参考書詳細・使い方・勉強法 数学

4STEP数学Ⅰ+A

科目 数学
出版社 数研出版
目的 数学問題演習
対象者 数学の問題をたくさん解きたい人
難易度 基礎~入試レベルまで
分量 199ページ
使用期間 高三夏休みごろまで
ジャンル 数学問題集

・具体的なオススメポイント
 教科書準拠の問題がたくさん演習できる
・注意点
 解説がほとんど書かれていない問題も多く、この1冊だけでは学習できない。ほかの教材の補助として計算練習を積みたい人のみ使用すること

問題量が多い数学問題集『4STEP数学』シリーズ

『4STEP数学』シリーズは、基本から入試対策まで幅広い難易度の問題がたくさん収録されている問題集です。タイトルの通り4段階の難易度に分かれていて、基本から標準の問題、そして応用問題と入試過去問といった形で段階別に演習できます。

ただし、数学が苦手な人や、基礎的な問題がまだ理解できていない人には『4STEP数学』をおすすめしません。なぜなら、解説が省略されていることが多く、ほぼ答えしか載っていないからです。

そのため、他の問題集や参考書、または教科書を使って各単元を学習しながら、その単元の問題をたくさん解いて解法を定着させたい場合に使用することをおすすめします。

また、グラフや表などが省略されている問題もあるので、わからない問題を先生などに聞ける場合や、他に詳しい講義系の参考書を併用している場合にのみ使用するようにしましょう。初学者がこの1冊だけで数学の実力をアップしていくのは無理なので注意してください。今回は『4STEP数学』シリーズの詳しい特長と学習方法について解説します。

基礎理解のあとの問題演習としてはおすすめできる

数学の問題は、基本的な定理や公式を理解することから始まり、それらを使用した簡単な問題の解き方を経て徐々に応用問題へと進んでいくのが効果的です。いきなり難しい問題に取り組んでも、基本がわかっていない場合には応用力が身に付かず、ただの解法暗記になってしまいます。

そして、基礎を身につけて応用問題へと進んでいくプロセスでは、数多くの問題を解くことが重要です。基本問題の理解には繰り返し同じ問題を解くことが大切ですが、ある段階まで来たら今度は初見の問題を解けるようにすることが大切になってきます。

この時に、問題集に載っている問題が限られていると、答えや解法を覚えてしまうため練習しづらいことがあるでしょう。そこで、『4STEP数学』に掲載されている各単元の類題に取り組むことで、初見の問題を解くためのトレーニングがおすすめです。

この順番で『4STEP数学』を活用すれば、解き方がわからない問題でも教科書や別の参考書に立ち戻って理解することができます。

ただし、『4STEP数学』に載っている問題がほかの問題集に載っていないという場合も考えられますので、そういう場合は別の講義系の参考書などを参考にして解き方を理解するのがおすすめです。あくまでも、解き方がすでに理解できている問題について、その類題を数多くこなして実力をアップさせる用途で『4STEP数学』を使うようにしましょう。

教科書準拠の問題なので教科書との相性は良い

『4STEP数学』は、数学の教科書を作成する数研出版から出ている問題集のため、教科書との相性が良いです。教科書の構成では、各章の最初にその単元で使う基本的な公式についての説明が載っていて、そのあとに基本問題と応用問題が載っているという構成になっています。

各単元には例題がいくつか含まれていて、章末にも問題がまとめられていますが、教科書に載っている問題数だけだとどうしても演習量が足りなくなってしまう場合が多いです。そこで、『4STEP数学』の教科書に対応する部分を探して問題を解くことで、演習量を補うことができます。

『4STEP数学』に載っている問題は基本的に教科書で扱われる内容をベースにしているので、その範囲を大幅に逸脱した難問などは掲載されていません。教科書の内容を使ってきちんと読み解けば解き方を学ぶことが可能です。

ただし、解説がなく教科書に類題が載っていない問題については自力で解き方を試行錯誤する必要があるので、手っ取り早く数学の点数をアップしたい人は、より難易度が低くて解説が詳しい講義系の参考書を使って勉強した方が良いでしょう。

基礎知識の確認ならSTEPAだけを解き進めよう

『4STEP数学』では、STEPA、STEPB、発展問題、演習問題の4段階の難易度で問題が掲載されています。すべての問題を解こうとすると、解説の薄さや問題量からかなりの時間がかかりますが、基本問題を一通りおさらいするだけであればSTEPAの問題だけ解けば十分です。

STEPAでは、教科書の基本問題やその類題レベルの問題が掲載されていますので、STEPAの問題が一通り解ければその単元の最も基礎的な部分は理解できていることになります。

数学が苦手な人は、基礎的な問題をしっかり解けるようにするのが得点アップの近道ですので、『4STEP数学』のSTEP Aの問題を解けるかどうか確認し、もし解き方にあいまいな部分がある場合は教科書や講義系の参考書などを使って復習していくようにしてください。

まとめ

今回は、基礎から入試対策までたくさんの問題が収録された『4STEP数学』シリーズについてご紹介しました。この問題集は高校数学で触れておきたい問題がかなりの量掲載されており、網羅性が高いテキストですが、解説が詳しくないので数学が苦手な人にはおすすめしません。

ほかの講義系の問題集などと併用して問題演習の量をこなしたい人におすすめの教材となっています。また、教科書以外の問題を使って基礎の確認をしたい人であれば、STEPAの問題だけを選んで解いていくのがおすすめです。

この教材単体で学習を進めていくのは難しいので、解説が詳しい別の問題集を使って理解を深めていってください。

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