
【日大レベル】に使用されています。
今回は、『新課程版 ドラゴン桜式 数学力ドリル 数学1・A』についてご紹介します。
「ドラゴン桜」と名前にある通りキャラクターの絵や漫画の名言も載っているキャラクターものの問題集ですが、キャラクターものだからと敬遠するのはもったいないくらい高クオリティ―な問題集となっています。
数学の基礎固めをしたい方や短期間で公式をしっかり覚えて身に付けたい方は、ぜひこの記事を参考にしてみて下さい。
科目 | 数学 |
出版社 | 講談社 |
目的 | 数学計算練習 |
対象者 | 計算力を高めたい人 |
難易度 | 基本レベル |
分量 | 76ページ |
使用期間 | 受験初期 |
ジャンル | 計算問題集 |
・オススメポイント
数学の基礎固めに最適・10日間で基礎固めが出来る
・注意点
計算練習に特化した教材のため、基本的な単元の理解は他の参考書などでフォローすること
数学の基礎を固めたい人におすすめ!『新課程版 ドラゴン桜式 数学力ドリル 数学1・A』
この記事でご紹介する『新課程版 ドラゴン桜式 数学力ドリル 数学1・A』は、基礎レベルの計算問題に特化した問題集となっています。数学の基礎を固めるための参考書や問題集は数多くありますが、こちらの問題集はその中でもボリューム・レベル感が初心者向けとなっており、非常に親しみやすいのが魅力です。
公式を1つ覚える場合、その公式を試すための演習問題が1~2個しかないとなかなか公式が身に付きません。しかし、学校で配られる参考書や問題集は問題数が多すぎて、数学が苦手な生徒さんにとってはとっつきづらいことも多いでしょう。この『新課程版 ドラゴン桜式 数学力ドリル 数学1・A』は、その中間として「勉強が苦手な生徒さんがこの量の問題を解いたらちょうどよく身に付く」というボリューム感を実現しています。
ページ数も多くなく10日間で解ける量となっているなど、計算問題の量がちょうど良いのが『新課程版 ドラゴン桜式 数学力ドリル 数学1・A』の魅力で、受験初期に数学の基礎をしっかりと固めたい方におすすめです。公式を覚えるところから始めたいけれど、なかなか最適な参考書・問題集を見つけられない…という方はぜひこの本をお手に取ってみて下さい。
『新課程版 ドラゴン桜式 数学力ドリル 数学1・A』の使い方
『新課程版 ドラゴン桜式 数学力ドリル 数学1・A』は問題の量があまり多くなく、計算のみの問題集になるため10日間で1周することが可能です。受験初期の生徒さんや、受験に数学を使うけれども受験までに時間がないという生徒さんはぜひこのドリルで基礎をしっかりと固めて下さい。
また、このドリルは問題数が少なめになっているのもポイントで、短期間で出来るからこそ反復練習もしやすくなっています。基礎はできていると思っているけれどなかなか成績が伸びなくて悩んでいる方は、一度この問題集を完璧にしてみて下さい。これくらいのレベルなら絶対に解ける!サクサク進められる!というレベルにまで達して、基礎が完璧になった状態になってから次のレベルに進むことをおすすめします。基礎が固まっていない状態で応用に進んでしまうと、深刻なスランプに陥ってしまうことがあるのです。
『新課程版 ドラゴン桜式 数学力ドリル 数学1・A』は計算のスピードを上げるためにも使えるので、ストップウォッチ等でタイムを計りながら、スピードを上げて何度も繰り返して取り組むのもおすすめです。
様々な目的に対応しているドリルの為、自分に適した使い方で最大限活用していきましょう!
