船口の最強の現代文 記述トレーニング|記述問題の独学に最適な一冊

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船口の最強の現代文 記述トレーニング

現代文の記述問題は、多くの国立大学の二次試験や私大で出題されています。

一方で、「対策方法がわからない」「自己採点が難しく独学しづらい」「受験予定の大学の中で記述の出題が少なく、勉強に時間を割けない」といった悩みを抱える受験生も多いのではないでしょうか。

そんな中人気を集めている参考書が、カリスマ講師である船口先生が作成した『船口の最強の現代文 記述トレーニング』です。

この参考書は、1日1題7日間かけて記述問題の頻出パターンの解法を丁寧に習得するものです。

本記事では、独学に最適な『船口の最強の現代文 記述トレーニング』のレベルや使い方、いつから使ったらいいのかといった疑問に詳細にお答えしていきますので、どうぞ最後までご覧ください。

教材名 船口の最強の現代文 記述トレーニング(大学受験Nシリーズ)
ジャンル 現代文
出版社 学研プラス
出版日 2018/12/11
必要時間目安 7日間(1日1題、7日間完成)
目指す大学群レベル 東京一工、旧帝大、早慶上智、GMARCH
分量 221頁

具体的なおすすめポイント

  • 1日1題7日間の短期間で、頻出パターンの解法を習得できる
  • 解説や添削例が豊富で、独学に適している
  • やさしくわかりやすい語り口の説明で、苦手な人にも取り組みやすい

注意点

  • 問題量は少ないため、他の問題集と組み合わせて演習量を確保する必要がある
  • 話し言葉で読みやすいため、読んだだけで理解できたと錯覚しないようにする

記述の解法が短期間で独学できる参考書『船口の最強の現代文 記述トレーニング』

『船口の最強の現代文 記述トレーニング』は記述問題の頻出パターンの解法に特化し、1日1題ずつ7日間で短期完成することができるよう構成されています。

また、解法の解説、解答、添削例が非常に詳しく充実しているため、いつからでも気軽に独学することが可能です。

基礎固めから入試問題対策まであらゆるレベルの受験生に有益で、独学での勉強でも短期間で現代文の記述を学びたい、という方は一度手に取ってみることをおすすめします。

船口の最強の現代文 記述トレーニングはどんな人におすすめ?

『船口の最強の現代文 記述トレーニング』は特に記述問題に初めて取り組む人や現代文に苦手意識のある人が、独学で解法を習得したい場合におすすめです。

船口先生の講義さながらの親しみやすい語り口で、抵抗なく取り組むことができます。

また、受験予定の大学に記述問題がない人も、ぜひ現代文対策として活用してみてください。

記述で解答する思考回路が身につけば、選択肢がない状況でも自分で解答を導き出せます。

共通テストのように紛らわしい選択肢が多い場合でも、自分なりの解答を思い浮かべながら選択肢を吟味することが可能になり、容易に正しい選択肢を見つけられるようになるでしょう。

『船口の最強の現代文 記述トレーニング』のレベル

『船口の最強の現代文 記述トレーニング』は、GMARCHレベルの難関大学合格を目指す人から国立大学の二次試験合格を目指す人まで、幅広く使用できる参考書です。

その理由は構成にあり、1日1題7日間かけて解法を仕上げる中で、第一日目の基本から徐々にレベルアップし、最終的には入試レベルまでの文章まで網羅されているからです。

問題文は易しい内容ではありませんが、問題文の読解にも重点をおき丁寧な解説がなされています。

そのため、現代文の勉強はしているものの記述問題に初めて挑戦するという人でも抵抗なく取り組め、二次試験の記述対策に時間がかけられない場合など、様々なレベルの受験生の心強い味方となってくれることでしょう。

『船口の最強の現代文 記述トレーニング』はいつから使えばいい?

