【基礎・入門レベル】に使用されています。
今回は、『高校これでわかる問題集 数学1+A』について、どのような特徴がある問題集なのか、どんな人におすすめなのか、どのように使うのが効果的かをご紹介します。
この問題集は文英堂から出版されていて、2022年にリニューアルされており2022年4月からの新課程の内容もサポートしてくれています。
数学が苦手で初期の段階でつまずいてしまった方や定期テストで赤点ギリギリの方、基礎からしっかりと学び直したい方はぜひこの記事を参考にしてみて下さい。
科目 | 数学 |
出版社 | 文英堂 |
目的 | 数学基礎固め |
対象者 | 数学の基礎固めをしたい人向け |
難易度 | 定期テストレベル |
分量 | 120ページ |
使用期間 | 高1~高2 もしくは受験最初期 |
ジャンル | 数1A問題集 |
具体的なおすすめポイント
同じレベルで色々なパターンの問題が取り揃えられているため、じっくりと基礎を鍛えられる
注意点
あくまでも基礎固めのための問題集であり、受験レベルに達するには他の問題集・参考書が必要
数学を基礎から学びたい人におすすめ『高校これでわかる問題集 数学1+A』
『高校これでわかる問題集 数学1+A』は、数学の授業についていけていない方、定期テストで平均点を取れるようになりたい方、受験勉強最初期で数学に初めてしっかり取り組む方などしっかりと基礎固めをしたい人におすすめの問題集です。
「チャート式」なども基礎を網羅している問題集として有名ですが、問題数が多かったりレベルの高い問題が配置されていることもあり途中で挫折してしまう事も少なくありません。
この『高校これでわかる問題集 数学1+A』は、基礎レベルの様々なパターンの問題がピックアップされている問題集なので、ひとつの単元の基礎を完璧に抑えることができます。
教科書レベルの問題を掲載しているため、基礎力がしっかりと身に付きます。学校の授業の復習に日々活用するのもおすすめです。
基礎力を早いうちからしっかりと鍛えることで、受験勉強への応用力を鍛える下地作りにも繋がります。
『高校これでわかる問題集 数学1+A』のおすすめの併用参考書
『高校これでわかる問題集 数学1+A』はあくまでも問題集のため、公式をしっかりと理解したい方やどの様に問題を解くのか理解したい方は他の参考書も並行して使用することをおすすめします。
併用する参考書としておすすめなのが、『やさしい高校数学(数学I・A) 改訂版(学研プラス)』です。
こちらの参考書はどの様に問題を解くべきかを非常に優しく丁寧に分かりやすく解説してくれています。
『やさしい高校数学(数学I・A) 改訂版(学研プラス)』は全数学嫌いに知ってほしいくらい解説がとても丁寧なことで有名な参考書であり、「学校の先生が何を言っているかよくわからなかった…」という方もこれを読めば単元の内容をきっと理解出来るでしょう。
また、『高校これでわかる 数学I+A』も『高校これでわかる問題集 数学1+A』と併用する参考書としておすすめです。
『高校これでわかる 数学I+A』は『高校これでわかる問題集 数学1+A』と同シリーズの参考書です。
この参考書は色使い・イラスト・図表の使い方など非常に読みやすいデザインやレイアウトとなっており、数学が苦手な人でも尻込みせず内容を理解することができる一冊となっています。
内容も『高校これでわかる問題集 数学1+A』とリンクするものとなっているため、併用するのにぴったりの参考書です。
ここで紹介した二冊はどちらもとても分かりやすく、基礎的な内容の理解に特化している参考書となっています。どちらを選ぶかは好みによるため、もし可能であれば書店で実際に手に取ってみて、どちらの方が自分にとって理解しやすい解説の内容になっているかを吟味してみてください。
『高校これでわかる問題集 数学1+A』の使い方
『高校これでわかる問題集 数学1+A』の使い方としては、先ほど紹介した『やさしい高校数学(数学I・A) 改訂版(学研プラス)』『高校これでわかる 数学I+A』などの参考書との併用がおすすめです。
参考書で1単元分を学習して基礎的な考え方・解き方を理解してから、『高校これでわかる問題集 数学1+A』で実際に複数の問題を解いていきましょう。
『高校これでわかる問題集 数学1+A』は同じ単元や公式でも複数の出題パターンを網羅している問題集のため、この問題集を解けるようになれば基礎がしっかりと身に付きます。
また、この問題集を解く際は一気にこの一冊を解き進めるというやり方ではなく、一単元ごとに「参考書」→「問題集」と繰り返して、一単元ごとに参考書と問題集を並行して進めることをおすすめします。
一単元ずつしっかりと理解を進めることで数学が苦手な方でも基礎を徹底させることができるでしょう。
