【東大レベル】に使用されています。
『得点奪取 漢文 記述対策』の基本情報
著者:天野成之・三森一彦・吉野大作
出版社:河合出版
ざっくり言うと:一冊で漢文の記述の書き方のルールがしっかりと学べる参考書!典型問題を完璧に仕上げて得点UP!
『得点奪取 漢文 記述対策』の概要
『得点奪取 漢文 記述対策』は河合出版の得点奪取シリーズ、漢文記述対策の参考書です。
二部構成になっていて、第一部は「典型問題篇」、第二部は「練習問題篇」です。典型問題篇では、記述式の設問の典型的な4パターンそれぞれの対策がまとめられています。練習問題篇では、第一部で学習したことを確かめながら演習ができます。
解説が詳しく、採点基準も明確に示されています。
本文解説、書き下し文、全文解釈もついています。
『得点奪取 漢文 記述対策』の難易度と使い方
『得点奪取 漢文 記述対策』は国公立大学の二次試験の対策をしたい方におすすめです。
まずは第一部で現代語訳や、書き下し文を作る問題など、漢文で出題される典型的な問題に慣れて、記述の書き方のルールを学びましょう。答案のどの部分がどう点数につながるのかが詳しくわかるので、問題文を正しく読んで、採点基準をきちんと盛り込んだ答案を作れるようになります。第一部を丁寧に仕上げてから、第二部の練習問題で実際に自力で問題が解けるようになっているか確かめる、という流れになります。
直前にこちらの参考書で記述対策をする場合は、第一部を完璧にすることを最優先にしてください。あまり時間をかけられない方や、最低限の対策をしたい方は、典型問題篇を仕上げて、自分の志望校の過去問から傾向を確認してから、該当の練習問題で演習する、という方法もあります。
基本的な漢字や句形などが曖昧なままだと、読解でつまずいてしまうので、『得点奪取 漢文 記述対策』に取り組む前に確認して学習しておきましょう。
記述や論述の対策は後回しになりがちですが、ポイントを押さえて書き方のルールを知っていれば確実に得点につなげることができます。また問題文を正確に読む力も鍛えられるので記述や論述以外の問題にも役立つと思います。
『得点奪取 漢文 記述対策』の他の参考書との違い
漢文の参考書で記述の問題を中心に対策できる参考書は多くないので、貴重な参考書と言えます。解説も詳しく、採点基準が明確なので記述の書き方のルールが学べて、自己採点も正しくできます。
大学入試で出題される問題のほとんどのパターンが一冊で学べるので、こちらに丁寧に取り組むことで得点を伸ばすことができます。
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