『船口の最強の現代文 記述トレーニング』は、記述問題だけでなく、読解力養成も含めた現代文の土台を築くのに最適な参考書です。

いつからでも思い立った時にすぐ始められますが、特におすすめなのは余裕のある高校1、2年生ごろに取り組むことです。

この参考書で解法の基礎をしっかりと身に付けた上で現代文演習で実践を積めば、国語を確実な得点源にすることができるでしょう。

入試科目に小論文がある場合や、国語以外の科目の記述対策の基礎としても、早めに取り組んでおくと役立ちます。

『船口の最強の現代文 記述トレーニング』の特徴

『船口の最強の現代文 記述トレーニング』は、独学でも効果的に解法の習得ができるよう構成されています。

主な4つの特徴を、詳細に解説していきます。

解法を習得することができる

『船口の最強の現代文 記述トレーニング』の最大の特徴は、解法を習得することを狙いとした参考書である点と言えるでしょう。

一日ずつテーマが設定されており、まず3ステップで解法を解説→解法にならって自分で解答を作成→問題文の読解説明→記述問題の解答を解説という流れで学習が進みます。

公式のように解き方のパターンを習得できるため、一度習得できれば他の問題でも容易に応用することが可能です。

充実した解説で独学ができる

もう1つの特徴は、充実した解説と解答例にあり、参考書というより読み物に近いと言えるほど解説部分にページが割かれています

また、独学する際に最も受験生を悩ませるのが自己採点で、なんとなく書いてはみたものの、「これで丸にしていいのかな?」と判断に困りがちです。

本書には採点のポイントや添削例が豊富に掲載されており、自分の解答に足りていない要素が一目瞭然です。

これにより客観的に採点ができ、解答の際の着眼点が明確になるでしょう。

読解力も同時に養成できる

解答方法が記述形式であっても、本文を正確に読解する力は当然重要になってきます。

そのため本書は解法だけでなく、記述力養成の土台となる問題文の読解にも力をいれています

一見難解な文章でも、図解を用いて論理展開を詳しく解説し読み解けるよう工夫されているので、記述力と読解力を国語力の両輪として同時に養成できるでしょう。

受験生の困ったに応えてくれる

本書の巻頭には「記述解答の書き方」に関するQ&Aが掲載されていて、記述問題に取り組む際のよくある疑問を解決してくれます。

さらに別冊の「記述練習帳」では、マス目付きの解答欄が各問題につき3つずつ掲載されており、字数カウントの必要なく何度も繰り返し練習することができます。

1回目の解答と見比べることで、自分の力がついていることを実感できることでしょう。

『船口の最強の現代文 記述トレーニング』の使い方

『船口の最強の現代文 記述トレーニング』は解法の習得に最適な参考書ですが、問題数自体は限られているため、記述問題の導入という使い方をするのがよいでしょう

本書を解き終わった後、次に演習量が豊富な問題集で解法を実践していくことで、さらなる実力をつけることができます。

途中でつまづいた際にこの本に立ち返って復習するというかたちで、何度も繰り返し利用してみてください。

記述問題上達のポイントはとにかく手を動かして、一つでも多くの解答を作成してみることです。

苦手意識があるとつい億劫になってしまう分野ですが、記述練習帳の上手な使い方で効率よく記述力アップを目指しましょう。

『船口の最強の現代文 記述トレーニング』の注意点

一問一問に対し解答を導くまでのプロセスが非常に丁寧に説明されているため、解説を読むと考え方と解答のポイントがよく理解できます。

一方でそのわかりやすさゆえ、解説を読んだだけで満足してしまっていないか、使い方に十分注意を払いながら進めましょう

本当に理解し解法が自分のものになっているか確認するためには、必ず自分で別の問題を解き、同じような形式の問題に対しても解答できるかどうかを確認してみてください。

『船口の最強の現代文 記述トレーニング』|まとめ

大学受験の参考書は数多くありますが、限られた時間の中でどれを選ぶべきか頭を悩ませる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、記述問題対策の独学に最適な『船口の最強の現代文 記述トレーニング』をご紹介しました。

独学では難しかった記述問題も、解法の詳しい解説で着実に実力を養うことが可能です。

記述を学ぶ人だけでなく、現代文に苦手意識のある方にもぜひおすすめしたい一冊です。

一日1題7日間と短期間で学べるため、忙しい受験生がいつからでも気軽に取り組むことができるでしょう。

現代文対策にお悩みの方はぜひお手に取ってみてください。

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