
【共通テスト対策】に使用されています。
『きめる!共通テスト数学Ⅱ・B・C』は、独特の出題形式の共通テストで、高得点を取ることを目的としてまとめられた参考書です。
過去問から厳選した問題を使って基本から丁寧に解説しているので、数学Ⅱ・B・Cが苦手な受験生にも理解しやすくできています。
『きめる!共通テスト数学Ⅱ・B・C』は、どんな人におすすめなのか、レベルはどうなのか、またその効果的な使い方を紹介していきます。
教材名 | きめる!共通テスト数学Ⅱ・B・C |
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ジャンル | 参考書 |
出版社 | Gakken |
出版日 | 2024年6月20日 |
必要時間目安 | 2カ月 |
目指す大学群レベル | GMARCH・関関同立・成成明学・四工大・日東駒専・産近甲龍・女子大 |
分量 | 560頁 |
具体的なおすすめポイント
- 基礎からまとめているので、数学が苦手な人でも理解しやすい
- 計算過程を省略せずに解説しているので、疑問が残らない
- 過去問を利用しているので、共通テストの形式に慣れることができる
注意点
- 数学Ⅱ・B・Cの学習を終えている必要がある
- 難関大学の入試対策としては、利用できない
『きめる!共通テスト数学Ⅱ・B・C』│共通テストに向けての基礎固めに最適
『きめる!共通テスト数学Ⅱ・B・C』は、共通テスト数学Ⅱ・B・Cにおいて、高得点を得ることを目的とした参考書です。
全分野を8つのSECTIONに分け、講義形式の親しみ易い解説で、基本事項から丁寧にまとめられています。
『きめる!共通テスト数学Ⅱ・B・C』はどんな人におすすめ?
『きめる!共通テスト数学Ⅱ・B・C』は、共通テストで数学Ⅱ・B・Cを必要としているものの、基礎から学習し直していきたいという人におすすめできる参考書です。
本書では、公式の確認などの基礎事項から実践問題まで、教科書以上に丁寧に解説してあるため、数学を苦手としている人にもおすすめできます。
また、全ての問題を共通テストおよびセンター試験の過去問から抜粋してあるので、「共通テスト形式の模試になると点数が取れない」といった人も独特の出題形式に慣れることができます。
数学Ⅱ・B・Cをひと通り終了し、これから受験に向けての学習に取り組んでいきたいが、なにから手をつければよいか悩んでいる人にもおすすめだといえるでしょう。
『きめる!共通テスト数学Ⅱ・B・C』のレベル
『きめる!共通テスト数学Ⅱ・B・C』は、教科書レベルの基礎事項から丁寧にまとめられた参考書です。
各SECTIONにおいて、頻出事項をいくつかの「テーマ」に分け、基礎レベルから共通テストに対応できるレベルまで力をつけていくことができるようになっています。
共通テストおよびセンター試験の過去問で作られていますが、中堅私立大学レベルの入試対策としても十分に利用することができます。
国公立大学の二次試験や難関私立大学の入試問題のレベルの力をつけたい場合は、本書は基礎確認用の教材として利用し、他の難易度の高い参考書および問題集を併用すればよいでしょう。
『きめる!共通テスト数学Ⅱ・B・C』はいつから使えばいい?