数学が苦手な方にもぴったりのレベル感
『新課程版 ドラゴン桜式 数学力ドリル 数学1・A』の問題は基礎レベルに統一されています。基礎レベルを固めるためには、様々な種類の問題を試さなくてはいけないものと試さなくていいものがあります。基礎の問題をある程度繰り返して慣れることが必要だけど応用問題はそこまで色々とやらなくてもいいという分野もあるでしょう。
『新課程版 ドラゴン桜式 数学力ドリル 数学1・A』では、「ここまで出来たら基礎は十分」というレベルの問題のみを掲載しています。応用問題は無くあくまでも基礎の問題のみを掲載している為、目的がはっきりしていて非常に取り組みやすい問題集です。
不必要なものをそぎ落として、基礎ができるようになることのみに特化している『新課程版 ドラゴン桜式 数学力ドリル 数学1・A』は、数学に苦手意識を持っている数学初心者の方や受験初期で基礎をやり直しておこうと思っている方にぴったりです。
数学が苦手な方が初めから応用問題のある問題集にチャレンジしてしまうと、そこでつまづいたことがトラウマになり数学を更に嫌いになってしまう事も多いでしょう。一つひとつ段階をクリアしてステップアップしていくために、『新課程版 ドラゴン桜式 数学力ドリル 数学1・A』を最初の一歩に活用してみて下さい。
『新課程版 ドラゴン桜式 数学力ドリル 数学1・A』の注意点
ここまでは『新課程版 ドラゴン桜式 数学力ドリル 数学1・A』のおすすめポイントのみを紹介してきましたが、ここでは、『新課程版 ドラゴン桜式 数学力ドリル 数学1・A』を使うにあたっての注意点も紹介していきます。
まず、この『新課程版 ドラゴン桜式 数学力ドリル 数学1・A』はあくまでも計算ドリルであるということです。この問題集のレビューには「解説が薄い・物足りない」という声が多くあります。公式をきちんと理解したい・問題の解き方を1から学びたいという方は他の参考書や問題集も並行して学習する必要があるでしょう。
また、数学には「思考力」と「計算力」が必要になってきますが、この『新課程版 ドラゴン桜式 数学力ドリル 数学1・A』で鍛えられるのは「計算力」です。思考力は難しい問題にじっくりと取り組んだり参考書を読んだりすることで鍛えられるものなので、思考力を鍛えたい方は別の学習を行いましょう。
裏を返せばここまで「計算力」育成に特化している問題集も珍しいため、受験で数学を使う予定の生徒さんはまずこの問題集に取り組んで「計算力」を鍛えることをおすすめします。
新課程版 ドラゴン桜式 数学力ドリル 数学1・Aの特徴と使い方まとめ
この記事では、受験に必要な計算力が身につく『新課程版 ドラゴン桜式 数学力ドリル 数学1・A』の特徴や学習方法について解説しました。
計算だけに特化した問題集は珍しいので、受験で数学を使おうと思っている高校1~2年生の生徒さん・受験初期で数学の点数をアップしていきたい生徒さんは是非『新課程版 ドラゴン桜式 数学力ドリル 数学1・A』を活用してください。計算力を初期に鍛えておくことは、受験後期の応用問題・難問を解くために非常に有用です。
また、この『新課程版 ドラゴン桜式 数学力ドリル 数学1・A』は共通テストの問題で「ⅠA」「ⅡB」が50%未満の方にも非常におススメです。基本的な計算問題は絶対に解ける!という状態にすることが受験勉強の数学においては必要となってきます。
『新課程版 ドラゴン桜式 数学力ドリル 数学1・A』は10日間で解ける分量・薄さであることもオススメポイントの為、短期間で集中して計算問題を取り組みたい方や難問を解くのに疲れて気分転換したい方はぜひこの問題集に取り組んでみて下さい!
『新課程版 ドラゴン桜式 数学力ドリル 数学1・A』はドラゴン桜を全く知らない方にもおすすめしたい、とてもクオリティーの高い計算ドリルです。「キャラクターものの参考書・問題集はちょっと…」と敬遠せず、ぜひお手に取ってみて下さい。
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