国公立標準問題集CanPass古典|古文・漢文の記述対策ができる参考書

逆転合格.com|大学受験勉強法,参考書,大学別攻略情報オススメ国語の参考書68選国公立標準問題集CanPass古典|古文・漢文の記述対策ができる参考書
科目 古文・漢文
出版社 駿台文庫
目的 国公立二次試験対策
対象者 地方国公立志望者
難易度 地方国公立レベル
分量 127ページ
使用期間 高三9月以降
ジャンル 古文・漢文問題集

・オススメポイント
地方国公立レベルの古文・漢文記述問題対策ができる

・注意点
共通テストレベルの実力を身に付けてから取り組むこと

地方国公立レベルの古文・漢文の記述対策ができる参考書

『国公立標準問題集 CanPass 古典』は地方国公立大学の記述問題対策ができる参考書です。全国各地の国公立大学の入試問題から、古文12題、漢文8題の計20題が厳選されています。

解説が詳しく、記述問題の採点基準も明記されているため、過去問演習に入る前の実力アップに最適です。まずは、共通テストレベルの基礎を身に付けた上で、『国公立標準問題集 CanPass 古典』に取り組みましょう。

国公立大学の二次試験対策ができる参考書には『得点奪取古文』等のシリーズもありますが、旧帝大レベルのため難易度が高いです。一方、『国公立標準問題集 CanPass 古典』ならより難易度の低い問題を中心に演習できるため、無理なく取り組めます。

以下では、『国公立標準問題集 CanPass 古典』の詳しい内容や学習のポイントについてまとめました。国公立志望の受験生はぜひ参考にしてください。

筑波大や千葉大をはじめ、14大学の過去問から厳選した問題を収録

古文と漢文の記述問題が演習できる『国公立標準問題集 CanPass 古典』には、全国各地の14の国公立大学の過去問が収録されています。ただし、各大学の過去問が1年度分すべて載っているわけではなく、記述問題のみに絞っての掲載です。

過去問集よりも解説が詳しいため、まずは『国公立標準問題集 CanPass 古典』で解き方を学んだあと、志望大学の過去問演習に取り組むことをおすすめします。

『国公立標準問題集 CanPass 古典』に過去問が収録されている大学は、古文では新潟大、広島大、信州大、熊本大、筑波大、富山大、和歌山大、大阪府立大、千葉大、奈良女子大、お茶の水女子大、首都大学東京の12校です。漢文は、埼玉大、新潟大、千葉大、和歌山大、広島大、お茶の水女子大、筑波大、岡山大の8校の過去問から出題されています。

本番の形式に近い解答用紙も付属しているため、実戦的な演習が可能です。様々な大学の過去問を通じて、幅広い出題パターンに慣れていきましょう。

記述問題の採点基準や重要単語、文法などが詳しく書かれている

『国公立標準問題集 CanPass 古典』は解説が詳しいことが特徴です。記述問題の解説では、採点基準や答案の書き方が分かりやすく書かれています。

国公立大学の古文や漢文は、本文の読解はそれほど難しくないものの、記述式となると何を書けばよいか分からなくなってしまう場合が多いです。『国公立標準問題集 CanPass 古典』に載っている記述問題を通じて、自分で答案を書きあげる力を身に付けましょう。問題を解いた後、採点基準や模範解答を見ながら自分の答案をチェックしてください。

また、『国公立標準問題集 CanPass 古典』の解説には、問題を解くために必要な重要単語の知識や、古典文法、句形についても詳しく書かれています。

正解していた問題でも解説に目を通して、忘れていた知識や知らない知識があれば復習をすると実力アップが可能です。

共通テストレベルの古文の実力を身に付けてから取り組もう

国公立の二次対策ができる『国公立標準問題集 CanPass 古典』に取り組むタイミングは、共通テストレベルの問題が解けるようになった後がおすすめです。古文であれば、重要な古文単語や古典文法、助詞や助動詞の見分け方、古文の読解が出来るようになってから『国公立標準問題集 CanPass 古典』に取り組みましょう。

漢文の場合は、再読文字などの重要漢字、返り点や送り仮名の扱い、句形を覚えた上で、入試レベルの問題へとステップアップするとスムーズな学習が可能です。

基本的な知識が曖昧な段階で『国公立標準問題集 CanPass 古典』の問題を解いても、難易度が高すぎて実力が身に付きません。まずは基礎をしっかり固めた上で『国公立標準問題集 CanPass 古典』の問題を解きましょう。

なお、入試レベルの記述問題の解き方が身に付いた後は、自分の志望大学の過去問を繰り返し演習してください。大学ごとの出題傾向や時間配分に慣れることで、入試本番での得点力が高まります。

まとめ

地方国公立大学の古文・漢文対策ができる参考書『国公立標準問題集 CanPass 古典』の詳細や、学習のポイントについて解説しました。『国公立標準問題集 CanPass 古典』は、共通テストレベルの基礎が身に付いた後、過去問演習に進む前の1冊としておすすめです。

掲載されている問題のレベルが丁度よく、入試レベルの記述問題を解くのが初めての人でも無理なく学習できます。また、解説や採点基準が詳しく書かれているため、独学による記述問題対策が可能です。

なお、国公立大学の二次試験対策向けの参考書には『得点奪取古文』等のシリーズがありますが、旧帝大レベルのため難易度が高くなっています。自分の現状の実力や、志望大学の入試難易度に合わせて適切な参考書を選びましょう。

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