『きめる!共通テスト数学Ⅱ・B・C』は、基礎からまとめている参考書ですが、いつからでも使い始めることができるわけではありません。
数学Ⅱ・B・Cの学習をひととおり終える高校2年生の3学期あたりから使い始めれば、少しでも早いタイミングで入試対策に取り組むことができます。
また、本書は、基本事項から分かりやすく丁寧にまとめてあるため、受験勉強の最中、数学Ⅱ・B・Cにいきづまりを感じてから使い始めても、おおいに役立てることができます。
基本事項が十分に理解できている人であれば、高校3年生の秋以降からでも実践問題だけを選んで演習していくと効率よく実力をつけることができます。
『きめる!共通テスト数学Ⅱ・B・C』の特徴
『きめる!共通テスト数学Ⅱ・B・C』は、数学を苦手としている人や、はじめて共通テストの対策に取り組む人でもスムーズに学習できるように基礎から丁寧にまとめられた参考書です。
「確実な基礎力をつける」「共通テストの形式に慣れる」という共通テストで得点を取るために必要な2つのポイントに焦点を当てて作られています。
問われるポイントをまとめてある
各SECTIONの初めに、「ここが問われる」という見出しで、重要な公式や出題される問題の特徴および解答するこつがまとめてあります。
各単元において、「何を重点的に学習すればよいのか」「どのようなプロセスで考えればよいのか」をはっきり認識することができるので、無駄なく学習を進めることができます。
基本事項から実践問題まで無理なく学習できる
各SECTION、公式の定義などの基本事項から実践問題までを段階的に、共通テスト及びセンター試験の過去問を使ってまとめてあります。
数学に苦手意識を持つ受験生でも、無理なく進めていくことが可能な構成となっているため、いつからか確かな実力をつけることができます。
講義形式の解説でわかりやすい
重要な箇所や分かりにくい点に、イラストを利用した会話形式の解説を施してあるため、まるで目の前で講義を受けているような感覚で、すすめることができます。
計算過程も省略することなく、丁寧すぎるほど丁寧に記載しているので、「どうしてこの計算結果になったのだろう」というような疑問点が残りません。
また、随所に公式をまとめてあるので、公式をまとめてあるページに戻って確認をしながら進めるという必要がありません。
『きめる!共通テスト数学Ⅱ・B・C』の使い方
『きめる!共通テスト数学Ⅱ・B・C』は、数学Ⅱ・B・Cの学習をひと通り終えた人ならいつからでも使用できる参考書です。
共通テストでしっかり得点を得るために効果的な使い方がいくつかあります。
基礎事項に戻って学習をすすめる
本書では、まず基本事項を、初めて学習する人でも理解できるような丁寧な解説で、整理してあります。
数学を苦手としている人は、基本事項の部分を何度も繰り返し演習してから、実践問題に取り組むような使い方をすれば、途中で挫折することなく進めていくことができます。
入試まで時間があまりないようであれば、全単元の基本事項だけを演習していく使い方でもよいでしょう。
共通テストの形式になれるための学習に利用する
共通テスト形式の模試になると、上手く得点できないと悩んでいる人は、基礎確認の問題を読み飛ばして、実践的な問題だけ取り組むような使い方をすると効率よくすすめることができます。
共通テストやセンター試験の過去問から問題を選んでいるため、本書を繰り返し演習することによって、いつからか独特の出題形式に慣れることができます。
また、巻頭で共通テストの特徴や出題傾向および攻略するための学習方法を数頁にわたって会話形式で整理しているので、ここを読むだけでも得点力につなげることが可能です。
隙間学習や直前の確認教材として利用する
この参考書は、「これだけは、おさえておきたい」という頻出問題に絞り込んでいるので、入試直前に重要問題を確認するという使い方ができます。
また、高得点を取るための知識や、ちょっとしたテクニックをまとめた別冊付録がついているため、隙間学習用教材としての使い方も効果的です。
『きめる!共通テスト数学Ⅱ・B・C』の注意点
『きめる!共通テスト数学Ⅱ・B・C』は、数学Ⅱ・B・Cをひと通り学んでいることを前提として作られているため、学習半ばの状態では上手く効果を得ることができません。
基礎事項からスタートできるようにまとめられているため、慌てずに数学Ⅱ・B・Cの学習を終えてから取り組むようにすればよいでしょう。
本書は、共通テスト及びセンター試験の過去問から設問を選んでいるので、国公立大学二次試験や難関私立大学の入試対策としてはやや物足りない部分があります。
その場合、難易度の高い他の問題集や参考書を併用すれば、よい効果を得ることができます。
『きめる!共通テスト数学Ⅱ・B・C』|まとめ
『きめる!共通テスト数学Ⅱ・B・C』は、共通テストにおいて、数学Ⅱ・B・Cで高得点を取ることを目的として作られた参考書です。
基礎中の基礎から、初心者でもわかりやすいようにまとめてあるので、数学を苦手としている人でも安心して、取り組むことができるようになっています。
解法のコツや重要な知識を、豊富にまとめた別冊付録を用いて移動時間などの隙間時間を有効に使うことも可能です。
過去問から厳選して選び抜かれた設問をこなしていけば、共通テストの形式に慣れ、高得点を得る実力をつけることができるでしょう。
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