この問題集を繰り返し解いて、この内容・レベルであれば完璧に解けるという段階になっていれば完全に基礎は抑えられている状態といえます。
定期テストでも平均点は取れますし、受験勉強でもワンランク上の応用問題に挑戦する土台が出来上がっているでしょう。是非何度も反復練習する事で基礎を固めていってください。
また、受験の土台固めや基礎つくりとしての使用方法以外にも、授業の先取り・予習としての使い方もおすすめです。
ここで紹介した参考書は非常に内容も簡単で分かりやすく、『高校これでわかる問題集 数学1+A』も基礎を徹底するためのものなので、授業の先取りとしてこれらを利用することで基礎を理解した状態で授業に臨むことができます。
授業が応用の内容に入ると途端に訳が分からなくなってしまうという人は、基礎を予習してから授業を受けることもとてもおすすめです。
『高校これでわかる問題集 数学1+A』のおすすめポイント
『高校これでわかる問題集 数学1+A』のおすすめポイントは、一単元ごとに様々なパターンの問題が揃っている事と難しすぎる問題は省かれている事です。
数学が苦手な方は、参考書をさっと読んだり一通り練習問題を解くだけではなかなか基礎を定着させることができません。
また、学校で配られるような問題集では一単元の中に難しい応用問題が配置されていることもあるため、そこでつまずいてしまうと数学への苦手意識が膨らみ挫折してしまう可能性があります。
数学が苦手な方が基礎を定着させるためには、基礎レベルである程度の問題数をこなす必要があるのです。
この問題はこういう風に解くんだなとパッと理解できるようになるためには、ひとつの単元について同じレベル帯で色々なパターンの問題を解き進めて経験値を積んでいくのがおすすめです。
基礎的な問題に関してはいちいち頭で考えるのではなく、一定量の問題数をこなして手で覚える必要があります。
『高校これでわかる問題集 数学1+A』では、基礎の絶対に押さえておいてほしい問題を実際に何パターンか演習できるようになっているためしっかりと基礎を定着させることができます。
問題数も多すぎず少なすぎず、またレベル帯も基礎レベルに統一されているためつまずくことなく問題を解き進めていくことができるのです。
『高校これでわかる問題集 数学1+A』の注意点
ここでは、『高校これでわかる問題集 数学1+A』を使う上での注意点を解説します。
まず、この『高校これでわかる問題集 数学1+A』はあくまでも基礎レベルに特化した問題集であることは忘れないようにしてください。<br>この問題集を解くことで基礎を徹底的に固めることはできますが、さらにワンランク上を目指す場合は応用問題が乗っている問題集や参考書を使用する必要があります。
定期テストで言えば、確実に赤点は回避できて平均点くらいであれば取ることはできるでしょうが、クラスでトップクラスの成績が取りたいという方はこの問題集だけやっていてもよくありません。あくまでも、教科書レベルの内容をきちんと理解するための補助としてこの問題集は使用してください。
また、この問題集を使用する際は必ず「このレベルの問題であれば絶対に解けるようになった」と言えるようになるまで繰り返し反復練習するようにしましょう。
この問題集をさっとやっただけでは基礎レベルが完璧になったとは言えません。最低でも二周はして、基礎が固まったと思えるようになってから次のレベルに行くことをおすすめします。
初めから入試レベルの問題集に取り組んでしまうとつまずいてしまう確率が上がり、数学への苦手意識が高まってしまいます。この『高校これでわかる問題集 数学1+A』で数学に慣れ親しんで、「自分でも数学の問題が解けるんだ」という自信をつけてから応用レベルにチャレンジしていきましょう。
『高校これでわかる問題集 数学1+A』の特徴や使い方まとめ
この記事では、『高校これでわかる問題集 数学1+A』の基本情報や特長、おすすめポイント、使用方法、注意点について解説しました。
『高校これでわかる問題集 数学1+A』は基礎レベルの問題が網羅されている問題集であり、この問題集を解き進める事でしっかりと公式を定着させて、問題の解き方を手に覚えさせることができます。
問題の量・レベルともに数学初心者向けであり、つまずくことなく基礎力を鍛えることができます。
『高校これでわかる問題集 数学1+A』は、「数学の授業に全くついていけていない」という方や「定期テストでも平均点以下or赤点ギリギリ…」という方にぜひおすすめしたい問題集です。
受験で数学を使うけど今まで全く勉強してこなかった方は、この問題集を解くことで数1Aの基礎を定着させることができるため、受験の土台を作るためにぜひこの問題集で基礎をしっかりと固めていってください。
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