【共通テスト対策】に使用されています。
大学入学共通テストの日本史において最も出題配分が多い近現代ですが、多くの受験生が膨大な出来事の因果関係を理解するのに苦労しています。
さらに、新課程から導入された「歴史総合」への対策も必須となるため、どのように効率的な学習を進めるべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
『共通テストはこれだけ!日本史 講義編2 近現代+歴史総合』は、金谷俊一郎先生による明快な解説で、複雑な日本の近現代史を論理的に解説してくれる名著です。
本記事では、本書の具体的なレベルや効果的な使い方、いつから学習を始めるべきかという点に注目して、詳しく解説をしていきます。
| 教材名 | 共通テストはこれだけ!日本史 講義編2 近現代+歴史総合 |
|---|---|
| ジャンル | 講義 |
| 出版社 | 文英堂 |
| 出版日 | 2024年11月7日 |
| 必要時間目安 | 30時間~50時間 |
| 目指す大学群レベル | GMARCH、関関同立、上位国公立大学 |
| 分量 | 272頁 |
具体的なおすすめポイント
- 近現代の複雑な政治や経済の流れが、表解板書によってクリアに整理できる
- 「歴史総合」の範囲も網羅されており、世界史との関連性も自然と身につく
- 「時期判定問題」に特化した解説があり、短期間で得点力を引き上げられる
注意点
- 難関私大の記述問題対策には別の用語集が必要になる
- 第1巻である「古代・中世・近世」を終えていないと、歴史全体のつながりが見えにくい
- 過去問や予想問題集を併用してアウトプットをする必要がある
日本史の近現代を最短で得意にするための一冊
『共通テストはこれだけ!日本史 講義編2 近現代+歴史総合』は、共通テストの配点の約半分を占める近現代と、新科目である歴史総合に特化した画期的な参考書です。
多くの受験生が苦手とする、明治以降の政治外交や昭和の複雑な経済史を、ストーリー仕立てで記憶に定着しやすい形で解説してくれる点が最大の魅力と言えます。
金谷先生独自の分析に基づいた、共通テストに出るポイントだけを凝縮しているため、無駄な暗記を省いて最短距離で合格点へと導いてくれる頼もしい存在です。
『共通テストはこれだけ!日本史 講義編2 近現代+歴史総合』はどんな人におすすめ?
本書は、日本史の近現代に対して苦手意識を持っている人や、歴史総合で何を勉強すれば良いのか分からず不安を感じている受験生にとてもおすすめです。
教科書のような堅苦しい文章ではなく、講義を聞いているかのような親しみやすい語り口で解説が進むため、読書が苦手な高校生でもスムーズに内容を理解できます。
また、模試の点数が伸び悩んでいる人や、知識がバラバラでつなげて理解できていないと感じている人が、知識を整理して得点に結びつけたい場合にも適した一冊です。
『共通テストはこれだけ!日本史 講義編2 近現代+歴史総合』のレベル
本書がどの程度の難易度をカバーしているのかを正しく理解することで、自分の現状の学力と目標とするスコアを照らし合わせ、適切な学習計画を立てることができます。
ここでは、本書がターゲットとしている具体的な学力層や、学習を終えた後に到達できる偏差値の目安について、詳しく分析していきます。
教科書レベルの基礎から共通テスト満点を目指す層
本書は、日本史の基礎的な知識がうろ覚えの状態からでも無理なくスタートでき、最終的には共通テストの本番で8割~9割を狙えるレベルです。
難解な用語を詰め込むのではなく、共通テストで問われる歴史の因果関係を重視して解説しているため、暗記に頼らずに高得点を取れる実力が身につきます。
国公立大学や有名私立大学を目指す受験生にとって、共通テスト対策の決定版として活用できる、バランスの良い難易度設定になっていると言えるでしょう。
偏差値50前後から一気にステップアップしたい人
現在、模試などで偏差値が50前後に留まっている受験生が、上位大学への合格を確実にするためのブースターとして本書を活用するのは賢い選択です。
近現代史は出来事が細かく密集しているため、ただ用語を覚えるだけでは偏差値が上がりませんが、本書を使うことでそれらの用語が時系列で整理されます。
基礎を固めつつ、共通テスト特有の思考型問題に対応できる論理的な思考力が養われるため、短期間で偏差値の大幅アップを目指すことも十分に可能となります。
『共通テストはこれだけ!日本史 講義編2 近現代+歴史総合』はいつから使えばいい?
