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解法のエウレカ 数学Ⅱ・B+ベクトル│発想力をつける参考書

逆転合格.com|大学受験勉強法,参考書,大学別攻略情報オススメ数学の参考書53選解法のエウレカ 数学Ⅱ・B+ベクトル│発想力をつける参考書

『解法のエウレカ 数学Ⅱ・B+ベクトル』は、 数学Ⅱ・B+ベクトルの問題を自分で解く発想力をつけるために効果的な参考書です。

piece(基礎)how(考え方)why(理由)の三段階の解説で、思考力を養うことができるようになっています。

『解法のエウレカ 数学Ⅱ・B+ベクトル』は、どんな人におすすめなのか、レベルはどうなのか、いつから始めるべきなのか、またその効果的な使い方をご紹介していきます。

教材名 解法のエウレカ 数学Ⅱ・B+ベクトル
ジャンル 参考書
出版社 Gakken
出版日 2024年10月3日
必要時間目安 2カ月
目指す大学群レベル GMARCH・関関同立・成成明学・四工大・日東駒専・産近甲龍・女子大
分量 368頁

具体的なおすすめポイント

  • 数学の問題を解く発想力が身につく
  • 共通テストレベルから国公立大学二次試験および難関私立大学レベルまで学習できる

注意点

  • 旧帝国大学や難関私立大学の入試には、対応していない
  • 問題数は多くない

発想力をつける│ 解法のエウレカ 数学Ⅱ・B+ベクトル

『解法のエウレカ 数学Ⅱ・B+ベクトル』は、公式や解法の丸暗記ではなく、大学入試の数学で必須となる「発想力」を養うことを目的とした参考書です。

本書では、単なる知識の積み重ねではなく、「発想力」「思考力」を習得する方法を余すところなく紹介しています。

『解法のエウレカ 数学Ⅱ・B+ベクトル』はどんな人におすすめ?

『解法のエウレカ 数学Ⅱ・B+ベクトル』は、定期試験や模擬試験ではある程度得点できるが、難関大学の入試過去問になると全く手が出なくなり悩んでいる人におすすめの参考書です。

大学入試の数学を解くために必要な「なぜこのような発想になるのか」という「思考のプロセス」を学習することができるので、初見の問題に対応できる応用力が身につきます。

過去の入試問題から良問を厳選しているため、できるだけ時間をかけずに効率よく二次試験に対応できる実力をつけたいという人にもおすすめできる一冊です。

『解法のエウレカ 数学Ⅱ・B+ベクトル』のレベル

『解法のエウレカ 数学Ⅱ・B+ベクトル』は、共通テストから国公立大学の二次試験および難関私立大学の入試問題のレベルまでを網羅しています。

問題自体のレベルはそれほど高くないものもありますが、「なぜそのような解法に結びついたのか」「他の問題でも活用できる考え方」を学ぶために最適なものを収録しています。

もちろん旧帝国大学の入試問題のレベルに匹敵する問題も収録しているので、難関大学を志望している人には、必須の一冊だといえます。

基本レベルの問題を解くことのできる力を身につけていない場合は、まず基礎事項をしっかり習得してから本書に取り組む必要があります。

『解法のエウレカ 数学Ⅱ・B+ベクトル』はいつから使えばいい?

『解法のエウレカ 数学Ⅱ・B+ベクトル』は、基本的な内容をひと通り終了する高校2年生の冬から高校3年生の春あたりから使い始めるのが最も適しています。

「解法の暗記」ではなく「発想力」や「思考力」および「解法の選び方」を重点的に学ぶにはある程度の時間を要するので、できるだけ早い段階で取り組む必要があります。

標準的な問題を解く力が身についている場合は、高校2年生の夏あたりから使い始めれば早期の段階で「大学入試に対応する発想力」を身につけることができます。

また、入試直前に使い始めてもある程度の効果を得ることは可能ですが、問題を解くための「思考の流れ」を確実に習得するのは難しくなります。

『解法のエウレカ 数学Ⅱ・B+ベクトル』の特徴

『解法のエウレカ 数学Ⅱ・B+ベクトル』は、数学の大学入試問題を解くために必要な「発想力」を養うことに特化した参考書です。

本書には、他の参考書や問題集にはない大きな特徴がいくつかあります。

「思考の流れ」を中心に解説している

本書の最も大きな特徴は、ただ解答を紹介するのではなく「なぜその発想になるのか」「問題のどの部分からその解法を用いたのか」という「思考の流れ」を解説している点です。

