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初めから始める数学I 改訂1 新課程|丁寧な解説で数学Iが根本から分かる

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初めから始める数学Ⅰ

近年の高校数学では、「論理的思考力」「データ分析力」といった基礎力の定着が重要視されるなど、入試で求められる能力が大きく変化しています。

そうしたなかでおすすめしたいのが、マセマ出版社の『初めから始める数学I 改訂1 新課程』です。

本書は、「数と式」から「図形と計量」「データの分析」まで、数学Iの全単元をやさしく丁寧に解説し、数学が苦手な方でも着実に理解を深められる構成となっています。

この記事では、本書のおすすめポイントや効果的な使い方、さらにはいつから使い始めるといいかについても解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

教材名 初めから始める数学I 改訂1 新課程
ジャンル 参考書
出版社 マセマ出版社
出版日 2023/7/12
必要時間目安 20時間
目指す大学群レベル 5S・STARS・GMARCH・関関同立・成成明学・四工大・日東駒専・産近甲龍・女子大
分量 256頁

具体的なおすすめポイント

  • 丁寧な解説で数学Iが根本から分かる
  • 良質な例題で理解度をチェックできる
  • 現行の学習指導要領に対応

注意点

  • 発展レベルの問題対策には不向き
  • 演習問題の量には限りがある

丁寧な解説で数学Iが根本から分かる『初めから始める数学I 改訂1 新課程』

『初めから始める数学I 改訂1 新課程』は、数学が苦手な人でも本質から理解できるように設計された参考書です。

なぜなら、本書は単なる解法の暗記に頼らず、考え方や理由までしっかりと掘り下げて説明してくれる構成になっているからです。

「なぜその公式を使うのか」や「その式が導かれる背景」といったところまで丁寧に解説されており、読者の「分かったつもり」を「本当に分かる」に変えてくれます。

そのため、数学Iを基礎からしっかりと身につけたい方には、まさに理想的な一冊といえるでしょう。

『初めから始める数学I 改訂1 新課程』はどんな人におすすめ?

『初めから始める数学I 改訂1 新課程』は、数学が苦手な高校生や、基礎からの学び直しを考えている受験生などにおすすめです。

その理由は、専門用語を極力かみ砕いた平易な言葉で説明しており、授業の予習・復習はもちろん、独学でも進めやすいからです。

例えば「集合と論理」など、抽象的でつまずきやすい単元も、図や具体例を使ってイメージしやすく解説されています。

「数学がどうしても苦手」「教科書だけでは分からない」と感じている方こそ、本書の本来の価値を実感できるはずです。

『初めから始める数学I 改訂1 新課程』のレベル

『初めから始める数学I 改訂1 新課程』は、数学が苦手な人でも安心して取り組める基礎中心のレベル構成です。

特に中学数学からのつながりを意識し、高校数学Iの土台を丁寧に築けるレベルで設計されています。

複雑な公式や例題に入る前にも、その前提となる考え方や式の意味に関する解説が充実しており、無理なくレベルアップが図れるようになっているので、基礎固めにはピッタリの一冊でしょう。

『初めから始める数学I 改訂1 新課程』はいつから使えばいい?