効果的に成績を伸ばすためには、いつからどの教材を導入するかが合格への鍵となりますが、特に範囲の広い日本史においては学習開始のタイミングが重要です。
ここでは、志望校合格から逆算して、本書をいつから学習計画に組み込むのが最も効果的であるか、具体的な時期や学習のペース配分について詳しく解説をしていきます。
高校3年生の2学期から近現代対策を本格化させる
多くの受験生が古代から学習を始めるため、近現代の対策が手薄になりがちですが、いつから本書を始めるか迷った際は高校3年生の9月頃がベストなタイミングです。
1学期までに古代から近世までの基礎を終わらせておき、秋の始まりとともに本書で近現代と歴史総合を一気に固めることで、入試本番に向けたラストスパートがかけられます。
近現代は共通テストで最も差がつく分野であるため、秋から冬にかけて本書を徹底的に読み込むことが、ライバルに差をつけるための最も有効な戦略です。
共通テスト直前期の12月から総仕上げとして活用する
もし他の科目の対策で忙しく、日本史の近現代が後回しになってしまった場合でも、高校3年生の12月からの直前期に本書を導入することで追い上げも可能となります。
本書は重要なエッセンスが極めてコンパクトにまとめられているため、時間のない直前期でも2週間から1ヶ月程度あれば全範囲を一周して知識の整理が可能です。
不安な分野をピンポイントで復習しつつ、金谷先生の音声講義を隙間時間に活用すると、試験直前の短期間で一気に合格ラインまで実力を引き上げることができます。
『共通テストはこれだけ!日本史 講義編2 近現代+歴史総合』の特徴
本書には、他の参考書には見られない独自の工夫や、受験生の理解を飛躍的に助けるための画期的な仕掛けが数多く用意されており、高い合格実績を支える秘訣となっています。
ここでは、本書が受験生から圧倒的な支持を集めている具体的な特徴や、金谷俊一郎先生が提唱する共通テスト攻略メソッドの核心部分について詳しく紹介していきます。
近現代の複雑な因果関係を解き明かす解説
日本の近現代史は数年単位で政権が交代したり、複雑な条約や経済政策が次々と登場したりしますが、本書はそれらの出来事が「なぜ起こったのか」を丁寧に解説しています。
単なる出来事の羅列ではなく、政治・経済・外交の各要素がどのように絡み合っているのかをストーリーとして語ってくれるため、記憶の定着率が高いのが特徴です。
受験生が混乱しやすい昭和史の金融恐慌や戦時体制の流れも、本書の解説を読めば点と点がつながり、一つの大きな物語として理解できるようになるはずです。
新課程「歴史総合」への完全対応
2025年度入試から本格的に導入される「歴史総合」の範囲を、共通テストの出題傾向に合わせて網羅している点も、本書の大きな特徴と言えるでしょう。
日本史の枠組みだけにとどまらず、同時代の世界情勢が日本の歴史にどのような影響を与えたのかという視点が盛り込まれており、新傾向の問題にも自信を持って対応できます。
独学では対策が難しい歴史総合のポイントを、金谷先生が分かりやすく抽出してくれているため、受験生は迷うことなく最新の試験対策を進めることが可能となります。
視覚的に情報を整理する表解板書
金谷先生の代名詞とも言える表解板書は、各単元の冒頭で歴史の全体像を一目で把握できるようにデザインされており、視覚的な学習を支えています。
文章だけでは理解しにくい多国間の外交関係や、国内の政党政治の変遷が、分かりやすい図解によって整理されているため、記憶のフックとして試験本番で役立ちます。
表解板書を頭の中にイメージできるようになるまで繰り返し確認すると、複雑な近現代の知識が脳内に整理されたフォルダのように収納されていくのを実感できるでしょう。
時期判定問題をクリアする識別ワード
共通テストの日本史で最も受験生を悩ませる「時期判定問題」や「並べ替え問題」に対して、本書は「時期識別ワード」という独自の攻略法を提示しています。
ある用語が出てきた瞬間に、それがどの総理大臣の時で、どのような社会情勢だったのかを即座に見極めるためのキーワードが明示されていることが特徴です。
曖昧な感覚で問題を解くのではなく、明確な論理的根拠を持って正解を導き出せるようになるため、本番でのケアレスミスを最小限に抑えられます。
『共通テストはこれだけ!日本史 講義編2 近現代+歴史総合』の使い方