標準的な参考書では「解き方」を解説するに留まりますが、本書は「その解き方を選択した理由」を丁寧にまとめているためいつからか初見の問題を解く力が身につきます。

記述式の問題に対応する力を訓練できる

本書では「どのように記述すればいいのか」「言葉使いのルール」など、一般の参考書や問題集では身につけることが難しい記述の仕方を学べるようになっています。

論理的かつ読みやすい解答を作るために最適な参考書だといえます。

また、面倒な計算過程も省略することなく解説しているので、疑問を残さずに理解することができます。

『解法のエウレカ 数学Ⅱ・B+ベクトル』の使い方

『解法のエウレカ 数学Ⅱ・B+ベクトル』は、数学を解く際に必要な「発想力」を訓練できる数少ない参考書の一つです。

本書の効果的な使い方がいくつかあります。

1問1問を時間をかけて丁寧に解く

本書の目的はただ解法を暗記するということではなく、「解くための思考の流れ」を習得することにあります。

そのためには、「どのような道筋で解けばいいのか」や「なぜそのような解き方をするのか」ということを自分で考える習慣をつけなければなりません。

すぐに解説を見るのではなく、じっくり時間をかけて、1問1問に取り組むようにすれば「この問題は、この解法で解けばうまくいく」というような発想力が養われます。

また、自分の考えた解法と解説にある解法を比較していくとより効果的です。

解答をノートに丁寧に記録していく

ただ問題を解くだけではなく、ノートに丁寧に解答を記録していく使い方は記述力をつけるために非常に有効です。

数式だけを書き並べて解くのではなく、言語化して解答していく習慣をつけることにより「発想力」や「思考力」が定着します。

入試本場で解答するスピードと正確性が身につく、とても効果的な使い方です。

「思考を再構築する」ことを意識して反復する

2週目以降の使い方で大切なのは、「覚えた解法を再現する」ことではなく「再度ゼロの状態から考えることを意識して解く思考を再構築する」ことです。

「ゼロから考える」ことを意識して反復演習を繰り返すことにより、初見の問題でもうまく解答できる実力をつけることができます。

過去問を解く際に補助的に使用する

実際に各大学の過去問を解く際に、わからないところを本書の類似問題の解説を参考にして解くという使い方をすれば、さらに応用力を高めることができます。

他の問題集や参考書と併用することにより、いつからか多様な問題に対応する力が身につきます。

『解法のエウレカ 数学Ⅱ・B+ベクトル』の注意点

『解法のエウレカ 数学Ⅱ・B+ベクトル』は、入試問題に対応できる力をつけるのに非常に優れた参考書ですが、使い方にいくつかの注意点があります。

本書は、 数学Ⅱ・B+ベクトルの内容を網羅していることを前提としているため、数学Ⅱ・B+ベクトルの学習をひと通り終了しておく必要があります。

また、基本事項は扱っていないので、基礎事項が習得できていない場合はまず教科書レベルの内用を問題なく解くことができるようになってから使用しなければなりません。

厳選された良問を収録していますがその数は多くないので、他の参考書や問題集を併用することになります。

この参考書は、共通テストレベルから国公立大学二次試験および難関私立大学のレベルまで網羅していますが、旧帝国大学を目指している人はさらに難易度の高い問題集を併用すれば、効果的に学習することができます。

『解法のエウレカ 数学Ⅱ・B+ベクトル』|まとめ

『解法のエウレカ 数学Ⅱ・B+ベクトル』は単なる問題集ではなく、「発想力を身につける」ために最適な教本です。

効果的な使い方をすることで、いつからか入試問題に対応する柔軟な思考力を養うことができます。

本質的な力を伸ばし、数学を解く「発想力」「思考力」を習得することに特化したこの参考書を効果的に利用すれば、確実にレベルアップすることが可能です。

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