理系数学 入試の核心 標準編|数学の全単元がコンパクトに凝縮された1冊

逆転合格.com|大学受験勉強法,参考書,大学別攻略情報オススメ数学の参考書54選理系数学 入試の核心 標準編|数学の全単元がコンパクトに凝縮された1冊
科目 数学
出版社 Z会
目的 理系数学入試演習
対象者 理系の受験生
難易度 MARCHレベル
分量 296ページ
使用期間 高三10月~入試直前期
ジャンル 数学問題集

・具体的なオススメポイント
数学の全単元が1冊で演習でき、入試問題レベルの考え方が身につく
・注意点
教科書レベルの問題が一通り解けるようになってから取り組むこと

数ⅠA~数Ⅲまでの理系入試用演習が1冊にまとまった問題集『理系数学 入試の核心 標準編』

今回ご紹介する『理系数学 入試の核心 標準編』は、理系の大学入試で頻出の問題が演習できる問題集です。数ⅠAから数Ⅲまで、数学の全単元の問題がコンパクトにまとまっています。特に、理系の大学入試の数学で合否を分ける数Ⅲに関する問題が重点的に解説されているため、入試レベルの演習を進めたい人におすすめの1冊です。

全体の問題数は150題となっていて、1回につき3題の演習が全50回分に分けて掲載されています。1日3題ずつ取り組めば2か月弱で全問を一通り解き終えることができるため、入試直前の総復習にも最適です。なお、『理系数学 入試の核心 標準編』の解説はあくまでも、数学の基本問題はすでに解ける人向けに書かれたもののため、数学の学習をこれから本格的に始めたいという人にとっては簡潔すぎる場合があります。

教科書レベルの問題を一通り解けるようにした上で、『理系数学 入試の核心 標準編』に取り組むようにしてください。今回は、そんな『理系数学 入試の核心 標準編』について詳しい内容や学習のポイントをまとめてご紹介します。

MARCHレベルまでの理系入試演習として難しすぎない、丁度良いレベルの教材

『理系数学 入試の核心 標準編』はそのタイトルの通り、理系の大学入試向けの演習用に作られた問題集です。一通り解けるようになることで、MARCHレベルまでの数学の実力が身に付けられます。

なお、数学の入試用問題集は難しすぎるものも多く、教科書レベルの問題や学校の定期テストレベルの問題が解ける人でも、入試用の問題集は学習が進まないという場合が多いです。その点、『理系数学 入試の核心 標準編』は教科書レベルの基本問題と入試レベルの応用問題のちょうど間くらいの難易度設定になっているため、無理なくステップアップすることが可能です。

まずは、数ⅠAから数Ⅲまでの基本的な内容を理解し例題を解けるようにした上で、過去問演習に取り組む前に『理系数学 入試の核心 標準編』の演習をおすすめします。なお、『理系数学 入試の核心 標準編』には数学の各単元の基本事項に関する説明が必要最小限しか載っていないため、もし理解が曖昧な点が見つかった場合には教科書や講義形式の別の参考書を復習しておきましょう。

問題の解き方だけでなく、なぜその解き方になるのかといったポイントが解説されている

『理系数学 入試の核心 標準編』では、問題の解き方に関する説明に加えて、なぜその解き方になるのかといった考え方や着眼点についても詳しく解説されています。「核心はココ!」というパートでまとめられた解説を読むことで、初見の問題を解くときにどのような考え方をすれば正解にたどり着けるのか学ぶことが可能です。

入試レベルの問題では、教科書レベルの典型的な問題と違って、一見して解き方が思いつかないような問題もよく出題されます。しかし、『理系数学 入試の核心 標準編』で紹介されている考え方で問題に取り組めば、どの公式や解法を使えば解けるようになるかが分かるので、実際の過去問を解く前の準備としておすすめです。

『理系数学 入試の核心 標準編』が解き終わった後は過去問演習を積み重ねよう

数学の入試問題の出題傾向は大学によって異なるため、『理系数学 入試の核心 標準編』が解き終わった後は自分が志望する大学の過去問演習を繰り返すようにしましょう。

『理系数学 入試の核心 標準編』で扱われている問題は、理系の数学の入試問題の中でも確実に点を取っておきたいものばかりです。そのため、まずは『理系数学 入試の核心 標準編』に載っているレベルの問題を解けるようにした上で、志望大学別に特化した対策を行って点数を上乗せしていく必要があります。

できるだけ昔の過去問までさかのぼって繰り返し演習を行い、良く出題される単元や時間配分を把握しておくようにしましょう。なお、過去問集では解説が書かれていなかったり、あまり詳しくなかったりすることもあります。もし、答えを見ても解き方が分からない問題が出てきた場合には、『理系数学 入試の核心 標準編』で似たような問題を復習して、解法を整理しておくのがおすすめです。

まとめ

今回は、理系数学の入試演習ができるおすすめの1冊『理系数学 入試の核心 標準編』についてご紹介しました。この教材は、数ⅠAから数Ⅲまでの入試標準レベルの問題がコンパクトにまとまっているのが特徴です。

数学の各単元の基本知識や例題をマスターした上で『理系数学 入試の核心 標準編』に取り組めば、入試特有の応用問題を解くための実力が身に付きます。単に問題の解き方を解説するだけでなく、どのようなパターンの問題ではどんな考え方をすればよいかといった点も詳しく解説されているため、応用問題になるとなかなか解けなくなってしまうという人にもおすすめです。

なお、『理系数学 入試の核心 標準編』を一通り解き終えたら、志望大学の過去問演習を繰り返して対策を万全にしていきましょう。

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