【共通テスト対策】に使用されています。
大学入学共通テストに向けて実践力を養うためのおすすめの1冊が『2026共通テスト総合問題集 数学Ⅱ,数学B,数学C』です。
本書は、共通テスト本試験およびプレテストや模試問題を収録しており、出題形式に慣れつつ得点力を高められます。
新傾向の過去問題が少ない中での貴重な教材となり、レベルとしては標準〜やや難しい程度の、基礎学習を終えた人に向いている問題集です。
本記事では、本書の特徴・使い方・いつから使用すべきかなどを紹介します。
| 教材名 | 2026共通テスト総合問題集 数学II,数学B,数学C |
|---|---|
| ジャンル | 問題集 |
| 出版社 | 河合出版 |
| 出版日 | 2025年6月 |
| 必要時間目安 | 420分 |
| 目指す大学群レベル | 旧帝大・電農名繊・金岡千広・5S・STARS・早慶上智・GMARCH・関関同立 |
| 分量 | 320頁 |
具体的なおすすめポイント
- 時間配分など、本番を想定した実践演習に有効
- 数学II+B,Cをまとめて学習が可能である
- 解説が充実していて見やすい
注意点
- 基礎が身についていない受験生には不向き
- 共通テストに特化した問題集のため、記述入試対策には不十分
- 所要時間は問題を解く時間のみ。解き直しを要する場合にはより多くの時間が必要
実践演習に最適な問題集『2026共通テスト総合問題集 数学Ⅱ,数学B,数学C』
『2026共通テスト総合問題集 数学Ⅱ,数学B,数学C』は大学入学共通テスト本試験や河合塾全統共通テスト模試を収録した実践的な問題集です。
大学入学共通テストの問題形式に完全対応しているため、数学II・B・Cの総合力を確認しながら本番を想定した演習が可能な教材です。
複数回収録されているので、本番同様の形式での繰り返し学習が可能であり、大学入学共通テストで得点率を向上させるために欠かせない必須教材となっています。
『2026共通テスト総合問題集 数学Ⅱ,数学B,数学C』はどんな人におすすめ
この問題集は、中堅〜難関大学を目指す受験生に必須の教材となっており、基礎学習を終えて大学入学共通テスト本番へ向けた演習を行いたい受験生にとっておすすめです。
特に時間配分に気を付けつつ、本番同様の形式で実践的に行いたいと考えている受験生には最適なものとなっています。
また、解説が非常にわかりやすく、かつ見やすく丁寧に作られている教材のため、時間内に解き終えることができない場合でも、解き直しをしっかりと行うことが可能です。
使い方を工夫することで単に得点を取れているかどうかを確認するだけでは終わらない教材にできるため、自身ができなかった単元などの復習を徹底的に行いたい人向けの問題集となっています。
『2026共通テスト総合問題集 数学Ⅱ,数学B,数学C』のレベル
本書のレベルは標準〜やや難しい程度で構成されています。
大学入学共通テストにおける頻出問題、思考力問題、応用問題と幅広い出題がなされており、中堅〜難関大学を目指す受験生に適した問題構成となっています。
そのため、弱点分野などを見つけるにも適切な教材です。
収録されている全統共通テスト高2模試から実際に模試で出題された時系列順に取り組む使い方をすることで、徐々に難易度が上がっていく形で演習ができます。
『2026共通テスト総合問題集 数学Ⅱ,数学B,数学C』はいつから使えばいい?