それでは、本書を利用する場合、具体的にいつから使えばいいのでしょうか。

結論、『初めから始める数学I 改訂1 新課程』は、できるだけ早い段階からの使用をおすすめします。

というのも、この参考書は数学Iをゼロから丁寧に学べる反面、一定の時間をかけて理解を積み重ねていくタイプの教材だからです。

いつから勉強を始めるかでその後の成績は大きく左右されるので、特に数学に不安がある人はできる限り早い段階から進めるようにしましょう。

『初めから始める数学I 改訂1 新課程』の特徴

『初めから始める数学I 改訂1 新課程』には、学びやすさの工夫がさまざまなところに盛り込まれています。

以下では、そうした本書の中でも特に学習効果を高める2つの特徴について、詳しく見ていきましょう。

良質な例題で理解度をチェックできる

本書の大きな魅力のひとつは、解説と一体化した良質な例題が豊富に用意されている点です。

単なる練習問題ではなく、「どこでつまずきやすいか」「どう考えればいいか」が自然に身につくよう設計されています。

そのため、2次関数のグラフの変化や三角比の計算など難所となりやすいテーマでも、例題を通して自分の理解度を確認しながら着実にステップアップできるでしょう。

現行の学習指導要領に対応

『初めから始める数学I 改訂1 新課程』は、最新の学習指導要領にも対応しており、今の授業内容や入試傾向にしっかりマッチしています。

特にデータの分析をはじめとした新しい単元にも十分な説明がなされており、旧課程の教材ではカバーしきれない部分まで丁寧に扱っています。

そのため、高校数学の学習内容が変わる中で、どのように学べばよいか迷っている生徒にとって、本書は非常に心強い一冊といえるでしょう。

『初めから始める数学I 改訂1 新課程』の使い方

本書の内容をしっかり身につけるには、ステップを踏んだ使い方を意識することが重要です。

このトピックでは、『初めから始める数学I 改訂1 新課程』の効果的な使い方を3つのステップに分けて紹介します。

①解説と例題を読んで内容理解

まず最初の使い方のステップは、解説と例題をしっかり読むことです。

この段階では、解法を覚えることよりも「なぜその手順になるのか」という理屈に注目しましょう。

例題の下に書かれたポイントや補足も漏らさず読むことで、問題を解く土台をしっかりと築くことができます。

②演習問題で実践力アップ

解説と例題を通して内容理解ができたら、次に演習問題に取り組んでみましょう。

解説を読んでわかったつもりになっても、実際に手を動かしてみないと定着は難しいものです。

なかでも本書には基本的な問題が厳選されているため、無理なく実践力を身につけることができるでしょう。

③復習で知識を定着させる

そして、本書を活用するうえで最も重要な使い方のひとつが復習です。

一度解けた問題でも、時間が経つと忘れてしまう可能性が高いため、継続的に勉強内容を振り返る必要があります。

特に、つまずいた問題やうろ覚えの単元などにはマークをつけておくと、復習が効率的に行えるでしょう。

『初めから始める数学I 改訂1 新課程』の注意点

『初めから始める数学I 改訂1 新課程』は、基礎からの理解を目的とした非常に優れた参考書ですが、すべての学習ニーズに対応できるわけではありません。

以下では、そうした本書の使用にあたって意識しておきたい注意点を2つ解説します。

発展レベルの問題対策には不向き

本書は数学の基礎を固めることに特化しているため、難関大学入試レベルの発展問題には対応していません。

例として、関数の複雑な応用や初見の設定を含む問題などは、別の上級教材で補う必要があります。

そのため、基礎を徹底したうえで、段階的にレベルアップするための橋渡しとして位置づけるとよいでしょう。

演習問題の量には限りがある

本書は理解を深めることに重きを置いており、そのぶん演習問題の量には限界があります。

問題の質は高いものの、単元ごとの問題数が少なめのため、繰り返し解いているうちに問題を覚えてしまうこともあるかもしれません。

そのため、より多くの問題に触れて実践力を養いたい場合は、別の問題集や過去問などを併用するようにしましょう。

『初めから始める数学I 改訂1 新課程』|まとめ

ここまで『初めから始める数学I 改訂1 新課程』の特徴やおすすめの使い方、また注意点やいつから使うべきかなどについて解説してきました。

『初めから始める数学I 改訂1 新課程』は、数学が苦手な人や基礎から学び直したい人にとって、まさにピッタリの一冊です。

丁寧な解説と良質な例題により、「なぜそうなるのか」という根本理解をじっくりと育ててくれます。

その一方で、演習量や応用問題には限りがあるため、目的に応じて他教材との併用も視野に入れるとよいでしょう。

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