この記事では、『やさしい中学数学 改訂版』の特徴や、どんな人におすすめか・どのような使い方が効果的かについてご紹介します。
『やさしい中学数学 改訂版』は中学三年間の数学を総復習できる参考書で、中学数学のレベルを完璧にしたい人におすすめの一冊となっています。
これから受験に数学を使おうと考えている生徒さんや数学が苦手な生徒さんは、『やさしい中学数学 改訂版』を正しく使って基礎をしっかりと固めていきましょう。
『やさしい中学数学 改訂版』の詳細情報
科目 | 数学 |
出版社 | 株式会社Gakken |
目的 | 中学数学の総復習 |
対象者 | 数学が苦手な人・基礎を固めたい人 |
難易度 | 中学レベル |
分量 | 872ページ |
使用期間 | 受験勉強最初期 |
ジャンル | 参考書 |
具体的なオススメポイント
数学の土台を固めるために最適な一冊
注意点
解説の文章量が多いためある程度の読解力・根気が必要。
『やさしい中学数学 改訂版』はどのくらいのレベル?
『やさしい中学数学 改訂版』は、中学3年間の数学の総復習をすることができるのが特徴の参考書で、定期テストが赤点をさまよっていたり学校の授業についていけない人におすすめのレベルの参考書です。
「自分は中学レベルくらいはできている!」と思っている方でも意外と見落としがあったりすることもあるため、特に偏差値が55未満の方、中学時代の定期テストが80%未満だった方、大学受験の基礎レベルの参考書が分からなかった方はぜひこの本で学び直しをすることをおすすめします。
英語・数学のような積み上げの教科は、土台がしっかり出来ていないとそこに積み上げをすることができず、その状態でどれだけ闇雲に学習を進めようとしても解答・公式の暗記になるだけでなかなか実力をつけることができません。
また、数学が苦手な人は中学校や場合によっては小学校レべルで躓いてしまっていることが多く、基礎からの学び直しが必須となってきます。
基礎が出来ていない状態では日々の勉強効率が上がらず正しい学習法にならないため、中学レベルからやり直した方が志望校に合格する可能性が高まります。
この『やさしい中学数学 改訂版』でしっかりと基礎を固めていきましょう。
『やさしい中学数学 改訂版』の特徴は?
『やさしい中学数学 改訂版』は中学3年間の数学を一冊で総復習することができるのが特徴の参考書で、872ページとかなりの大ボリュームの参考書です。
かなり分厚く骨太な量に見えますが、こちらの参考書は解説が非常に丁寧でイラストもふんだんに使用されているためページ数が多くなっているため、約2~4週間でこなすことができる内容となっています。
『やさしい中学数学 改訂版』の大きな特徴としては解説の分かりやすさが挙げられます。
解説が2~3行しかない参考書とは違い一問に対する解説の量が圧倒的に多く、対話形式での解説となっているため文章が苦手な人でもスムーズに理解を進めることができるでしょう。
『やさしい中学数学 改訂版』の効率的な使い方
ここでは『やさしい中学数学 改訂版』の効率的な使い方について解説します。
『やさしい中学数学 改訂版』は正しい使い方で使用すればきちんと基礎学力をつけることができるおすすめの参考書です。
どのような使い方をするべきか迷っている方はぜひ参考にしてみて下さい。
『やさしい中学数学 改訂版』の効率的な使い方①解説通りに手を動かして解く
『やさしい中学数学 改訂版』は解説がわかりやすく丁寧ですがその分文章量も多いため、読み進めていくのに根気が必要となります。
目で読むだけではなかなか理解が進みにくい場合もあるため、その場合には解説に書いてある文章に沿って手を動かして式や図形・グラフを書いてみることで一行ずつ理解していく使い方がおすすめです。
『やさしい中学数学 改訂版』の解説は、解説通りにマネして手を動かしてみることで必ず理解できるように作られています。
学校で配られるような難易度の高い参考書とは全く違った参考書なので、だまされたと思って一度解説の通りに解いてみて下さい。
『やさしい中学数学 改訂版』の効率的な使い方①自力で解いてみる
『やさしい中学数学 改訂版』は解説が分かりやすい分、読んだだけでも自分でできる気になってしまいがちで、「内容が理解できたから」とそのまま学習を進めていってしまうことも多いです。
しかし、内容が理解出来ることと問題を自力で解けるようになることは全くの別問題です。
そういった事態を避けるために、「まず解説を読んで内容を理解する。次に解説を見ずに自力で問題を解けるかしっかりと確認する」という使い方を徹底するようにしましょう。
この参考書に掲載されている問題は200問程度のため、一日20問ペースで進めればおよそ1ヶ月で修了することができます。
中学数学のレベルであれば完全に自力で解ける!というレベルまで基礎を徹底してから高校数学に入るようにしましょう。
『やさしい中学数学 改訂版』の効率的な使い方③苦手分野のみ取り組む
「数学が苦手というわけではないけれど、特定の苦手分野がある」という方はこの参考書をピンポイントで使うという使い方もオススメです。
中学数学レベルくらいはできているはずと思っている方でも、苦手な分野では意外と基礎の考え方を忘れていたりすることがあります。
苦手分野のみを最初からやり直すという使い方をすることで、苦手克服の最初の一歩になるでしょう。
しっかりと基礎から学び直すために、「こんなことくらいわかってるよ」という解説もきちんと読み込んでみることをおすすめします。
『やさしい中学数学 改訂版』の口コミ・評判
『やさしい中学数学 改訂版』の口コミ・評判を調べたところ、数学が苦手な方でもきちんと進めていける参考書であるとの声が多く挙がっていました。
イラストも交えた対話形式の分かりやすい解説が特徴のため、中学生の授業の予習としての使い方でも人気を博しているようです。
ただし、人によっては解説がこれでも少ないと思う人もいるようで、その場合は他の学習サイト・動画や参考書と並行して学習する必要があるでしょう。
『やさしい中学数学 改訂版』は解説が非常に丁寧で分かりやすい参考書ですが、スムーズに理解できるかどうかは人によるため、一度書店で手に取って自分はこの文章で理解できそうか確認してみることをおすすめします。