どれほど優れた参考書であっても、そのポテンシャルを最大限に引き出すためには、正しい手順で学習を進める勉強法を実践することが必要です。
ここでは、本書をどのように読み進め、どのように反復学習を行うのが最も効率的であるか、具体的な3つのステップに分けて推奨される使い方を詳しく解説していきます。
表解板書で時代の枠組みを作る
本書における最も効果的な使い方の第一歩は、本文を読む前に各講の冒頭にある「表解板書」をじっくりと時間をかけて眺め、時代の全体像を掴むことです。
近現代は情報の密度が濃いため、まずは「どの時代にどんな主要人物がいたのか」という大きな骨組みを脳内に構築することが、その後の理解を助ける鍵となります。
できれば板書の内容を何も見ずにノートに再現できるレベルまで確認を繰り返すと、歴史の構造が立体的に理解でき、細かい知識を吸収するための土台が完成します。
講義本文で出来事の背景を理解する
全体像を掴んだ後は、金谷先生の講義本文を読み進めていきますが、ここでは「なぜその事件が起こり、その結果どうなったのか」という因果関係を意識することが重要です。
ただ赤字の用語を暗記するだけではなく、本文中の説明を自分なりに噛み砕いて、中学生に説明するような気持ちで内容を再構成しながら読み進めるのが理想的な使い方です。
特に近現代は経済政策が政治に与える影響が大きいため、用語の意味だけでなく、その政策が当時の国民生活や国際関係をどう変えたのかまで深く読み取っていきましょう。
音声講義で知識を定着させる
本書の大きなメリットの一つである無料の音声講義を、勉強の総仕上げや隙間時間の活用として積極的に取り入れることが、知識を長期記憶に変えるための近道となります。
移動時間や寝る前の数分間を利用して、金谷先生の解説を繰り返し聴くことで、目だけでなく耳からも情報が入り、より強固な知識のネットワークをつくることが可能です。
音声を聴きながら、頭の中で先ほどの表解板書を思い浮かべる訓練を積めば、試験本番でどのような角度から問われても即座に答えを導き出せる盤石な実力が身につきます。
『共通テストはこれだけ!日本史 講義編2 近現代+歴史総合』の注意点
本書は効率的な教材ですが、使用に際してはいくつか注意すべき点があり、それらを見落とすと期待したほどの学習効果が得られない可能性があります。
『共通テストはこれだけ!日本史 講義編2 近現代+歴史総合』を使って学習を進めるうえでの注意点を解説していくので、参考にしてみてください。
本書のみで日本史全範囲をカバーできない
本書は「日本の近現代と歴史総合」に特化しているため、これ一冊で日本史の全範囲をカバーすることはできず、必ず第1巻の「古代・中世・近世」編と併用することが必要です。
共通テストでは近現代史の出題範囲が大きいとは言え、全時代をバランスよく学習しないことには、日本史での高得点は難しくなります。
第2巻の学習に熱中するあまり、第1巻の復習がおろそかにならないよう学習スケジュールを調整してください。
本当に理解しているのかのチェックが必要である
『共通テストはこれだけ!日本史 講義編2 近現代+歴史総合』は講義形式の参考書なので「分かったつもりになりやすい」という側面があります。
そのため、必ず問題演習をセットで行い、インプットした知識が自分のものになっているかを確認しなければなりません。
本書だけで学習を済ませず、単元ごとに過去問や模試形式の問題を解くなど、アウトプットを怠らないようにしましょう。
計画的に学習を進めることで、本書の持つ強力な解説力と自分自身の演習経験が相乗効果を生み、共通テストでの勝利を確実なものにすることができるはずです。
『共通テストはこれだけ!日本史 講義編2 近現代+歴史総合』|まとめ
『共通テストはこれだけ!日本史 講義編2 近現代+歴史総合』は、近現代と歴史総合という共通テストの難所を、論理的な勉強法で最短攻略するための必携の書です。
自分の現在のレベルに合わせた使い方を徹底し、いつから始めるべきかというタイミングを逃さなければ、短期間でも驚くほど日本史の得点力は向上します。
金谷先生の情熱的な講義と緻密な分析が詰まった本書は、あなたの受験勉強における最高のアドバイザーとなり、第一志望合格への道を明るく照らしてくれるでしょう。






