【日大レベル】に使用されています。
大学入試において、数学は合否を大きく左右する重要科目のひとつです。
そこでおすすめしたい参考書が、『新課程 チャート式 基礎からの数学I+A』です。
本書は基礎から難関大レベルまで体系的に学べる網羅型の参考書で、問題の本質を理解する力を養いながら数学を確かな得点力につなげることができます。
この記事では、本書のおすすめポイントや効果的な使い方、注意点やいつから使うべきかなどについて解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
| 教材名 | 新課程 チャート式 基礎からの数学I+A |
|---|---|
| ジャンル | 参考書 |
| 出版社 | 数研出版 |
| 出版日 | 2022年02月03日 |
| 必要時間目安 | 50時間 |
| 目指す大学群レベル | 旧帝大・電農名繊・金岡千広・5S・STARS・早慶上智・GMARCH・関関同立・成成明学・四工大・日東駒専 |
| 分量 | 672頁 |
具体的なおすすめポイント
- 数学の本質をおさえた学習ができる
- 基礎から難関大レベルまで網羅的に対応
- 講師による解説動画がみられる
注意点
- 分量が多く計画的な勉強が必要
- 独学だと挫折する可能性
数学の本質をおさえた学習ができる『新課程 チャート式 基礎からの数学I+A』
大学入試における数学対策の定番として「チャート式」は皆さんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
なかでも『新課程 チャート式 基礎からの数学I+A』は、基礎を確実に固めながら応用へとつなげる構成が特徴です。
また、学習目的や時間に応じて基本定着・精選速習・実力錬成のコースを選べるため、効率的な学習計画を立てやすいのも魅力になっています。
『新課程 チャート式 基礎からの数学I+A』はどんな人におすすめ?
結論から言って、『新課程 チャート式 基礎からの数学I+A』は基礎を徹底しつつ入試に直結する力を養いたい人にピッタリの一冊です。
その理由は、教科書レベルから入試基礎までを幅広くカバーし、段階的に数学スキルを積み上げられるからです。
例えば、数学が苦手な受験生は例題を中心に進めることで基礎力を固めることができ、逆に得意な受験生は練習問題を通じて弱点補強やスピード強化に活用できます。
さらに、学習の進度や目的に応じてコースを選べるため、自分に合った学び方で効率的に得点力を伸ばすことができるでしょう。
『新課程 チャート式 基礎からの数学I+A』のレベル
『新課程 チャート式 基礎からの数学I+A』は、教科書レベルの基本的な内容から難関大学の入試レベルまで幅広くカバーしているのが特徴です。
つまり、日常学習の段階から活用できる一方で、入試を見据えた応用問題にも挑戦できる構成になっています。
例題は理解しやすいレベルで示され、練習問題に進むことで徐々に難度を上げられる点が大きな強みです。
このように基礎力をしっかり固めたい受験生にも、実戦に向けて演習量を確保したい受験生にも対応できるため、幅広いレベル層に適応できる参考書といえるでしょう。
『新課程 チャート式 基礎からの数学I+A』はいつから使えばいい?
