それを使いこなせないというのはもったいないですよね。
武田塾は、授業をしない塾です。
授業ではなく、皆さん1人1人の実力や目標に合わせた学習計画を立てることで、受験生の皆さんをサポートしています!
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- MARCH・地方国公立レベル ←今回の参考書はこちら
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