科目 | 数学 |
出版社 | 駿台文庫 |
目的 | 数ⅠAⅡB問題演習 |
対象者 | 二次試験で数学を利用する受験生 |
難易度 | 地方国公立、日大難問・MARCHレベル |
分量 | 291ページ |
使用期間 | 入試直前期 |
ジャンル | 数学問題集 |
・具体的なオススメポイント
記述や証明問題を含めた数ⅠAⅡBの演習ができる
・注意点
証明や記述問題は自分の答案と解説をしっかり見比べて見直しすること
地方国公立で必須の記述や証明問題が演習できる問題集『国公立標準問題集CanPass数学Ⅰ・A・Ⅱ・B』
今回ご紹介する『国公立標準問題集CanPass数学Ⅰ・A・Ⅱ・B』は、国公立の入試問題で出題される数学の証明や記述形式の問題が効率よく学べる問題集です。国公立の入試問題では、単に計算が合っていればよい問題だけでなく、論述や証明問題も出題されます。
特に、数ⅠAや数ⅡBの問題は計算は出来ても本質的な理解が伴っていないと、難しい証明問題が解けないので注意が必要です。『国公立標準問題集CanPass数学Ⅰ・A・Ⅱ・B』では、そうした国公立で頻出の証明問題などが出題されているので、数学の仕上げ用問題集として最適です。
なお、タイトルに「国公立」と付いていますが、私立大学の受験生でもこの教材を十分に活用できます。今回は、そんな『国公立標準問題集CanPass数学Ⅰ・A・Ⅱ・B』について、詳しい内容や学習ポイントについてまとめました。
数ⅠAⅡBの入試対策を仕上げたい人は是非参考にしてください。
証明や各分野の融合問題をはじめ、数ⅠAⅡBの重要問題がまとまっているのが特長
数ⅠAⅡBで出題される分野は幅広いですが、『国公立標準問題集CanPass数学Ⅰ・A・Ⅱ・B』では特に出題されやすいものが厳選してまとめられているのが特長です。また、数ⅠAⅡBの入試レベルの問題では、各単元の知識を総合的に使わないと解けないような融合問題が出題されますが、そのようなタイプの問題も対策することができます。
特に、整数の性質などの証明問題はきちんと理解していないと解き方が思いつかないものが多いです。また、確率やベクトルなど、解き方を忘れてしまうと得点を取るのが難しい分野も含まれます。
そのため、幅広い単元の解き方や証明の手順に日頃から慣れておくことが大切です。まずは教科書レベルの標準問題を解けるようにし、MARCH基礎レベル程度の問題が解けるようになった段階で『国公立標準問題集CanPass数学Ⅰ・A・Ⅱ・B』にチャレンジしていきましょう。
なお、証明などの記述形式の問題は、自分の答案と解答解説しっかりと見比べて、細かく採点することが大切です。間違ってしまった問題は時間をおいて繰り返し復習し、ヒントなしで解けるように仕上げていってください。
国公立の受験生だけでなく、私立大学対策の問題集としてもおすすめ
『国公立標準問題集CanPass数学Ⅰ・A・Ⅱ・B』は国公立の入試対策だけでなく、私立大学の問題演習にも役立ちます。この教材で扱われている問題の難易度は、日大の難問からMARCHの標準くらいのレベルまでです。
教科書など、各単元の解き方をインプットするための基本的な問題は、繰り返し復習していると解き方を丸暗記してしまう場合があります。しかし、解法の丸暗記に頼ってしまうと、初見の問題を解く応用力が身に付きません。
そこで、基本的な解法を一通り身につけた段階で、『国公立標準問題集CanPass数学Ⅰ・A・Ⅱ・B』に取り組むことで、基本がしっかり理解できているかどうか確認できます。
この教材に掲載されている問題が解ければ、数ⅠAⅡBの実力は十分です。私立大学を志望している受験生の方も、是非『国公立標準問題集CanPass数学Ⅰ・A・Ⅱ・B』を使って問題演習を積み重ねていってください。
大学入試の過去問集より解説が丁寧で詳しいのがメリット
大学入試のための数学の実力を完成させるには、過去問演習が必須です。しかし、赤本などの入試過去問集は掲載されている問題ボリュームが多いため、解説は薄くなっています。
そこで役立つのが、『国公立標準問題集CanPass数学Ⅰ・A・Ⅱ・B』です。この教材では、実際の国公立の標準的な入試問題を例にしながら、一つ一つの問題の解き方も詳しく解説されています。
そのため、分からない問題が出てきても解き方をきちんと身に付けることが可能です。『国公立標準問題集CanPass数学Ⅰ・A・Ⅱ・B』の解説を参考にしながら、入試レベルの実践的な問題に取り組む実力を身につけていってください。
まとめ
今回は、国公立の入試で必要となる記述や証明問題がまとまった問題集『国公立標準問題集CanPass数学Ⅰ・A・Ⅱ・B』についてご紹介しました。
数ⅠAⅡBの入試問題では、各分野の融合問題や証明問題などが多く出題されます。記述や証明問題が苦手な人は、この教材で対策しておくことがおすすめです。
また、私立大学志望の人でも、『国公立標準問題集CanPass数学Ⅰ・A・Ⅱ・B』は入試に通用する応用力を身に付けるために役立ちます。
数ⅠAⅡBの基本的な問題が解けるようになったら、『国公立標準問題集CanPass数学Ⅰ・A・Ⅱ・B』に載っている入試レベルの問題を演習して、数学の得点力を完成させていきましょう。