科目 | 現代文 |
出版社 | 河合出版 |
目的 | 現代文の語句の意味理解 |
対象者 | 語彙力を強化したい人 |
難易度 | 入試標準レベル |
分量 | 1208ページ |
使用期間 | 高三12月ごろまで |
ジャンル | 現代文参考書 |
・具体的なオススメポイント
現代文で頻出の難しい語句の意味が分かりやすく解説されている
・注意点
近代に関する語句は難しいが頻出のためしっかり理解しておくこと
大学入試の現代文で頻出の重要語句について学べる参考書『ことばはちからダ』
今回ご紹介する『ことばはちからダ』は、大学入試の現代文で良く出題される重要な語句について学べる参考書です。普段の日常生活ではあまり目にすることの無い単語、たとえば「パラダイムシフト」や「捨象」といったキーワードの意味や、関連する知識がまとめられています。
現代文の問題では、様々な大学で繰り返し出題されている重要な単語があるため、意味をあらかじめ知っておくと有利です。一度見たことのあるキーワードが出題されていれば、本文の意味や要点をスムーズに読解することができます。
今回は、そんな『ことばはちからダ』について、詳しい内容や学習のポイントをまとめました。現代文の得点をアップしたい人はぜひ参考にしてください。
現代文の単語の解説が中心の読み物の様な参考書のため、問題のボリュームはすくない
『ことばはちからダ』は現代文で登場する単語の意味を解説した読み物のような参考書のため、扱われている問題数は少ないです。現代文の問題演習ではなく、知識を増やすための参考書として使用しましょう。なお、『ことばはちからダ』に掲載されている重要語句についての理解度を試すための問題も出題されていますが、中には共通テストや難関大学で過去に出題された問題もあるため難易度は高いです。
そのため、問題が解けなくても焦る必要はありません。掲載されている問題を通じて、それぞれの重要語句がどのような形で出題されているのかが把握できれば大丈夫です。現代文で登場する難しい語句については、その意味を直接問われるようなシンプルな問題も頻出のため、『ことばはちからダ』をつかってそれぞれ語句の意味を正確に把握しておきましょう。
また、他の現代文の問題集を解く中で知らない単語が出てきたら、『ことばはちからダ』の解説に目を通しておくこともおすすめです。
現代文の語句の意味に加えて、その語句に関連するテーマや類義語、対義語もセットで学ぼう
現代文の頻出キーワードについて学べる『ことばはちからダ』には、言葉の意味だけでなく、その言葉に関連する知識が詳しく説明されています。「アイデンティティ」や「合理」、「象徴」といった難しい言葉が登場する文章では、これらの単語自体が文章の主題になっているケースも多いです。
そのため、語句の意味と関連知識をセットで覚えておけば、入試本番で本文の要旨を取り違えなくてすみます。また、似たような意味を持つ類義語や、反対の意味を持つ対義語を選ぶ選択問題なども出題されるため、『ことばはちからダ』に登場する語句については類義語や対義語もセットで覚えておきましょう。
関連する知識や反対の意味の言葉をまとめて覚えることで、その言葉のニュアンスがつかみやすくなります。また、『ことばはちからダ』ではそれぞれの言葉の意味をかみ砕いて説明するための具体例も書かれているため、分かりにくい言葉については具体例を手掛かりに意味を把握するのがおすすめです。
出題頻度が高い重要語句から順に並んでいるため最初から順番に読んでいくのがおすすめ
『ことばはちからダ』の内容はいくつかのパートに分かれていて、基礎的な読解力を身に付けるための重要語句から、知っていれば差がつけられるような難しい語句まで順番に掲載されています。そのため、『ことばはちからダ』を使って学習する時は、最初の方から順番に読んでいくのがおすすめです。
入試本番までにあまり時間が残されていないタイミングでこの参考書に取り組む場合には、初めの方に載っている重要語句から順に意味を理解していくようにしましょう。また、『ことばはちからダ』に登場するキーワードの内、「近代批判」というテーマに関連する語句は入試で頻出です。
近代に関する問題は理解するのが難しいものが多く、『ことばはちからダ』の問題も難しくなっていますが、がんばって覚えると高度な実力が身に付きます。ぜひ、近代に関連した重要キーワードの理解を深めていってください。
『ことばはちからダ』のまとめ
今回は、大学入試の現代文で頻出のキーワードが学べる参考書『ことばはちからダ』についてご紹介しました。日常生活ではあまり使われることの無い重要キーワードの内、知っておくと入試で有利になるようなものが詳しく解説されています。現代文の語句は、意味を知っておくと文章の要旨が把握しやすくなるものがあるため、『ことばはちからダ』を使って知っている語句を増やしていくのがおすすめです。
なお、この参考書には問題も含まれていますが、メインは語句の意味を解説した文章の方なので、問題数は少なめです。他の問題集を使って現代文の演習をしつつ、語句の知識については『ことばはちからダ』を使って強化していくようにしましょう。今回ご紹介した情報を参考にて、現代文の実力をアップしていただければ幸いです。
現代文の勉強法が分からない受験生は、武田塾の無料受験相談へ
現代文は、数ある教科の中でも特に勉強法に悩む科目ですね。
「センスがないからやっても無駄」
「そもそもどうやって対策するのか分からない」
そんなお悩みをお持ちの受験生は、武田塾の「無料受験相談」を活用してください。
一人では対策の難しい現代文や、他の教科の勉強法や参考書の選び方をお伝えします!
今の学力から志望校へ行くための「カリキュラム」も無料で作成!
入塾しなくて本当にOKなので、下記からお気軽にお申し込みください!