改訂版 世界一わかりやすい 阪大の理系数学 合格講座│解き方ではなく解答の作り方を学ぶ一冊

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改訂版 世界一わかりやすい 阪大の理系数学 合格講座

『改訂版 世界一わかりやすい 阪大の理系数学 合格講座』は、「理解・計画・実行・検討」の4つのステップを経て大阪大学(以下阪大)理系学部の二次試験の合格答案を自分で作る訓練ができるように作られています。

『改訂版 世界一わかりやすい 阪大の理系数学 合格講座』は、どんな人におすすめなのか、レベルはどうなのか、またその効果的な使い方を紹介していきます。

教材名 改訂版 世界一わかりやすい 阪大の理系数学 合格講座
ジャンル 参考書
出版社 KADOKAWA
出版日 2022年12月9日
必要時間目安 6か月
目指す大学群レベル 大阪大学理系学部
分量(ページ数) 552頁

具体的なおすすめポイント

  • 過去問で構成されているので阪大に特化した学習ができる
  • 各例題に類題が用意されているため、反復演習が可能
  • 自力で解答を作る思考力を養うことができる

注意点

  • 標準的な問題の解法が身についていなければ扱うことはできない
  • 習得に時間がかかるため、できるだけ早くからとりかかる必要がある

解く力ではなく思考力をつける参考書『改訂版 世界一わかりやすい 阪大の理系数学 合格講座』

『改訂版 世界一わかりやすい 阪大の理系数学 合格講座』は、解説が4つのステップに分けて構成されていて、そのステップに従い学習していくことで、自力で解答を作る思考力を養うことができるようになっています。

また、大学別の参考書としては珍しく、各例題に類題が配置されているため、反復演習をする使い方ができるように配慮がなされています。

『改訂版 世界一わかりやすい 阪大の理系数学 合格講座』はどんな人におすすめ?

『改訂版 世界一わかりやすい 阪大の理系数学 合格講座』は、その名の通り阪大理系学部を目指す受験生におすすめの参考書です。

赤本などの過去問を集めた問題集で解き方は理解できるが、いざ自分で解こうとすると全く方針が立たず、歯が立たないと悩んでいる受験生に是非、手に取ってもらいたい一冊です。

また、この参考書は、阪大の問題を途中までは解くことができるが、最後までたどり着くことができず、自分がどこで行き詰まっているのか分からないといった人にも明確につまずいているポイントがわかるようになっています。

『改訂版 世界一わかりやすい 阪大の理系数学 合格講座』のレベル

『改訂版 世界一わかりやすい 阪大の理系数学 合格講座』は、当然、阪大理系学部に合格するためのレベルで作られています。

阪大理系学部の数学の入試問題は、いろいろな単元の解法を要する、いわゆる融合問題が多くを占めている難問ぞろいです。

『改訂版 世界一わかりやすい 阪大の理系数学 合格講座』は、その阪大の過去問を中心に作られているので、当然そのレベルは高くなります。

また、阪大を目指す受験生ばかりでなく、他の旧帝大やそれに準ずる私立大学を志望する受験生にも利用できるレベルの参考書となります。

『改訂版 世界一わかりやすい 阪大の理系数学 合格講座』はいつから使えばいい?

『改訂版 世界一わかりやすい 阪大の理系数学 合格講座』は、入試までの期間や共通テストの対策、また他の教科の学習のことも考慮すると、高校2年生の秋くらいから取り掛かることをおすすめします。

記述量ばかりではなく計算量も多く、また深い思考力を必要とする阪大の数学の問題に対応できる実力をつけるためには、かなりの時間を要するので、いつからでもというわけにはいかないからです。

阪大理系学部の数学の入試問題はその多くを数学Ⅲが占めているため、数学Ⅲの標準的な問題の解法を暗記している状態であれば、いつからでも使い始めることができます。

したがって、学校進度に関係なく数学Ⅲの標準問題を解くことができる力をつけ、できるだけ早い時期にこの参考書を利用し始めるといった使い方をおすすめします。

『改訂版 世界一わかりやすい 阪大の理系数学 合格講座』の特徴

『改訂版 世界一わかりやすい 阪大の理系数学 合格講座』の特徴は、その解説の量の多さと丁寧さ、そして、その論理的かつ合理的な解説内容です。

『改訂版 世界一わかりやすい 阪大の理系数学 合格講座』は、例題1問につき8頁程度という他に類を見ない量で、非常に丁寧な解説をしています。

更に、最も特徴的なのは、その解説が「理解・計画・実行・検討」という4つのステップから構成されている点です。

「理解」は、まず問題を見た時に問題を解く方針を考える第1ステップ、「計画」は、その「理解」をもとに実際にどのように解くかを考える第2ステップです。

「実行」は、「計画」に従って答案を書いていく第3ステップ、そして「検討」は、その解答におかしな考え方や不自然な点はないか、また他にも解法はないのかと考察する最後のステップとなります。

この4つのステップに従って問題に取り組んでいくという使い方で、いつからか自分の力で合格答案を作ることができる思考力を身につけることができるようになっています。

『改訂版 世界一わかりやすい 阪大の理系数学 合格講座』の使い方

『改訂版 世界一わかりやすい 阪大の理系数学 合格講座』は、「理解・計画・実行・検討」の各ステップをひとつずつ身につけていく使い方が良いでしょう。

まずは自分で解いてみて、行き詰まったらヒントとして「理解」の部分の解説を見て方針を立てて、再度自分で解いてみます。

同様に、「計画」「実行」の順に各ステップごとに、まず自分で考えて解いてみて、つまずいた時点で各解説を確認するという使い方で徐々に自分で解くための手順や思考力が身についてきます。

更に『改訂版 世界一わかりやすい 阪大の理系数学 合格講座』は、最後の「検討」のステップの部分で、他の解法や別解を分かりやすく考察できるように作られているため、柔軟な考え方を養うような使い方ができるようになっています。

『改訂版 世界一わかりやすい 阪大の理系数学 合格講座』の注意点

『改訂版 世界一わかりやすい 阪大の理系数学 合格講座』は、阪大の理系学部で出題される数学の問題を自力で解くための思考力をつけることを目的として作られた参考書です。

この『改訂版 世界一わかりやすい 阪大の理系数学 合格講座』を単なる参考書や問題集のような使い方をしてはいけません。

阪大を目指す受験生のレベルであれば、その解法を暗記して問題を解くことはできるようになると思いますが、それでは重厚な思考を要する阪大の入試問題で合格答案を作ることができるようにはなりません。

初見の問題で、自分で方針を立て、解くことができ、更に論理的に記述していく力をつけていくためには、4つのステップに分けて訓練するその意義を理解してこの参考書を使うべきです。

「理解・計画・実行・検討」の4つのステップそれぞれの考え方を十分に理解しながら進めていく使い方をすれば、合格基準に沿った解答を作ることができるようになるでしょう。

改訂版 世界一わかりやすい 阪大の理系数学 合格講座|まとめ

『改訂版 世界一わかりやすい 阪大の理系数学 合格講座』は、阪大理系数学の合格答案を自分で作るために必要な思考力を、丁寧で論理的な解説により養うことのできる唯一無二の参考書です。

この参考書に記載されている「理解・計画・実行・検討」の4つのステップに沿った考え方を習得すれば、阪大はもとより、旧帝大レベルの大学に合格できる力を手にすることができるでしょう。

数学Ⅲの標準問題を解くことができるようになっていれば、いつからでも取り組むことができるので、少しでも早い段階でこの参考書に触れてみてください。

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