![[改訂版]現代文キーワード読解](https://逆転合格.com/wp-content/uploads/2022/06/gendaibun_keyword_eyecatch_20220615.jpg)
【日大レベル】に使用されています。
科目 | 現代文 |
出版社 | z会出版 |
目的 | 現代文のテーマやキーワードの読解 |
対象者 | 現代文の点数をアップしたい人 |
難易度 | 国立二次・難関大レベル |
分量 | 360ページ-8章 |
使用期間 | 過去問演習に入る前 |
ジャンル | 現代文長文 |
・オススメポイント
入試に頻出のテーマやキーワードがしっかり網羅されている!
・注意点
キーワードの意味と同時にそれが使われる文脈も把握すること。
現代文が苦手な方やこの参考書が難しいと感じた方は『ことばはちからダ!』を先に学習してから着手するようにしましょう。
国立二次・難関大の現代文対策に必須!
『現代文 キーワード読解 頻出テーマ×必修語160×入試問題』は、国立の二次試験や難関大の現代文対策におすすめの一冊です。
現代文でよく出題されるテーマやキーワードがほとんど網羅されている参考書で、この本で1度テーマを理解しておけば大抵の現代文の問題にスムーズに対応できるようになります。
現代文に出題される文章が苦手な場合、読解力の問題以前にまずキーワードを知らないという原因が考えられます。
日常生活ではあまり触れることのない哲学や科学などの文章が出題されることもあるため、ある程度の前提知識がないと文章の趣旨や流れを読み取りにくい場合が多いのです。
そんな時にあらかじめこの参考書を使って現代文でよく出題されるテーマに慣れ親しんでおけば、「この話題が出てきた時はこういうことが重要になってくる」や「こういうキーワードが出てきたら議論される品質のテーマはこれ」といった推測ができるようになります。
このような前提知識を持って設問にあたることで入試問題でも難易度下げて解くことが可能です。
キーワードというより本文を知ろう
タイトルにはキーワード読解と入っていますが、キーワードの意味を覚えるというよりはキーワードが出てくる本文の文脈の方が重要です。
キーワードの意味だけ分かっていても、それがどういう文脈で扱われやすい言葉なのかが分かっていないと文章の要旨や筆者の主張を読み違えてしまう危険性があります。
そのため、そのキーワードの背景にある前提知識やどんな意見がよく扱われているのかといった文脈に数多く触れておくようにしましょう。
ひとつひとつの語句について神経質に意味を暗記するというよりは、本文をしっかりと読み込んでおいて苦手分野に対する精神的なハードルを下げておくことが大切です。
この一冊には受験で問われるテーマのほとんどが網羅されているため、一通り本文を読み終わった後に過去問などで一度も見たことがないテーマに出会うことは少ないでしょう。
全く未知のテーマが出てきてしまうとやはり読解のスピードも遅く正解率も下がってしまうので、入試問題に着手するための下準備として本書に読み慣れておくと良いです。
読解が苦手ならこちらの参考書から手を付けよう
『現代文 キーワード読解 頻出テーマ×必修語160×入試問題』に収録されている分野キーワードは、難易度が高いものが多いため、普段読書をしない人やニュースなどにあまり触れてこなかった人にとっては難しく感じる可能性があります。
もし難しいと感じる場合には、同じく現代文のキーワードについて扱った参考書『ことばはちからダ!』の方を先に学習してから、本参考書に取り掛かるといった流れがおすすめです。
こちらも入試で頻出のキーワードを取り扱った問題集になっていますが難易度的には易しくなっています。ただしを使われている例文の難易度は結構高いので、まずはしっかりとキーワードの意味を正確に抑えるように意識して学習しましょう。
『現代文 キーワード読解 頻出テーマ×必修語160×入試問題』が本文の文脈に慣れ親しむことを目的としているのに対して、『ことばはちからダ!』の方は現代文で頻出のテーマやキーワードの意味をしっかり押さえることを目的としているため、用途を分けて使用することをおすすめします。
到達できるレベルとしては、 『ことばはちからダ!』の方が日東駒専・共通テストレベルであり、『現代文キーワード読解 頻出テーマ×必修語160×入試問題』の方は国公立大学の二次試験や難関私大レベルまで対応できるため、2つの参考書のレベルはある程度離れています。
自分の志望する大学の入試問題レベルや、現代文に対する苦手意識に応じてどちらの参考書からスタートするかを決めるようにしましょう。
『現代文キーワード読解』を使った学習の進め方
この参考書は前述の通り、キーワードの意味を逐一暗記していくというよりはそのキーワードが使われている文脈を本文の中で読んで慣れ親しんでおくという目的で使うのがおすすめです。
そのため、知識が身についているかどうか確かめる復習として使うというよりは、 その分野に対しての苦手意識がなくなるぐらいに何度も繰り返し読んでおくという学習方法をお勧めします。
できれば、そのテーマの本文が出題される場合に頻出の考え方やよく議論されるポイント、それに対しての反対意見や賛成意見などを自分なりに説明できると完璧です。
最初はぼやっとしたイメージを把握するぐらいで構わないので、とにかく本文に慣れ親しんでテーマに対する理解を深めていきましょう。この参考書に記載されているテーマが大体分かれば、現代文で出題される読解問題で困ることはほとんどないと言えます。
『現代文キーワード読解』のまとめ
『現代文キーワード読解 頻出テーマ×必修語160×入試問題』は、 大学入試の現代文で頻出のテーマやキーワードについて扱った良書です。
ただし、キーワードの意味を一つ一つ覚えるというよりは、そのキーワードがどのような本文の中で、どういう文脈で使われているのかという点に慣れ親しむ目的で使うのが理想的です。
何度も繰り返し読んでおくことで、大学入試の現代文で出てくる各テーマについての苦手意識をなくしていきましょう。なお、現代文の読解が苦手な人やそもそもの語彙力が足りていないと感じる人は、これと同じキーワードを扱った参考書でより難易度の低い『ことばはちからダ』の方から着手することをおすすめします。
まずは基本的な言葉の意味を抑えた上で、各テーマの前提知識を深めていくようにしてください。
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