取り組み時期はいつからが適切なのかは、高3の10月頃から12月頃までの間となります。
基礎学習を終え、秋以降の模試を解いた後や直前期に活用することで、大学入学共通テスト本番に向けてより得点率の向上を見込むことができます。
1月に入ってからはこれまでに取り組んできたことの復習に時間を注ぎましょう。
基礎学習を終えてから取り組もう
本書は基礎学習を終えた後に取り組むことで、得点率の向上に繋がっていきます。
基礎学習とは、教科書の例題、問題を一通り理解し、解き終わった状態を指しています。
学校では副教材として他の問題集を扱っているので、教科書の問題と並行してその副教材を活用しているはずです。
その副教材においても、ある程度問題を網羅している状態であればより良い基礎学習を終えている状態と言えるため、本書を活用するタイミングとしては適切だと言えます。
週に1回のペースで、年内に解き終えよう
本書に取り組む際のペースは、1回分の問題を解いてから、1週間程度の期間を空け、祖語の次の問題に挑むと良いでしょう。
空いている期間は解き直しや復習を行い、解法への理解度を深めてから次に取り組むことでより良い効果が発揮されやすくなります。
弱点分野が見つかった場合には、それらの単元を学習し直してから大学入学共通テスト本番を迎えられる時間の余裕を持って行えることが望ましいです。
そのため、年内までに一度解き終えて、直前期は苦手分野の克服に努めることと、得意分野を引き続き解くことができる状態を作ることが望ましいです。
いつからいつまでに基礎学習を終え、取り組み始めるかを計画しておきましょう。
『2026共通テスト総合問題集 数学Ⅱ,数学B,数学C』の特徴
本書は、大学入学共通テスト本試験や、河合塾の全統共通テスト模試およびプレテストを収録していることが大きな特徴です。
さらに、実践に即した問題レベルの構成に加え、解説も充実しているため、解き直しの際には間違えた問題も丁寧に理解することができます。
数学II・B・Cはまとめてこの1冊で仕上げることができます。
『2026共通テスト総合問題集 数学Ⅱ,数学B,数学C』の活用で志望校選定
本書に掲載されている問題は、これまでの大学受験生が実際に同様の模試を現役時代に解いており、得点率と偏差値の相関を調べることも可能です。
その相関から、合格できる大学群を想定することができ、より具体的な志望校選定にも役立ちます。特に国公立大学の出願においては得点率は非常に重要です。
同様に、私大入試の共通テスト利用における合格ラインを確認することも可能なため、出願校の候補を検討する材料にすることができます。
『2026共通テスト総合問題集 数学Ⅱ,数学B,数学C』の使い方
効果的な使い方は、各大問を解くにあたって制限時間を設定することです。
それぞれの単元において、時間内にどれだけ解くことができたかを振り返り、自身の得意な単元、苦手な単元を把握することが大切です。
それらを踏まえて直前期には時間のかかってしまう苦手分野を中心に演習を繰り返すことで、学習効果が高まります。
『2026共通テスト総合問題集 数学Ⅱ,数学B,数学C』を活用した解き直し方
解説を読む際には、なぜ間違えたかを理解し、改めて解き直し、解答に再現性を持たせると良いでしょう。
繰り返し実践的な問題演習をする中で、間違え方に共通点があるかどうかも見直しながら取り組むと、ケアレスミスを減少させることができます。
特に、計算ミスをしやすい単元や、公式を把握していない単元などがあれば得点率を向上させるチャンスと捉えましょう。
『2026共通テスト総合問題集 数学Ⅱ,数学B,数学C』の注意点
問題レベルは標準〜やや難しいレベルの設定であるため、基礎が固まっていない段階で取り組むと難易度が高く感じられ、効果が薄くなってしまいますので、いつから使用すべきかという点に注意をしましょう。
また、共通テスト対策に向けた問題集であるため、私大一般入試や国公立大学二次試験レベルには対応しきれていない点も注意してください。
『2026共通テスト総合問題集 数学Ⅱ,数学B,数学C』に収録された問題に取り組む順番
収録されている問題を、過去の受験生が解いたときと同じ時系列で解くようにすることも重要なポイントです。
大学入学共通テスト当日に離れた時期から直前期に向けて模試の難易度は高くなっていくため、徐々に上がっていくレベルに対応できるよう解く順番には注意しましょう。
『2026共通テスト総合問題集 数学Ⅱ,数学B,数学C』|まとめ
本書は大学入学共通テスト対策として完全対応した問題集であり、本番を想定して行う実戦演習に最適です。
標準〜やや難の問題レベルで、基礎を固めた高3の10月以降に取り組むことで、得点率向上につながります。
また、解説を理解し、間違えた問題の解法に再現性を持たせることで実力を身につけることが可能です。
大学入学共通テストの直前期(12月末から1月上旬)には、この問題集を活用して見つけた弱点分野に対して、十分に対策をした状態で本番を迎えられると良いでしょう。