それでは、本書は具体的にいつから使い始めればよいのでしょうか。
結論として、『新課程 チャート式 基礎からの数学I+A』は高校1年生の早い段階から使い始めるのが理想です。
というのも、教科書の内容に連動した例題が多く掲載されており、授業と並行して取り組むことで理解が深まりやすいからです。
いつから始めても一定の効果は得られますが、自分の学習段階を見極めて、できるだけ早くから活用することで最大限の効果を発揮することができるでしょう。
『新課程 チャート式 基礎からの数学I+A』の特徴
『新課程 チャート式 基礎からの数学I+A』の最大の魅力は、明確な指針により数学の問題を本質的に理解できる点にあります。
また例題から練習問題まで体系的に整理されており、基礎固めから応用力の育成までを一冊で行えるのが特徴です。
ここでは、そうした本書の特徴をさらに詳しく見ていきましょう。
基礎から難関大レベルまで網羅的に対応
まず一つ目に、基礎から難関大入試レベルまで幅広くカバーしているのが本書の強みです。
教科書レベルの基礎的な問題から、難関大学の入試を意識した応用問題までステップを踏んで取り組める構成になっています。
例えば、数学が苦手な人は例題を中心に基礎を固め、得意な人は練習問題を解いて実戦力を磨くといった使い分けが可能です。
どのレベルの受験生でも自分に合った活用方法が見つかるので、効率的に数学の得点力をアップさせられるでしょう。
講師による解説動画がみられる
本書のもう一つの大きな特徴は、例題ごとに用意された解説動画を視聴できることです。
紙面の解答を読むだけでは分かりにくい部分も、専門の講師が授業形式でポイントを分かりやすく説明してくれるので理解がスムーズになります。
「解答までのプロセスはどうなっているのか」「なぜその解法を選ぶのか」といった思考の流れも鮮明に分かるので、単なる丸暗記ではなく考える力が身につきます。
スマートフォンから好きなタイミングで何度でも視聴できるので、隙間時間でも無理なく進められるでしょう。
『新課程 チャート式 基礎からの数学I+A』の使い方
『新課程 チャート式 基礎からの数学I+A』は、問題の量が多く幅広いレベルに対応しているので、計画的に進めることが大切です。
やみくもに解くよりも、段階を踏んだ使い方を意識することで効率よく力を伸ばせます。
ここからは、3つのステップに分けて本書の効果的な使い方を解説していきます。
①例題を解いて基礎固め
最初のステップは、例題をしっかり解いて基礎を固めることです。
例題には「指針」がついており、どのように問題へアプローチするのかが丁寧に説明されています。
使い方のポイントは、ただ答えを確認するのではなく、解法に至るまでの思考の流れを理解することです。
数学が苦手な人でも、例題を通じて解法の型を身につけることで「どう考えればいいか」が見えてくるでしょう。
②練習問題で応用力強化
例題で基礎が固まったら、次は練習問題に取り組んで応用力を強化します。
練習問題は例題と関連して配置されているので、同じテーマを少し発展させながら理解を深められるのが特徴です。
使い方のコツとして、まずは例題を見ずに解き、自力でどこまでできるかを確認しましょう。
うまく解けなかった部分は例題に戻って復習すれば、弱点を一つずつ克服できます。
このプロセスを繰り返すことで考える力が鍛えられ、入試本番でも応用が利く得点力につながります。
③目的にあわせて問題を絞って学習
最後のステップは、自分の目的に合わせて問題を絞って学習することです。
本書には「基本定着」「精選速習」「実力錬成」といったコースが設定されているため、残り時間や志望校レベルに応じた使い方ができます。
全てを完璧にこなそうとせず、自分に必要な部分を選んで進めることが、学習効果を最大化するポイントです。
『新課程 チャート式 基礎からの数学I+A』の注意点
『新課程 チャート式 基礎からの数学I+A』は、幅広い内容を網羅したとても充実した参考書ですが、使い方を誤ると効率が落ちてしまうこともあります。
ここからは、本書を使ううえで意識しておきたい注意点を二つに分けて解説しているのでぜひおさえておきましょう。
分量が多く計画的な勉強が必要
この本の一番の特徴でもある網羅性は分量の多さにつながります。
特に例題から練習問題まで全てを解こうとすると時間がかかり、途中で学習ペースを崩す可能性が高いです。
そのため、最初にどの範囲を重点的に学習するかを決め、計画的に取り組むことが重要です。
独学だと挫折する可能性
もう一つの注意点は、独学で使うと挫折しやすいことです。
本書の解説は丁寧ですが、量が多く内容も幅広いため、学習を進めていく中で理解が追いつかない場合があります。
そうしたときは解説動画を活用したり、先生や友人に質問したりすることで理解を補うのがおすすめです。
挫折を防ぎ、継続的に学習を続けるためにも自分に合った環境で活用することを意識しましょう。
『新課程 チャート式 基礎からの数学I+A』|まとめ
ここまで『新課程 チャート式 基礎からの数学I+A』の特徴やおすすめの使い方、また注意点やいつから使うべきかなどについて解説してきました。
本書は数学の本質を理解しながら網羅的に学習を進められるため、「数学を得点源にしたい」と考えている受験生にはぜひ利用してもらいたい一冊です。
内容が充実している分、分量がかなり多いため解説動画を利用するなど効率的かつ計画的な使い方を心がけながら進めましょう。
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