【基礎・入門レベル】に使用されています。
数学II+Bは高校数学の中でも範囲が広く、苦手とする受験生が多い分野です。
入試での出題頻度が非常に高いため、この分野の基礎を徹底して固めておくことが得点力アップの鍵となります。
『高校これでわかる問題集 数学Ⅱ+B』は教科書レベルの基礎から標準問題までを繰り返し学べる構成になっており、確かな実力養成に役立つ1冊です。
本記事では、その特徴や使い方、使用する時期、注意点まで詳しくご紹介します。
| 教材名 | 高校これでわかる問題集 数学II+B |
|---|---|
| ジャンル | 問題集 |
| 出版社 | 文英堂 |
| 出版日 | 2023年3月(改訂版) |
| 必要時間目安 | 60時間目安 |
| 目指す大学群レベル | GMARCH・関関同立・成成明学・四工大・日東駒専・産近甲龍・女子大 |
| 分量 | 128頁 |
具体的なおすすめポイント
- 基礎〜標準を徹底反復できる
- 参考書として連動して知識と理解を深められる
- 直接書き込みできる仕様であり、コピーして使うことで繰り返し演習できる
注意点
- 難関大対策としては不十分
- 応用、発展問題には別教材にて対策が必要
- 入試問題で実力を確認できるが問題量はさほど多くない
『高校これでわかる問題集 数学Ⅱ+B』は基礎固めしたい人に最適
『高校これでわかる問題集 数学Ⅱ+B』は、教科書の内容をしっかり定着させたい人に特におすすめできる問題集です。
基礎から標準レベルの問題を繰り返し演習することで、公式や解法を自分のものにできる構成となっています。
受験数学の土台を築くための安心感が得られる教材であり、大学受験数学に取り組むための最初の1冊として適しています。
『高校これでわかる問題集 数学Ⅱ+B』はどんな人におすすめ?
『高校これでわかる問題集 数学Ⅱ+B』は、まず基礎からしっかり固めて受験勉強に向かっていきたい人におすすめの教材と言えます。
数学II+Bは範囲が広く、各単元に対する知識を確実に定着させる必要があるため、いきなり難問に挑むよりも土台を確実に仕上げることが重要です。
また、共通テストで安定した得点を取りたい人や、中堅私大・GMARCHを目指す人にとっても、基礎〜標準レベルを固めるのに適しています。
さらに、連動した参考書とセットで学ぶことができるため、独学でも理解を深めやすいことが大きな利点となります。
『高校これでわかる問題集 数学Ⅱ+B』のレベル
『高校これでわかる問題集 数学Ⅱ+B』は、基礎〜標準レベルの徹底に特化しています。
章末には「入試問題にチャレンジ」が配置されています。
基礎から取り組み、実際の入試問題に触れることができるため、実力が身についているかどうか確認することが可能です。
ただし、難関国公立大や早慶大など最上位校レベルを目指す場合には本書だけでは不足してしまいます。
本書で土台となる学力を身につけた後には応用問題集や過去問題演習を行い、より力を伸ばすと良いでしょう。
『高校これでわかる問題集 数学Ⅱ+B』はいつから使えばいい?
『高校これでわかる問題集 数学Ⅱ+B』はいつから使い始めても構いませんが、特に高2の夏前から秋にかけて取り組むのがおすすめです。
学校の授業などで、基礎を一通り学んだ後に総復習と定着を兼ねた演習をすることで入試本番までの学習効率を大きく高めることができます。
高校3年生の授業内容に本格的に入る前の基礎固め、土台作りの教材として活用すると良いでしょう。
『高校これでわかる問題集 数学Ⅱ+B』の活用は遅れても大丈夫!
本格的な受験勉強の開始が遅れ、基礎固めの時期が多少ずれてしまっても『高校これでわかる問題集 数学Ⅱ+B』を活用することで受験準備を整えることも可能です。
高3の夏前までに1周を終えて、入試直前期には間違えた問題だけを解き直すという使い方も十分有効ですので安心してください。
短期間で仕上げたい受験生に向けた使い方にも適しているため、使い勝手の良い1冊となっています。
『高校これでわかる問題集 数学Ⅱ+B』の特徴
『高校これでわかる問題集 数学Ⅱ+B』の最大の特徴は、基礎から標準問題までを徹底できる構成であることです。
教科書の内容を定着させて入試基盤を築くのに最適で、また、参考書『高校これでわかる数学II+B』との連動がされていることも大きな特徴となっています。
わからない問題があれば参考書も活用することで、問題集に掲載されている問題の類似例題に取り組み、解法に対する理解を深め、効率の良い学習を進めることができます。
『高校これでわかる問題集 数学Ⅱ+B』は直接書き込みが可能!
『高校これでわかる問題集 数学Ⅱ+B』は直接書き込みが可能な問題集となっています。
問題のすぐ下に必要な記述量の書き込みができるスペースが用意されており、ノートを用意せずに演習することができます。
さらに、別冊の正解答集に縮刷の問題が付属されていることも本書の大きな特徴です。コピーして活用することで繰り返し演習することができるため、定着度を高めるのに役立ちます。
『高校これでわかる問題集 数学Ⅱ+B』の使い方
本書の使い方の基本は、「各章の要点を確認→問題を解く→間違えた問題は正解答集を確認して解き直す→章末の入試問題にチャレンジ」の流れです。
1周だけで終わらず、2周以上解く使い方により、学習効果が向上します。また、2周目は1〜2週間ほど期間をあけてから行うことが望ましいでしょう。
特に間違えた問題については、問題集に印をつけるなどすることで、どの問題により力を入れて取り組むべきかを把握することが重要です。
『高校これでわかる問題集 数学Ⅱ+B』のより効率的な使い方
1周目はスピードを意識して解き進め、2周目以降は間違えた問題だけに集中するとより効率的です。
間違えた問題については、縮刷問題のコピーを用意して活用することで何度も挑戦することができるため、弱点克服が可能となります。
2周目以降は参考書を併用して、理解と演習をセットで行うことで学習効果を向上させていくと良いでしょう。
『高校これでわかる問題集 数学Ⅱ+B』の注意点
注意すべき点は、難関大を目指す場合には本書だけでは不足があるということです。
『高校これでわかる問題集 数学Ⅱ+B』は基礎〜標準レベルの徹底に特化しているため、応用的な思考力を要する問題には対応しきれていません。
そのため、志望校レベルに応じて、より上位大学を目指す場合には他の発展的な教材を用意し取り組むことが必要となります。
『高校これでわかる問題集 数学Ⅱ+B』|まとめ
『高校これでわかる問題集 数学Ⅱ+B』は、基礎〜標準レベルを徹底して固めたい受験生にとって最適な1冊です。
参考書との連動や、縮刷問題の活用によってより効率よく学習を進められる仕組みが整っています。
難関大を目指す場合には追加の教材を必要としますが、基礎を固める上での問題構成は極めて適切です。
本格的な受験勉強をいつから始めるか悩んでいる受験生でも、高2の夏前から活用することで自然と土台作りに繋がります。
大学入試に向けて確かな土台を築きたい受験生に強くおすすめできる問題集です。
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